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「カフェ&ラウンジ トリコロール」 新丸ビル
東京
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「カフェ&ラウンジ トリコロール」は新丸ビル5階にあります。
場所は千代田区丸の内1-5-1です。

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以前、「ig cafe(イグ・カフェ)」のあった所で、今年の7月にオープンしたお店です。
店内は約30席、全席禁煙、内装は前とほとんど同じです。
「イグ・カフェ」の頃と同じく、お客さんで賑わっていました。

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ランチにはカレーや野菜スープ+パンなどがあります。

BLTサンド550円とプチグリュイエールチーズ350円です。
ブレンドコーヒー600円とアイスコーヒー600円はセットでそれぞれ100円引きになります。

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オープンしてすぐの頃に行ったのですが、保温ポットから注がれたコーヒーの
味は普通でした。
何か月か経ったので、また試してみたいです。

隣には、丸の内2丁目にあった、同じ系列の「メゾン・バルザック」も越して来ました。


【2017/10/15 18:33】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「江戸の琳派芸術」展 出光美術館
日比谷・有楽町
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丸の内の出光美術館では「江戸の琳派芸術」展が開かれています。
会期は11月5日(日)までです。

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17世紀に京都で興った琳派は19世紀に江戸にも移り、酒井抱一と弟子の
鈴木其一によって洗練されていきます。
展覧会では出光美術館の所蔵する江戸琳派の作品を中心に、約40点が
展示されています。

「風神雷神図屏風」 酒井抱一 二曲一双
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俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を尾形光琳が模写し、さらにそれを酒井抱一が
模写したものです。
琳派の継承の流れを伝える作品ですが、宗達に比べ抱一の風神雷神は顔が
かなり優しくなっています。

酒井抱一(1761-1828)は姫路藩主酒井家の次男で、尾形光琳(1658-1716)の
画風を受け継ぎ、江戸の洒脱な気風を取り入れた江戸琳派の祖となっています。

「八ツ橋図屏風」(左隻) 酒井抱一 六曲一双
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尾形光琳の「八橋図屏風」を写したものですが、葉によって色の濃さを変えて
表裏を表し、燕子花の数も光琳の130輪に対し、80輪に減らし、てすっきりと
まとめられています。
地は紙ではなく絹地に金箔を貼り、さらに金泥を刷いてあるそうです。

「紅白梅図屏風」 酒井抱一 六曲一双
右隻(部分)
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左隻(部分)
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月夜を思わせる銀地の右隻にふくぶくとした紅梅、左隻に清雅な白梅を
配しています。
たらし込みを使った枝は伸びやかです。
元は金地屏風の裏側で、屏風を折りたたんだ時に裏の面同士の
当たる場所に紅梅の顔料が付着した跡が付いているのが分かります。
酒井抱一は金地屏風の裏に使われる銀地の画面を好んでいたようです。

「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」 酒井抱一 六曲一双
右隻
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左隻
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月次花鳥図の型に拠りながら、昆虫や小鳥、外来種の向日葵なども
取り入れて、現実感のある季節を描き出しています。
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右: 紫陽花に蜻蛉です。
中: 向日葵を描くと絵の重心が高くなります。
左: 柿の木に目白が目白押しに並んでいます。

十二ヵ月花鳥図は文政6年(1823)の年記のある、三の丸尚蔵館所蔵の作品を始め
7組ありますが、抱一の工房、雨華庵(うげあん)の画家たちの参加があると
思われるそうです。

「燕子花図屏風」 酒井抱一 享和元年(1801年) 二曲一隻
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余白を大きく取った無地の画面に、水墨と群青の燕子花が弧を描くように
並べられています。
燕子花の色は濃淡があり、淡い水墨の葉にはたらし込みが使われています。
枯れた葉もあり、蜻蛉も一匹とまっているのが見えます。
繊細で叙情的な、俳味も感じられる風景です。

「糸桜・萩図」 酒井抱一 
琳派021

10月15日までの展示です。
糸桜の枝が奇抜な形に曲がっています。
短冊と色紙には酒井抱一自作の句が自筆で書かれています。

糸桜  そめやすき 人のこゝろや 糸さくら
萩   白萩や 有明残る 臼の跡


鈴木其一(1796-1858)は酒井抱一の弟子で、酒井抱一の洗練された洒脱な画風を
更に進めて、抱一の抒情性に対し、明快で理知的な作品を描いています。
酒井抱一の代筆もしていたようで、抱一作とされながら、其一の画風のはっきり表れた
屏風も展示されています。

「桜・楓図屏風」 鈴木其一 六曲一隻
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楓は紅葉でなく青葉を描き、桜花の白と対比を見せています。
くっきりとした明快な図柄と強い色彩が鈴木其一の特徴です。

「四季花木図屏風」 鈴木其一 六曲一双
右隻
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左隻
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右隻(部分)
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右隻には白牡丹を囲むように紅白梅、蒲公英、菫、燕子花が
描かれています。
左隻に描かれているのは楓、白菊、桔梗、水仙、薮柑子です。

「三十六歌仙図」 鈴木其一
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尾形光琳の描いた図柄を元にしていて、其一が抱一を越えて、光琳への関心が
高かったことを示しています。
掛軸ですが、表装の扇面流しや錦の模様も一緒に描く、描表装(かきびょうそう)
という手法を用いています。
軸も螺鈿を使っていて豪華です。

描かれているのは35人で1人足りないのは高貴な身分の斎宮女御(徽子女王)を
御簾によって暗示しているためとのことです。
右側の矢を背負った武官の装いの美男子は在原業平でしょう。
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「秋草図屏風」 鈴木其一 ニ曲一隻
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銀地に萩、薄、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝顔が描かれ、万葉集の山上憶良の歌、
2首が添えられています。

秋の七草は山上憶良の歌に拠っています。

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秋の野に 咲きたる花を指(および)折り かき数ふれば七種(ななくさ)の花

萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花

「蔬菜群虫図」 鈴木其一 
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胡瓜、茄子、蛇苺と雀、赤蜻蛉、糸蜻蛉、虻、蛇の目蝶が描かれています。
胡瓜と茄子の実は真っ直ぐに垂れ下がり、抒情性のある抱一に比べ、
デザイン性の強い其一の特徴が出ています。


江戸琳派の粋を味わえ、同じ江戸琳派の中でも、酒井抱一と鈴木其一の
画風の違いも分かる、面白い展覧会です。

展覧会のHPです。

次回の展覧会は、「書の流儀Ⅱ―美の継承と創意」展です。
会期は11月11日(土)〜12月17日(日)です。

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【2017/10/14 19:50】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「イノダコーヒ 横浜高島屋支店」
横浜
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「イノダコーヒ 横浜高島屋支店」(何度も書きますがコーヒーではありません)は
横浜タカシマヤの6階にあります。

イノダの看板の大きな赤いコーヒーミルも置いてあります。

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約70席の店内は全席禁煙、ちょっとクラシックな雰囲気の店内です。
イノダコーヒ定番のメニューが揃っています。

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オムライスセット1470円です。

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きれいに作られていて、コクがあり、美味しいです。

セットのコーヒーは「アラビアの真珠」にしました。

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こちらはタマゴサンド780円です。

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イノダコーヒは、関東ではこの横浜高島屋支店と東京大丸支店があります。
どちらのお店も京都の本店とはかなり雰囲気がちがいますが、それぞれの
地域になじんでいるようです。

「イノダコーヒ東京大丸支店」の記事です。


【2017/10/13 21:15】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ほとけを支える ―蓮華・霊獣・天部・邪鬼―」 根津美術館
表参道
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表参道の根津美術館では企画展、「ほとけを支える
―蓮華・霊獣・天部・邪鬼―」が開かれています。
会期は10月22日(日)までです。

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蓮華や霊獣・天部など、ほとけを支える存在に焦点を当てた展覧会で、
根津美術館のコレクション、約40点が展示されています。

「大日如来像」 平安時代 12世紀 重要文化財
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大日如来は密教の中心にある仏です。
如来は悟りを得た存在であるため、通常は装身具を着けない姿で表されますが、
大日如来は宇宙のすべてを包摂することを表すため、宝冠や瓔珞(ようらく)を
着け、豪華な宝壇の上の蓮華座に坐しています。
輪郭線はくっきりとして、肌色に濃淡を付けて、お顔や腕の立体感を表しています。
平安後期の貴族の「美麗」と呼ばれる美意識に拠っているとのことで、
やや下ぶくれのお顔の、荘厳で繊細な雰囲気の仏です。

「釈迦三尊像」 南北朝時代 14世紀
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釈迦は赤い衣を着け、光背にはぼかしが入っています。
乗っている蓮の花は通常は花弁が上を向く仰蓮ですが、この絵では花弁が開ききって、
雄しべが見える形で、宋・元の仏画に見られる描き方とのことです。
脇侍の獅子に乗った文殊菩薩と白象に乗った普賢菩薩には動きがありますが、
獅子と白象はゆったりうずくまる形で描かれています。


「文殊菩薩像」 鎌倉時代 14世紀
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文殊菩薩は智慧を司る菩薩で、獅子に乗った姿で表されます。
獅子は振り向きながら咆哮しているところです。

「降三世明王像( 五大尊より)」 鎌倉時代 13世紀 重要美術品
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降三世明王(ごうざんぜみょうおう)は不動明王など五大明王の一尊で、
明王は密教において大日如来の命により民衆を教化する役割を担っています。
降三世明王はヒンドゥー教の神、大自在天(シヴァ)と、その妃の烏摩妃
(パールヴァティー)を踏みつける姿で描かれます。

「毘沙門天像」 鎌倉時代 14世紀
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毘沙門天は仏教の守護神である四天王の一尊である多聞天の別名です。
甲冑を着け、棒や宝塔を持ち、邪鬼を踏みつける姿で表されます。
上杉謙信が信仰し、「毘」の字を旗印に用いたことで知られています。

ふんどし一つで、四天王たちに数百年間踏みつけられている邪鬼の姿には
つらいものがあります。

「阿弥陀二十五菩薩来迎図」 鎌倉時代 14世紀
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阿弥陀如来に従う諸菩薩が雲に乗り、楽器を奏でながら死者を迎えています。
平安時代に比べ、鎌倉時代の来迎図は雲の尾を長く曳かせ、スピード感を
出しているそうです。

「金剛界八十一尊曼荼羅」 鎌倉時代 13世紀 重要文化財
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曼荼羅(まんだら)は密教の世界を絵画化したもので、両界曼荼羅や
浄土曼荼羅などさまざまの種類があります。

金剛界曼荼羅は金剛頂経に基くもので、八十一尊曼荼羅はその一種です。
金剛とはダイヤモンドのことで、堅固な悟りの世界を大日如来を中心に整然と
並んだ諸尊によって表しています。
八十一尊曼荼羅は慈覚大師円仁が唐から請来した図に基くとされ、
天台宗系に伝わる曼荼羅です。
滋賀県の金剛輪寺に伝来していました。


「善光寺縁起絵」 鎌倉時代 13〜14世紀 重要文化財
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阿弥陀三尊像が長野の善光寺に祀られるまでを描いた三幅対の真中の絵です。
善光寺阿弥陀の特徴である一光三尊(一つの光背の中に三尊が立つ)形式の
阿弥陀像の下には善光寺の伽藍が描かれています。
礼拝の対象としての仏画と縁起絵とを組合わせた図像とのことで、阿弥陀三尊は
金色に輝いています。


展示室5は「水瓶」の展示で、瓶や水差しなど、水の器が揃っています。

「五彩孔雀文仙盞瓶」 景徳鎮民窯 施釉磁器 明時代 16世紀
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仙盞瓶(せんさんびん)はペルシャ風の形をした水差しのことです。
金襴手の彩色が華やかです。

「白磁浄瓶」 施釉炻器 唐時代  8世紀
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僧が浄水を入れる金属製の器をかたどっています。
白磁は白い生地に透明な釉薬をかけたものですが、これは生地の上に白い土を
かぶせてから透明な釉薬をかけてあるそうです。
丸みのあるおだやかな形で、浮き出した土の色に温かみがあります。


展示室6のテーマは「菊月の茶会」です。
菊月は旧暦9月のことで、秋にちなんだ茶道具の展示です。

「一重切花入 銘 三井寺」 千宗旦作 江戸時代 17世紀
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千利休の作った、園城寺という名の一重切花入に倣って、孫の宗旦が作ったものです。
謡曲の「三井寺」は中秋の名月の日の三井寺(園城寺)を舞台にしています。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展、「鏨(たがね)の華―光村コレクションの刀装具―」です。
会期は11月3日(金・祝)から12月17日(日)です。

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【2017/10/12 19:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「小野月世 水彩画展」と「野村重存展」 銀座 日動画廊
東京
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丸善丸の内本店4階ギャラリーでは、「小野月世 水彩画展」が開かれています。
会期は10月17日(火)までです。

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技法書、「小野月世の水彩画 人物レッスン」の出版記念の展覧会で、水彩による
人物画や静物画、約25点が展示されています。
心がザワつくような絵ではなく、美しいもののかけらを描き残したいとのことで、
明るく華やかな色彩が広がり、水彩画らしいみずみずしさが魅力です。

2010年に銀座の日動画廊で開かれた、「小野月世展 光を求めて」の記事です。


同じ4階ギャラリーで、「野村重存展―風景水彩画を中心に―」が開かれています。
会期は10月17日(火)までです。

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「野村重存 絶対に受けたい水彩画講座」の出版記念の展覧会で、水彩や素描による
風景画が展示されています。
国内外の自然や民家、都市の味わい深い風景が描かれています。


【2017/10/11 21:09】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

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