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サントリー美術館「天地人−直江兼続とその時代−」展
六本木・乃木坂
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六本木のサントリー美術館で開かれている「天地人−直江兼続とその時代−」
展に行ってきました。
期間は7月12日(日)までです。
6月27日からは狩野永徳作の「国宝 上杉本洛中洛外図屏風」が展示される
ので、それに合わせて行ってきました。

美術館のある東京ミッドタウンの入口です。

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ホールのオブジェです。

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さ3


芝生の上で体操している謎の集団。

さ4


さ2


最初に、上杉家に特有の、鍔の無い刀の拵えや、兜のしころが二重になった
鎧が展示されています。
今回は展示されていませんが、有名な「愛」の字の前立の兜も、しころが
二重になっています。

「飯縄権現立像(兜前立)」
上杉謙信の兜の前立で、烏天狗の姿をした不動様が火炎を背負い、
大きな尾の狐に乗っています。
飯縄権現は戦いの神様として、信仰を集めたとのことですが、その姿には
不気味な凄みがあります。

織田信長が永楽通宝を描いた、現世的な旗指物を使っていたのに比べると、
謙信が中世の世界に生きた武将であることを感じさせます。

「川中島合戦図屏風」
六曲一双の屏風で、右側に天文23年(1554年)、左側に弘治2年(1556年)の
戦いが描かれているとのことです。

右の屏風では武田信玄と上杉謙信が馬上で太刀で斬り結んでおり、
山の上から旅姿の南光坊天海がそれを眺めています。
謙信はおなじみの頭を布で包んだ姿ですが、謙信が法体になったのは
川中島の戦いの後とのことなので、この姿は史実と合いません。
また、信玄と謙信の一騎打ちは甲陽軍鑑などでは、永禄4年(1561年)と
される有名な激戦でのこととされています。

天海が川中島の合戦を目撃したというのも、上杉家に伝わる話のようですが、
本当のところは分かりません。

左側は、甲陽軍鑑などでは永禄4年のことととされている激戦の場面です。
武田信玄の陣所には上杉勢が押し寄せ、山本勘介も描き込まれています。

「上杉本洛中洛外図屏風」
上洛を果たした織田信長が、天正2年(1574年)に上杉謙信に贈った物と
伝えられています。

六曲一双の屏風で、左側に上京、右側に下京を描き、右側の屏風の右端に
小さく「南」と書かれています。

金閣、清水寺、三十三間堂、東寺、南禅寺、天竜寺などおもな神社仏閣が
描かれています。

金閣のあたりの北山は雪景色で、当時から雪景色なら金閣と思われていた
ことが分かります。
天竜寺のある嵯峨野では、紅葉狩りの人々が紅葉の枝を枝をかざして
歩いています。
春の景色もどこかにあるはずですが、探しても見つかりませんでした。

2500人程が描き込まれているとのことで、町を行きかう人々、田舎の農作業、
祇園祭、鷹狩りの一行、川の漁、相撲、闘鶏、弓矢や刀を持ち出しての喧嘩、
子供たちの綱引き、猿回し、琵琶法師を追う犬などがていねいに、こまごまと
描かれています。

御所や武家屋敷も大きく描かれ、「公方様」と書かれた屋敷に入ろうとする
行列が見えます。
行列の主で、輿に乗っている人物が上杉謙信ではないかと言われています。
前を行く馬には赤い毛氈が掛けてあり、これは管領の格式を表していると
いうことです。
ただ、天正2年だと、信長が15代将軍足利義昭を追放した翌年なので、時期が
合わなくなります。
そこで、13代義輝が作らせた屏風を後に信長が手に入れ、謙信に贈ったという
説が有力になっているとのことです。
皆さん、この行列の話を知っていて、これが謙信だとささやいていました。

織田信長は上杉謙信の武威を畏れ、ご機嫌を取るため、この大作を贈ったと
思われ、上杉家にとって家門の栄光の証しといえるでしょう。

「直江状」
上杉景勝の家老、直江兼続が豊臣秀吉没後の徳川家康の行動を非難して
家康を怒らせ、上杉征伐の元となったといわれる、有名な文書です。
原本は残っていないので、代々書き写された物が残っています。
最初から現在残されているような文面だったかは不明ですが、現在の形に
近いものだったようです。

江戸時代を通じて、あちこちで筆写されてきたということは、徳川家への反感を
持つ者が多かったことを示しています。
これも上杉家の意気を表すものでしょう。

他にも多数の資料が展示されていて、興味深い展覧会でした。

展覧会のHPです。


【2009/07/03 07:07】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
飯田橋から神楽坂散策
飯田橋・神楽坂
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photo by taro

飯田橋から神楽坂にかけての写真です。

飯田橋駅近くです。
少し歩くと神楽坂に出ます。

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飯田橋セントラルプラザラムラです。

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水と緑のエリア、ラムラ前です。

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神楽坂の街は「神楽坂まつり」の提灯で飾られています。

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神楽坂のシンボル、毘沙門天です。

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上島珈琲店の神楽坂店です。

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フレンチの店も色々あります。

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鈴や小物を売っているお店です。

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神楽坂にはあちこちに趣のある小路があります。

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写真を撮っている人も多いです。

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美味しい鳥料理屋さんです。

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【2009/07/01 08:10】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
市ヶ谷から飯田橋
市ヶ谷・飯田橋
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photo by taro

梅雨の合間に、市ヶ谷から飯田橋にかけて歩きました。

市ヶ谷の釣堀は賑わっています。

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お堀端の市ヶ谷駅です。

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市ヶ谷から九段に向かう靖国通りです。

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飯田橋に続くお堀端の土手道です。

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市ヶ谷の方に振り返ります。

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飯田橋に着きました。

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飯田橋のボートハウスです。

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【2009/06/29 00:31】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
東京駅 「アロマ珈琲」
東京・京橋
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「アロマ珈琲」は東京駅八重洲地下街のローズロードの京橋寄りにあります。
レモンロード側からも入れます。

地下街のシンボル、「銀の鈴」です。

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木調でまとめた店内は半地下になっていて、窓際の席に座ると、
通路を通る人たちの足元がよく見えて、面白い感じです。
場所柄、お店はすぐにサラリーマンで一杯になります。

あ4


朝7時からのモーニングセット500円です。
厚さ3センチほどもあるジャンボトーストに、殻付きゆで卵です。

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サイフォンで淹れたコーヒーは美味しく、お替りができます。
店員さんの目も行き届いています。

BGMはロックやフォークです。

ボブ・ディランの「風に吹かれて」が聞こえてきました。

The answer is blowin' in the wind.

今度は聴いたことのある曲だな、と思っていると、「We Are The World」の合唱が
始まりました。

We are the world.
we are the children.

マイケル・ジャクソンたちが中心になって作った、アフリカ飢餓救済キャンペーン
の曲ですが、発売は1985年とのことです。
ボブ・ディランも参加して、ソロを歌っています。
マイケルの高音はきれいだな、と改めて思いながら聴いていました。

数日経って、そのマイケル・ジャクソンが亡くなったというニュースを聞きました。
時とはそういうものでしょうか。
自分が、時という風に吹き晒される思いがします。


【2009/06/27 01:14】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
講談社野間記念館 「近代日本の花鳥画〜花と鳥の肖像」展
護国寺・江戸川橋
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文京区関口にある講談社野間記念館で開かれている「近代日本の花鳥画〜
花と鳥の肖像」展に行ってきました。
期間は7月20日までです。

2000年設立の新しい記念館で、講談社の創業者の野間清治による大正から
昭和初期にかけてのコレクションを中心にしています。

ポスターに、向かいの東京カテドラルの鐘楼が映っています。

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広い庭の中にあります。

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休憩室もあって、庭を見渡せます。

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今度の展覧会では、荒木十畝(1872〜1944)の作品が多く展示されています。

荒木十畝「梅に烏」1909年
墨絵の屏風絵で,白梅の枝にからすが一羽止まっています。
梅に鴬ではなく、白梅に黒いからすという面白い取り合わせです。
からすというのは孤独を感じさせる鳥で、墨絵に良く合う画材です。

荒木十畝「黄昏」1919年
大きな掛軸で、庭の紫苑の一群れです。
紫苑は、手前は群青色、奥の方は薄緑色で、画面に奥行きがあります。
空には半月がぼんやりと浮かび、紫苑の陰の暗がりの中であたりを覗う
白猫と静かに響き合っています。

荒木十畝「残照」1920年
同じ大きさで、柘榴と山茶花です。
柘榴の実は赤、山茶花は薄赤、おしべは金色で、華やかな中に、
はかなさを感じます。
山茶花の葉は青緑で、暮れかけの薄暗さを表しています。
画面の裏側に金箔を貼り付ける、裏箔という技法で、夕暮れの
あわあわとした光の中の情景を写し出しています。

速水御舟「朱華琉璃鳥」1933年
椿の枝に琉璃が一羽止まっています。
椿の葉は黒く、ほっそりと青い琉璃と、ぼってりと赤い椿を際立たせています。
速水御舟らしい、粘っこい画面作りです。

徳岡神泉「鶉図」1935年
縦長の掛軸で、余白を大きく取り、数本の木賊の中の一羽のうずらを
描いています。
うずらの表情はするどく、画面に緊張感があります。

西村五雲「夏木立」1936年
小品で、枝に止まる一羽のみみずくです。
背景を省略した画面の中で、振り向いてにらんでいます。
西村五雲は、緊張感のある、するどい筆使いが特徴です。


色紙の十二ヶ月図も多く展示されています。
十二ヶ月図というのは、それぞれの月に因んだ植物や鳥の絵を十二枚
描いたものです。
小さな画面を使っての画家の個性や工夫を観ることが出来ます。

堂本印象 1927年
絵具の濃淡で立体感を出しています。
後には抽象画にまで進んだ堂本印象の初期の伝統的な手法による作品です。

福田平八郎 1930年
対象は単純化され、モダンですっきりしています。

上村松篁 1931年
福田平八郎と同じく単純化されています。

木村武山 1932年
琳派のたらし込みの技法がよく使われています。

宇田荻邨 1933年
京都系統の画家らしい、穏やかで、愛らしい画風です。

徳岡神泉 1934年
対象を追求し、細かく描き込んでいます。

展覧会のHPです。


帰りは目白坂を下り、坂の途中にある「関口フランスパン目白坂本店」
パンを買って帰りました。

の7


【2009/06/24 00:38】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

Author:nekoarena(chariot 他)
東京のビルの多い街で暮らしています。

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