FC2ブログ
次のページ
「キリコラウンジ」 銀座
銀座
chariot

銀座に行った時に、東急プラザ銀座の6階にある「キリコラウンジ」にある
「数寄屋橋茶房」のセルフサービスのエリアで、一休みしました。
場所は中央区銀座5-2-1です。

すIMG_0246 - コピー


フリースペースで、27mの吹抜けから江戸切子を模した大きなオブジェが
下がり、広くて開放感があります。

数寄屋橋の交差点も見下ろせます。
夜に行ったので、夜景が輝いていました。

すIMG_0265 - コピー

すIMG_0272 - コピー


エルメスの屋上の騎馬像は夜も旗をなびかせています。

すIMG_0262 - コピー


「数寄屋橋茶房」でテイクアウトした、カフェオレ550円と、黒蜜と黄な粉のクッキー200円です。

すIMG_0255 - コピー


静かな雰囲気で、夜の銀座の景色を楽しめる所です。

以前、「数寄屋橋茶房」に行った時の記事です。


【2019/07/19 21:00】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「原三渓の美術」展 みなとみらい 横浜美術館
横浜
chariot

みなとみらいの横浜美術館では、「原三渓の美術」展が開かれています。
会期は9月1日(日)まで、休館日は木曜日です。
会期中、細かい展示替えがあるので、展覧会のHPでご確認下さい。

原img001 (1)


横浜を中心に活動した実業家、原三渓の「美術品のコレクター」「茶人」「アーティスト」
「芸術家のパトロン」としての側面を紹介する展覧会です。
原三渓(1868-1939)は岐阜県の出身で、初名は青木富太郎、横浜の原家の養子となり、
絹糸の製造と貿易で財を成しています。
美術品のコレクター、芸術家のパトロンとしても知られ、また三渓園を造ってもいます。

プロローグ

「武蔵野隅田川図乱箱」 尾形乾山 寛保3年(1743) 大和文華館 重要文化財
光琳img308 (7)

8月7日までの展示です。
木製の箱で、外側に薄、内側に川波、蛇篭、水鳥が描かれています。 
伊勢物語の中の、隅田川で遠く離れた都を懐かしむ場面を想像させます。
波は琳派風の面白い形をしています。

 名にし負はばいざこと問わん都鳥わが思ふ人はありやなしやと


第1章 三溪前史――岐阜の富太郎

岐阜時代の資料です。
岐阜では母方の叔父から絵画を学んでいます。


第2章 コレクター三溪

茶人だった原三渓は始め、茶道具を集め、やがてコレクションの幅を
大きく広げていきます。

「孔雀明王像」 平安時代・12世紀 東京国立博物館 国宝
原img001 (5)

原img001 (6)

8月7日までの展示です。
孔雀は毒蛇を食べてしまうことから、孔雀明王は災厄や苦痛を取り除く
功徳があるとされています。
4本の手は孔雀の尾羽根、開敷蓮華(開いた蓮華)、ザクロ、倶縁果
(レモンなどの果実)を持ちます。
金箔を糸のように細く切って貼り付けた截金(きりかね)で飾られた羽根が
きらびやかです。
原三渓が35歳の時に、元老の井上馨から当時としては破格の1万円で
購入したことで評判になっています。

「蜀葵遊猫図」 伝毛益 南宋時代・12世紀 大和文華館 重要文化財
原img001 (3)

8月7日までの展示です。
毛益(生没年不詳)は中国の南宋画院の画家で、小鳥や小動物の描写に巧みでした。

「龍虎図屏風」 雪村周継 室町時代・16世紀 根津美術館
(左隻)
絵の音002

8月16日からの展示です。
虎が吼えて起こす強風で竹がなぎ倒されています。
どこか、のどかな顔の虎ではあります。
(右隻:部分)
絵の音007

龍が唸り、雲が湧き、波が逆立っています。
通常は龍虎を左右両隻の端に寄せて描くところ、それぞれの中心に置いて、
迫力を出しているそうです。
河と海の水流と翻波が二つの空間を一つにしています。

「伊勢物語図 武蔵野・河内越」 尾形光琳 江戸時代前期 MOA美術館
原img001 (4)

左の「武蔵野」は伊勢物語の、男が女を盗み出して武蔵野に逃げていくお話です。
男女が草むらで語り合い、手前では松明を手に追手が迫っています。

  むさし野はけふはなやきそ若草のつまもこもれりわれもこもれり

右の「河内越」は男が河内にいる別の女の許に通うのを、女が送り出してから歌を詠み、
物陰に隠れてそれを聞いた男は愛しく思って、河内に行くのを止めたというお話です。
 
  風吹けば沖つ白波たつた山夜半にや君がひとりこゆらん

竜田山は大和と河内の間にある山で、紅葉の名所で、絵にも紅葉が描かれています。

他に、雪舟、狩野永徳、久隅守景、宮本武蔵、円山応挙、渡辺崋山、浦上玉堂、
富岡鉄斎らの作品も展示されています。


第3章 茶人三溪

茶人としての原三溪の紹介で、茶器などが展示されています。


第4章 アーティスト三溪

原三溪の描いた絵の展示です。
岐阜で絵を学んだこともあって、かなりの技量の持ち主です。

「白蓮」 原三溪 昭和6年(1931)
原img001 (2)

白蓮は原三溪の好んだ画題で、輪郭線を用いない没骨法で描いています。


第5章 パトロン三溪

原三溪は特に日本美術院の画家を支援しています。

「賢首菩薩」 菱田春草 明治40年(1907) 
 東京国立近代美術館 重要文化財

菱田003

8月14日までの展示です。
賢首菩薩とは華厳宗第3祖の法蔵のことで、則天武后の庇護を受けて華厳宗を
大成させています。
則天武后に華厳の教えを述べた時、側にあった金の獅子像を使って説明した
という逸話から、横に金獅子が置かれています。
細かい点描を使って色彩を表現するという、斬新な技法に依っていますが、
これも斬新な分だけ当初は不評だったようです。
岡倉天心に請われ、この絵を絵を購入したものの、あまり乗り気ではなく、
後に手放したそうですが、春草の没後にはその作品を13点、入手しています。

下村観山 「白狐」 大正3年(1914) 東京国立博物館
院011

7月24日までの展示です。
再興院展の第1回に出展された作品で、前年に亡くなった岡倉天心を偲んで、
天心の書いたオペラ台本「白狐」、1911年に亡くなった菱田春草を偲んで、
春草の代表作「落葉」「黒き猫」の木立と柏の葉を取り入れています。
稲荷神のお使いの白狐は稲穂を咥えています。
写実でありながら、装飾性に満ち、静かで心に沁みる作品です。
横山大観や下村観山らによる日本美術院庄林業再興に当たって、原三渓は
賛助会員になっています。

「弱法師(よろぼし)」 下村観山 大正4年(1915) 東京国立博物館 重要文化財
下007

下008

下009

8月9日からの展示です。
能の「弱法師」を題材にした作品で、下村観山の代表作です。
讒言を信じた父によって家を逐われた俊徳丸は盲目となり、あちこち彷徨ったのち、
春の彼岸の日に四天王寺に辿り着きます。
満開の梅の傍らに立つ俊徳丸は痩せ衰えた姿で、杖を持ち、大きな赤い入り日に
向かって合掌しています。
束の間の極楽の様を表していて、能の家に生まれた下村観山ならでは作品と云えます。

「近江八景」 今村紫紅 1912年 東京国立博物館 重要文化財
漱石010

8月7日までと9日からで、4幅ずつ展示替えされます。
画像の「比良」で9日からの展示です。
今村紫紅(1880-1916)は日本画の革新を目指して精力的に活動した画家です。
近江八景は中国の瀟湘八景に倣って選ばれ、広重の浮世絵でも有名な景色ですが、
今村紫紅は大胆に再構成して第6回文展に出品しています。

「極楽井」 小林古径 明治45年(1912年) 東京藝術大学大学美術館
香010

8月2日からの展示です。
小石川伝通院裏の宗慶寺にあった極楽井の水を汲む乙女たちです。
白木蓮は裏箔によって描かれているそうです。
イエズス会の紋章を模様にした着物やロザリオなど南蛮趣味をあしらって
いますが、清楚で気品に満ちています。

他に原三渓の支援を受けた横山大観、安田靫彦、前田青邨、速水御舟らの
作品も展示されています。


原三渓のコレクションは戦後、散逸していますが、展示されている作品を観ると、
その質の高さには驚きます。
今回、まとめて鑑賞出来たのはとても良い機会でした。

展覧会のHPです。


横浜美術館では9月1日(日)まで、コレクション展も開かれていて、
横浜美術館のコレクション約280点と、淺井裕介、今津景、菅木志雄の
3人のゲスト・アーティストの作品が一緒に展示されています。

淺井裕介さんの壁画作品、「いのちの木」が円形の展示室の壁一面に
広がっていて、目を奪われます。

コIMG_0912

コIMG_0914


【2019/07/18 20:21】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「salaMandala / アイイレナイ」井上裕起展(立体)」 日本橋髙島屋
日本橋
chariot

日本橋髙島屋美術画廊Xでは「salaMandala / アイイレナイ」井上裕起展(立体)」が
開かれています。
会期は7月22日(月)までです。

井上裕起さん(1972~)は横須賀市出身で、サンショウウオを素材にした
立体作品を制作されています。
「進化」をテーマにしていて、今回はサンショウウオが軍用機など、
なかなか両立しないものと合体しています。

salamander [IREZUMI]
いIMG_0052

いIMG_0050

素材はFRPです。

salamander [HIKESHI]
いIMG_0048

鯢組(さんしょううおぐみ)のまといを持っています。

salamanDharma [世界征服]
いIMG_0069

達磨さんのような姿をしています。

salamander [SUBMARINE]
いIMG_0045

サンショウウオは水辺や水中に住む生き物です。

salamander [TANK-G]
いIMG_0041

陸に上がって、戦車に乗っています。

salamander [WARBIRD]
いIMG_0060

雲の上を飛ぶ零戦でしょうか。

salamander [SHIDEN-KAI]
いIMG_0067

防空戦闘機、紫電改です。

salamander [RAIDEN]
いIMG_0062

こちらも防空戦闘機、雷電です。

salamander [B-29]
いIMG_0055

零戦や紫電改、雷電に喰い付かれていたB-29はキノコ雲に乗っています。

salamander [OSPRAY]
いIMG_0072

今、話題のオスプレイです。

2016年に同じ日本橋髙島屋で開かれた、「井上裕起展」の記事です。


【2019/07/16 20:10】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ミカドコーヒー 日本橋室町三井タワー店」
三越前
chariot

「ミカドコーヒー 日本橋室町三井タワー店」は日本橋室町三井タワーの5階にあります。
場所は中央区日本橋室町3-2-1です。

日本橋室町三井タワーは3月に竣工したビルで、日本橋三井タワーの
新日本橋寄りの隣にあります。

ミIMG_0027 - コピー


今年6月のオープンで、40席ほどの店内は全席禁煙、簡素なつくりです。
朝7時30分の開店で、土日祝はお休みです。

ミIMG_0017 - コピー


中央通り側を眺めます。

ミIMG_0032 - コピー

ミIMG_0029 - コピー

ミIMG_0028 - コピー

ミIMG_0018 - コピー


ケーキセット630円です。

ミIMG_0025 - コピー

ケーキは軽井沢店に由来する旧軽モカロールケーキで、ふわりとして美味しいです。
コーヒーは苦めです。

5階からはオフィスフロアですが、こちらは価格も手頃で、オフィス関係者以外も気軽に
利用できるお店です。


【2019/07/14 18:52】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「日本の素朴絵」展 日本橋 三井記念美術館
三越前
chariot

日本橋の三井記念美術館では特別展、「日本の素朴絵」が開かれています。
会期は9月1日(日)までです。
会期中、一部展示替えがあるので、展覧会のHPでご確認下さい。

素朴絵img973 (1)


仏画や絵巻物の中の、「ゆるい」絵や立体作品の展示です。

「つきしま絵巻」 2巻 室町時代(16世紀) 日本民藝館 (場面替あり)
素朴絵img973 (6)

素朴絵img986 (2)

素朴絵img986 (3)

「つきしま絵巻」は室町から江戸時代にかけて流行した幸若舞
(こうわかまい)の台本を読み物とし、さらに絵を添えて絵巻物に
仕立てた、舞の本絵巻の一つです。
平清盛が摂津国の大輪田泊に人口島の経が島を築くにあたって、
人柱を埋めたという伝説を題材にしています。
屋敷の中には出家して僧形になった浄海(平清盛)たちが座り、
隣では人びとがモッコを担いで工事をしています。
笑ってしまうほどの稚拙さですが、そこが魅力でもあります。

「鼠草子絵巻」 5巻の内、巻2,5 室町~桃山時代(16世紀) サントリー美術館
伽007

伽013

四条堀川に住む鼠の権頭(ごんのかみ)は、子孫が畜生道に堕ちることを
恐れて清水寺に祈願して美しい姫君と結ばれるものの、清水寺にお礼参りに
行っている隙に正体が露見してしまい、世をはかなんで出家するという
お話です。
清水寺での出会いの場面です。
物語では、千利休が茶を点てたり、慕っている若殿様が結婚するとは何てことと、
ねずみの下女が嘆いたり、権頭が源氏物語にちなんだ歌を詠んだりと、
今読んでも面白いお話です。

「おようのあま絵巻」 2巻 室町時代(16世紀) サントリー美術館 (場面替あり)
素朴絵img986 (5)

素朴絵img986 (6)

素朴絵img986 (7)

おようのあま(お用の尼、雑貨を売り歩く尼さん)が侘び住まいする老僧を訪ねてきて、
若い娘を世話しようと持ちかけます。
僧は喜びますが、若い娘と思ったのは実はおようのあま自身だったという、
泣き笑いのお話です。
喜んだ僧が土産に扇を渡している場面です。
掛軸に南無阿弥陀仏と書いてあるので、妻帯を認めた浄土真宗の僧かもしれません。
梅や桜、椿なども咲いて、季節の風情もありますが、建物は透視図法を無視した、
乱暴この上ない描き方なのがご愛敬です。

「付喪神絵巻(つくもがみえまき)」 2巻 室町時代(6世紀) 岐阜市・崇福寺
伽008

伽014

節分の煤払いで不用品として捨てられた、燭台、臼、壷などの古道具類が、
長年のご奉公が報いられなかったと恨んで、人間に復讐しようと妖怪になる、
なかなか面白いお話です。
止めようとした数珠の一蓮を手棒の荒太郎が追い払う場面もあります。
船岡山の奥の長坂に棲み付いた妖怪たちですが、最後は数珠の一蓮の導きで
成仏を遂げます。
モノに対する日本人の感性をよく表した絵巻です。

「伊勢参詣曼荼羅」 2幅 江戸時代(17世紀) 三井文庫
素朴絵img973 (2)

素朴絵img973 (3)

素朴絵img973 (4)

素朴絵img973 (5)

8月4日までの展示です。
人びとに伊勢神宮への参詣を促すため描かれた、伊勢神宮の宣伝絵図です。
内宮側で、宇治橋、五十鈴川のみそぎ、内宮正殿などが見えます。
大量に作られたので、絵も稚拙なところがあります。
左上には二見ヶ浦の夫婦岩や、遥か遠くの富士山も描いてあります。

光琳、乾山、大雅、蕪村、白隠、仙厓など、文化人の素朴絵もあります。

「蜆子和尚図」 仙厓義梵筆 紙本墨画 江戸時代(19世紀) 個人蔵
素朴絵img986 (1)

蜆子(けんす)和尚は唐時代の僧で、年中同じ衣を着て、エビや蜆(シジミ)を捕って
食べていたといいます。
網を持ち、エビを捕まえて実に嬉しそうです。

「雲水托鉢図」 南天棒筆 対幅 大正時代 個人蔵
素朴絵img986 (4)

南天棒とは臨済宗の僧、中原鄧州(1839-1925)のあだ名で、明治の初め頃、
25か所の禅道場に乗り込んで問答を申込み、相手が敗けると南天の棒で
叩きつけたことからこの名があります。
何とも怖ろし気な坊さんの描いた絵ですが、行列をつくって托鉢する姿は
こちら向きと向こう向きで左右対称になっています。
ユーモラスで、博多の仙厓さんの絵と似た趣きがあります。
仙厓にしても白隠禅師にしても、臨済宗のお坊さんはよく絵を描いているようです。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展、「茶の湯の名碗 高麗茶碗」です。
会期は9月14日(土)から12月1日(日)までです。


【2019/07/13 18:42】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

chariot

Author:chariot
美術館・博物館めぐりとカフェの記事を書いています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム | 次ページ>>