さぼうる
神保町
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地下鉄神保町駅を出てすぐ裏に、喫茶店「さぼうる」はあります。
数ある神保町の喫茶店の中でも、ひときわ有名なお店です。
お隣は大盛りナポリタンで有名な「さぼうるⅡ」です。

外2


外1

山小屋のような店、外には杉の木や植え込みや植木鉢、
丸太を並べた軒にはランプ、風鈴、ホオズキがぶら下がり、
入口には仁王のように立つ大きなトーテムポール、ついでに
赤い公衆電話まで置いてあるという、圧倒的な存在感です。

暗い店内は半地下と中二階に分かれ、木目が浮き出たテーブルはとても小さく、
椅子もスツールのようで、席の間もせまく、すり抜けるようにして通らないといけません。

煉瓦の壁は落書きで一杯で、お店の歴史の古さを感じます。

お昼時に行きましたが、かなりお客さんで賑わっています。
それでもあまりきゅうくつな感じは無く、落ち着くのは不思議です。
皆さん、このお店の使い方を心得ていて、それが何とはなしに一体感を
生んでいるのかもしれません。

コーヒー400円とミックスサンド600円です。

コーヒー


サンド

コーヒーは小振りのカップで、酸味があってまずまずの味です。
サンドイッチは美味しいです。

かなりご高齢のマスターは黒いチョッキ姿で元気にお店を差配していました。

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【2008/08/31 06:57】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
古今集 藤原敏行 あききぬと
秋立つ日
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あききぬとめにはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

秋が来たとは目にははっきりとは見えないけれど、
今日の風にはその気配を感じることだ。

古今集の秋歌上169番の歌で、作者は藤原敏行です。
秋の部の最初の歌で、詞書に、秋立つ日よめる、とあります。

分かりやすい歌ですが、名歌として有名です。
視覚から聴覚、触覚へと焦点を移し、私たちが秋の始めを感じる瞬間を
巧みに捉えています。
芭蕉の、あかあかと日は難面(つれなく)もあきの風、の句も同じ趣向です。

この歌では、「さやかに」が効いています。
「見えねども」に掛かる言葉ですが、秋の風のさわやかさを感じさせます。

今年は、数日で急に気温が下がり、文字通り驚かされました。


【2008/08/28 18:14】 文学 | トラックバック(0) | コメント(0) |
御徒町 カフェ ラパン
御徒町・上野広小路
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上野松坂屋の南、中央通りから少し入った所に「カフェ ラパン」はあります。

外


LAPIN

入口横に焙煎室のある、自家焙煎の喫茶店です。

通りに面して広くガラス窓がとってある店内は、ウッディな作りで、床は板張りです。
洒落たデザインの木の椅子のシートの色はモスグリーンです。

店内2


平日、土曜は朝7時から、日祭日は12時から開いていて、
いつも活きのいいジャズが流れています。

モーニング500円は、チーズトースト、バタートースト、タマゴトーストの3種類で、
サラダが付きます。

タマゴトーストはスクランブルエッグをトーストに載せます。
スクランブルにせずに、ゆで玉子にすることもできます。
バタートーストはジャムとマーマレードがガラスのボウルにどっさり入ってきます。

ドレッシングのかかったキャベツのサラダはシャキシャキとしています。

タマゴトーストを注文しました。

トースト


香ばしく後味のよいコーヒーは、たっぷりあるので、
トーストを頬張りながら、十分楽しめます。

コーヒー

カップやお皿は白で、すっきりしており、朝の気分に合います。
これで500円ですから、うれしい限りです。

常連のお客さんが次々入ってきてカウンターに座り、
思い思いのモーニングを注文しています。

平成3年開店とのことで、すっかりご近所に馴染んでいる、
気さくなお店です。

花2

活けてある花の名前を書いたカードをフクロウがくわえています。


【2008/08/25 14:58】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
丸の内散歩1
東京・大手町
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丸の内界隈を歩いた時の写真です。

東京海上日動ビル前に立つ恵比寿様です。

恵比寿1

作者は世界的な彫刻家の流政之(ながれまさゆき)です。
私は昔、ご本人を見かけたことがあります。
小柄で身軽な動きの人で、芸術家というより、トビ職かなにかの
職人さんのようでした。
大手町のみずほ銀行の前には同じ作者の大黒様があります。

雀が止まっています。
と思ったら、2羽になりました。

恵比寿2

私がカメラを向けていたら、外人さんのカップルも雀を見つけて、喜んでいました。

和田倉門前です。
左側は行幸通りです。

堀


2階建て観光バスが走っています。
NHKの朝の番組で丸の内を特集していたのですが、このバスも
紹介されていました。
2階からの丸の内界隈の眺めは気持ち良く、街路樹の葉に手が届きそうで、
その葉の匂いも感じられるとのことです。

バス


行幸地下通路です。
新丸の内ビルの改築の時に東京駅と二重橋を結ぶ行幸通りの地下に造りました。

地下

写っているのは壁際の部分で、中心部は広々としています。
休日の朝なので、ほとんど人がいません。
長い通路の両側の壁は行幸地下通路ギャラリーといって、
展示スペースとして使われています。
ちょうど神田祭の写真が飾られていました。

新丸の内ビルの3階には待ち合わせに便利なホールがあります。
ホールから見た吹き抜けです。
クラシックで、落ち着いたなデザインです。
向かい側の丸ビルは36階にホールがあります。

新丸ビル中


新丸ビルの3階から見た東京駅丸の内口駅舎です。
創建時は3階建てでしたが、空襲の火災のため現在の2階建てに
なったとのことです。
東京駅ルネッサンス計画の一環として、3階建てに復元される予定です。
鉄道の時代には、ここが東京の正面玄関でした。

東京駅ビル

東京駅の八重洲口側は南と北に高層ビルが建ちましたが、
中央部分には空を残しておいてほしいものです。


【2008/08/22 20:31】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
スターバックスコーヒー 銀座松屋通り店
銀座
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スターバックス銀座松屋通り店は1996年開店で、スターバックスの日本1号店であり、
北米以外での1号店とのことです。

松屋の横の通りを入ったところにある2階建ての店舗です。

銀座外


2階は40席ほどですが、室内の色数も少なく、席の並びもシンプルで、
2号店のお茶の水村田ビル店など他の店とやや雰囲気が違います。
開店当初からこの形だったのでしょうか。

銀座中


壁


銀座窓

朝7時から開いていますが、銀座という場所柄か、お茶の水に比べて、
お客さんの出足は遅目のようです。

モーニングメニューのフレンチトースト260円とコーヒーS280円です。

トースト


BGMは黒人の歌うロックバラードでした。

私はスターバックスのファンという訳ではありませんが、日本中に広まった
スターバックスが、表通りにあるのでもない、目立たないこの店から
始まったのかと思うと、何かしらの感慨があります。


【2008/08/19 05:47】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
金魚坂
本郷三丁目
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本郷三丁目の交差点を東大に向かって進み、三つ目の細い道を左に入って、
静かな住宅街をしばらく下ると、坂の途中に大きな金魚屋があります。

金魚1


金魚2


金魚3

大きな水槽がいくつもあって、中の金魚を眺めることもできます。
小さい釣堀もあって、夏休み中の子供連れの家族が来ていました。

今、人気のピンポンパールです。

ピンポン

コロコロして可愛いです。
ピンポンくらい大きいのかと思っていたら、大きなビー玉ほどでした。

駅から5分くらいの所に金魚屋があることだけでも驚きですが、
敷地の中に喫茶店もあるので、さらに驚きます。

お店は「金魚坂」という名前です。
時々、テレビ番組で紹介されますが、7代目の女将さんの
金魚柄などの粋な着物姿も、話題になります。

外

建物は白壁に焦げ茶色の柱をあしらって、ハーフティンバー風にしています。


中

店内は半地下になっていますが、道に面した窓は大きく取ってあって明るく、
フランス風な雰囲気です。
元は水槽だったのでしょう。

席に座ると、道を行き来する人を窓越しに見上げることができます。

吹き抜けの高い天井に目を移すと、鈴蘭型のシャンデリアに付いている
扇風機の羽根がゆっくりと回っています。

シティブレンド650円です。
すっきり、飲みやすい味です。

カップ

金魚柄の小皿に乗った小さなチョコレートが付いています。
チョコレートといっしょにいただくと、美味しさが際立ちます。

皿


コースター立てです。

コースター


水槽の中のように静かな店内にはモーツァルトか何かが小さく流れています。

金縁のウェッジウッドのカップを手に、 口をポッカリ開けて窓を見上げていると、
私は夢を見て金魚になります。

金魚が夢を見れば私になるでしょうか。

窓

お店のHPです。


【2008/08/15 19:21】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
東京都美術館 フェルメール展
上野
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「フェルメール展」に行ってきました。
あの静けさに満ちた絵に会えると思うと、とても楽しみです。

看板

上野の東京都美術館で12月14日まで開かれています。

JR上野駅の公園口を出て、東京文化会館を左に見て進みます。

東京文化会館


国立西洋美術館を右に見ます。

西洋美術館


国立博物館前の噴水広場を横切ります。

噴水2

ひろびろとした夏の空に白い雲が浮かんでいました。

入口です。

入口

大変人気のある展覧会ですが、平日の朝9時の開場とほぼ同時に入ったので、
混雑するほどのことは無く、ゆっくり観ることができました。

展覧会の公式HPです。

フェルメールは17世紀オランダの画家で、デルフトで生まれ、亡くなっています。
日本では徳川時代の始めに当たり、同じデルフト出身のヤン・ヨーステンは
イギリス人のウイリアム・アダムスとともに日本に漂着して、徳川家康から
江戸に屋敷をもらい、今の八重洲の名の元になっています。

17世紀はオランダの最盛期で、レンブラントも同じころ活躍しています。
二人とも光を効果的に使っていますが、レンブラントが「夜警」のように
劇的な使い方をしているのに対し、フェルメールは日常の中の
穏やかな光を描いています。

フェルメールは風俗画家として有名ですが、始めは物語画家だったとのことす。
「マリアとマルタの家のキリスト」は大きな絵ですが、脇役のマルタの顔は
ぼかし気味にして、観る人の注意が主人公のキリストの顔に向くようにしています。

この技法は風俗画にも使われていて、「手紙を書く女と召使」では女主人は
衣装やイヤリングまで細密に仕上げられているのに、後ろに立つ召使は
顔も衣装もあっさり描かれています。
この絵で面白いと思ったのは、召使が女主人ではなく、光の差してくる
窓の方を見ていることです。
手紙という主題自身が物語性を持っているので、女主人の方を見る構図にすると、
それが強く出てきてしまいますが、窓の方を見ることで、自然な日常という
雰囲気になります。

フェルメールの魅力は、静かで何気ない日常の瞬間を端正な構図で
描いていることです。
あまり物語性を持たず、絵自体に語らせている作品に特に人気があるようです。

「リュートを調弦する女」では、リュートという楽器を持った女性がふと窓の方に
目をやっています。
画面の大きな部分を占める白い壁には地図が掛かっています。
メルカトル図法によるヨーロッパの地図のようです。
メルカトルもフランドル生まれで、この図法の地図は航海に適しているので、
オランダの船はこの地図を持って世界に船出して、オランダの繁栄を支えたのでしょう。
そんなことを想像させてくれる絵です。

私がこの展覧会で一番観たかったのは「小路」です。
フェルメールの風景画は、この作品と「デルフト眺望」の2点しか残っていません。

オランダ特有の装飾的な建物正面が画面を真中で分割して、
右半分を占めています。
このままだとバランスが悪いのですが、屋根の勾配などの斜線を
使って安定を取り戻しています。
仕事をしている女性、遊んでいるらしい子どもが点景として描かれ、
普段の風景であることを表しています。
絵に奥行きを見せている空も、少し青空が見えますが、建物には影も写らない
淡い光が差しているだけです。
この光が状景に深い静けさを与えています。

実際に観て驚いたのですが、壁の煉瓦や板戸はとても細密に描かれ、
樹木は絵の具が盛り上がって浮き彫りのようになっています。
いかに手を掛けて描いたかが分かります。

観た中で私が特に気に入ったのは、この「小路」と「リュートを調弦する女」です。
何でもない日常の中に、心に留まる何かがあることを見せてくれる絵です。

デルフトの同時代の画家たちの絵も多く展示されていて、その中での
フェルメールの特徴というのがよく分かります。

展示場の一部にはフェルメールの室内画でおなじみの白黒市松模様の
床が張ってありました。

東京都美術館のホールから見た前庭の景色です。

前庭2


【2008/08/10 09:03】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
スターバックスコーヒー お茶の水村田ビル店
御茶ノ水
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スターバックスコーヒーお茶の水店はJR御茶ノ水駅から三楽病院に
向かう通りの左側の角地にあります。

お茶の水外

ここは日本での第2号店で、第1号は銀座松屋通り店とのことです。

まず、銀座という一等地に、続いて若い人の多いお茶の水に出店して、
反応を見たのでしょう。

まわりは大学、予備校、専門学校なので、朝の店の前の通りは
若い人が大勢歩いていて、活気があります。

玄関部分は小さいテラス席になっており、1階はせまいですが、
2階もあってそこは広く、ソファー席もあります。

ワインレッドとクリーム色の壁、グレーのカーペットや、木とうす茶色の
タイルの床、茶色のテーブル、濃い茶色の椅子、小豆色のソファと、
多くの色彩を使っていますが、統一感はあります。

お茶の水中2


お茶の水階段


スターバックスのBGMはモダンジャズだと思っていたら、この店では
黒人のロック調の曲が流れていました。
聞いたことのある曲だと思ったら、CCRの「Proud Mary」でした。

しばらくすると、今度はサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」です。
S&Gも黒人が思い入れ深く歌うと、別の趣きのある曲になります。

表通りではないのですが、場所が良いのか、朝7時の開店早々から
どんどんお客さんが入ってきて、8時には満席に近くなります。

場所柄、ノートやテキストを広げて一生懸命勉強している人が多いので、
私も何だか無駄に前向きな気分になります。

モーニングメニューの、ベリーとヨーグルトのパンケーキ260円と
コーヒーS280円です。

パンケーキ2

紅のクランベリーと青のブルーベリーの粒が入っていて、
バターとメープルシロップが付いています。

コーヒーはスターバックスの特徴の苦味の強い味で、
いつもブラックで飲む私には少しきつめです。

スターバックスはいかにも都会的な気取った雰囲気が特徴ですが、
エクセルシオールのラテン風な開放感に比べて、やや硬い感じもします。


【2008/08/06 19:55】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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東京のビルの多い街で暮らしています。

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