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「イングリッシュティーハウス ペコ」 根津
根津
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「English Teahouse Pekoe (イングリッシュティーハウス ペコ)」は根津一丁目
交差点から言問い通りを上野方向に上がって右側に入った所にあります。
場所は台東区池之端4-22-8です。
東京藝術大学からも近い所です。

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古い木造住宅を改造したお店で、開店して5年半とのことです。
13席の小さなお店で全席禁煙、丸テーブルが1つ、ソファテーブルが1つ、
ミシン台を使ったテーブルが4つあります。
小庭もあって、日の光が差し込んできます。

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掛時計は動かないのかと思っていたら、お店の方が針の位置を直していたので、
まだ現役のようです。

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ダージリン680円です。
カップに注ぐと良い香りが広がります。

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お客さんはそれぞれ静かに会話したり雰囲気を楽しんだりしていました。

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【2011/09/30 06:41】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「くらべてわかる 印象派誕生から20世紀美術まで」展 ブリヂストン美術館
京橋・東京
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京橋のブリヂストン美術館ではコレクション展示、「くらべてわかる 印象派誕生から
20世紀美術まで」が開かれています。
会期は10月18日(火)までです。

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同じ作家の時期の違う作品、違う作家の似たテーマの作品を並べて展示して、
違いを解説しています。

カミーユ・コロー 「イタリアの女」 1826-28年
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コローが初めてイタリア旅行に行った時の絵です。
カメラの無かった時代なので、絵も記録のため簡潔に描かれています。

カミーユ・コロー 「森の中の若い女」 1865年
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30年後にフランスのアトリエで、モデルにイタリアの農婦の服を着せて描いています。
絵画としての完成品なので、背景も考え、モデルにも表情を作らせています。



クロード・モネ 「睡蓮」 1903年
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モネはジヴェルニーに落ち着いた後、庭に作った池の睡蓮を描き始めます。
この絵では浮世絵風に画面の外から柳の枝を垂らしています。

クロード・モネ 「睡蓮の池」 1907年
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やがてモネの興味が光の表現に移っていくことが分かります。
この絵でも水面に写る夕方の光が中心になっています。
この後、睡蓮シリーズは光そのものの表現に進み、最後には睡蓮の形も
溶けてしまいます。



アンリ・ルソー 「イヴリー河岸」 1907年頃
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近代都市パリの風景で、空には飛行船も浮かんでいます。
人々も街の点景として描かれています。

アンリ・ルソー 「牧場」 1910年
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田舎の風景で、牛と牧童は大きく描かれ、都会の情景に比べ、
気分も伸びやかです。



ラウル・デュフィ 「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬」 1943年
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ポール・ポワレはファッション・デザイナーで、女性のファッションからコルセットを
追放したことで有名です。
ポワレの依頼で制作した作品に基き、後年描いたものです。
デュフィのよく描いた競馬の情景を背景に、ゆったりしたドレスを着たモデルたちが
ポーズを決めています。

キース・ヴァン・ドンゲン 「シャンゼリゼ大通り」 1924-25年
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洒落たパリの街角の情景をスナップ写真のように掬い取っています。
顔は赤い唇だけで表して、都会の雰囲気を出しています。
アール・デコ調の最新ファッションで、それまで足首まであったスカート丈が
短くなっています。



牛島憲之 「タンクの道」 1955年
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タンクという人工物を点描による細かい色の使い分けで描き出しています。
淡くやわらかな雰囲気があります。

岡鹿之助 「雪の発電所」 1956年
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岡鹿之助の代表作で、雪景色の中の発電所をくっきりと描いています。
同じ点描ですが、牛島憲之に比べると色彩の使い方が明確です。
牛島憲之と岡鹿之助は、時期は異なりますが東京美術学校の岡田三郎助の
教室で学んだそうです。

今年、渋谷区立松涛美術館で開かれていた、「牛島憲之展」の記事です。


展覧会のHPです。


【2011/09/29 06:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「UIA 2011 TOKYO」 丸の内イベント
東京
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現在、世界最大の建築イベントの「UIA 2011 TOKYO」が東京国際フォーラムで
開かれています。
それに合わせて、丸の内周辺の各会場で一般来場者も無料で観ることの出来る
建築関係の展示がされています。

UIA(The International Union of Architects:国際建築家連合)は
124カ国が加盟し、3年ごとに大会を開いています。

丸ビルの1階マルキューブで開かれている「アーキニアリング・デザイン展2011」です。

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副題は「模型で楽しむ世界の建築-いのちをつなぐ建築の知恵-」となっていて、
過去の建築の理解や未来の建築への示唆、東日本大震災への取組みをテーマに
しています。
会期は10月1日(土)までです。

ローマのパンテオンの半球形のドームは紅茶の茶漉しで再現されています。
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パンテオンはローマ皇帝ハドリアヌスによって建設され、125年頃に完成しています。
ドームの天井までの高さと直径は同じです。

コンスタンティノープルのハギア・ソフィアの巨大なドームはお茶碗で再現されています。
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ハギア・ソフィアは東ローマ皇帝ユスティニアヌスによって建設された聖堂で、537年に
完成しています。

1981年に再建された薬師寺西塔の庇部分の構造説明です。
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エッフェル塔と東京スカイツリーのコラボもあります。
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エッフェル塔は1889年完成で高さ324m、東京スカイツリーは2012年完成予定で
高さ634mです。

丸の内オアゾを中心に「TOKYO CHAIR CITY」が開かれ、丸の内のあちこちに
様々な「チェア」が置かれています。
オアゾではトークショーも開かれています。
会期は10月2日(日)までです。

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行幸通り地下の行幸地下ギャラリーでは日本の近代建築を集めた「DOCOMOMO
Japan 150選」の写真や図面を地方別に展示しています。
会期は10月3日(月)までです。

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同潤会アパート 1920-30年代
東京中央郵便局 吉田鉄郎設計 1931年
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同潤会アパートは関東大震災後の近代的集合住宅として東京・横浜の各地に
建てられましたが、老朽化のためほとんどが取り壊されています。
東京中央郵便局も解体か保存かの議論末、現在は外壁など一部を残して
取り壊されています。

自由学園明日館 フランク・ロイド・ライト設計 1921年
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木造建築で、家具もデザインの一部になっています。

広島ピースセンター 丹下健三設計 1955年
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丹下健三のデビュー作です。
日本の高床式を思わせるピロティ構造になっています。

東京都水道局長沢浄水場 山田守設計 1957年
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上部の広がった列柱が目を惹きます。

東京都立日比谷図書館 高橋武士設計 1957年
三愛ドリームセンター 林昌二設計 1963年
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日比谷図書館は三角、三愛ドリームセンターは丸い形に特徴があります。
三愛ドリームセンターは今も銀座のランドマークです。
1.2階に入っている、「ルカフェドトール銀座4丁目本店」に行った時の記事です。

東京カテドラル聖マリア大聖堂 丹下健三設計 1964年
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私の撮った写真で、銀色に輝く威容です。
東京カテドラル

パレスサイドビル 林昌二設計 1966年
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竹橋にあり、毎日新聞が入っています。
林昌二は文京シビックセンターも設計しています。

国立京都国際会館 大谷幸夫設計 1966年
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合掌造りか神社のような、台形を基本にした特徴のある形をしています。

霞が関ビル 山下寿郎設計事務所設計 1968年
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日本最初の超高層ビルです。

住吉の長屋 安藤忠雄設計 1976年
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安藤忠雄と言えば先ず思い出す、初期の代表的建築です。

2008年に乃木坂ののギャラリー・間(ま)で開かれていた、安藤忠雄建築展
「挑戦-原点から-」 に行った時の記事
です。


建築の過去からの遺産、未来への展望をまとめて観ることの出来る、
とても面白いイベントです。


【2011/09/28 04:20】 街歩き | トラックバック(1) | コメント(2) |
「安野光雅の絵本展」 そごう美術館
横浜
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そごう横浜店のそごう美術館では「安野光雅の絵本展」が開かれています。
会期は10月10日(月)までです。

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安野光雅さん(1926~)は島根県津和野町生まれで、画家、絵本作家として
多くの作品を生み出しています。

この展覧会は津和野町立安野光雅美術館開館10周年を記念しての、絵本原画
約200点を中心にした展示です。
会場は木を多く使った柔らかな雰囲気になっていて、絵本もたくさん用意され、
来場した子供たちが喜んで読んでいます。

「ふしぎなえ」 1968年 福音館書店
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絵本作家としてのデビュー作で、マウリッツ・エッシャーの絵本との出会いから
生まれた作品とのことです。
現実には不可能な空間をヨーロッパ風の景色の中に造り出しています。
42歳なので、遅いスタートです。

「さかさま」 1969年 福音館書店
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「ふしぎなえ」の続編で、トランプの絵柄のような、上下さかさまの世界です。

「あいうえおの本」 1976年 福音館書店
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平仮名を木組みで表し、その音で始まる物を描いています。
「あ」は「あんぱん」と「あり」です。
確かに、ありも寄って来ることでしょう。
枠の絵も、あさがお、あざみ、あざらし、あひるなどが描いてあります。
「た」は「たいやき」、「ら」は「らむね」で、「らむね」のビンは木で出来ているのに、
中の木の玉が透けて見えます。

安野光雅さんは小学校の美術教師を勤めていたこともあって、学習絵本も多く
手掛けています。

「ふしぎなたね」 1992年 童話屋
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算数の絵本で、一粒の種を植えると倍になって増えるという話です。
種は年毎に増え、豊かになって家族も出来ますが、洪水に遭い、残った種を植えて
再出発します。

「もりのえほん」 1977年 福音館書店
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森の中に何匹かの動物が隠れていますが、ちょっと見ただけでは分かりません。
来場した人たちは会場に並んでいる原画を観て、「パンダが見える。」とか、
「どこにいるか分からない。」とか言って探していました。

拡大してみます。
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「天動説の絵本」 1979年 福音館書店
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古代から近代までの歴史の絵本です。
時代が進むにつれ、水平だった地平線はだんだん丸くなり、最後は地球儀になります。
このページは大航海の時代です。

「旅の絵本 V 表紙」(部分) 2003年 福音館書店
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安野さんの旅した世界各地の風景を絵本にしたシリーズで、V はスペイン編です。
トレドの風景で、画面右下では牛追いをやっています。
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左下にはドン・キホーテの一行も見えます。
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「旅の絵本 V」 2003年
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赤い屋根の家並が続く町ですが、画面上の一部は上下さかさまになっています。
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ドン・キホーテたちは右下に見えます。
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他のページには、カーニヴァル、闘牛、フラメンコ、サクラダ・ファミリアや水道橋の建設、
ダリの溶けた時計、風車に突撃するドン・キホーテなども見えます。
野外展覧会の場面では、ベラスケスの「皇太子バルタサール・カルロス騎馬像」、
ゴヤの2つの「マハ」、ピカソの「ゲルニカ」などに混じって、安野さんの作品らしき絵も
置いてあります。

安野さんの絵本は色遣いが優しく、いろいろ楽しい仕掛けも入っていて、見ていて
飽きません。

各地の旅のスケッチも展示されています。
どの絵もさらりとした叙情味があります。

「津和野」より 「青野林道から」 1980年 岩崎書店
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故郷の津和野を眺め渡した景色です。
津和野は亀井氏4万3千石の城下町で、森鴎外の出身地でもあります。

安野さんはあいさつ文の中で、最近「即興詩人」を深く読んだためにこころに深く残った
章句として、「白髪は死の花にして、その咲くや心の火は消え、血は氷とならんとす」
を挙げ、自分も白髪になったと述べています。


展覧会のHPです。

津和野町立安野光雅美術館のHPです。


【2011/09/27 02:14】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「ラ・プレシューズ アトレ恵比寿店」
恵比寿
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「ラ・プレシューズ アトレ恵比寿店」はアトレ恵比寿の4階にあるカフェです。
場所は渋谷区恵比寿南1-5-5です。

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白が基調のすっきりした内装で約80席ほどと広く、全席禁煙です。
奥は鏡になっているので、更に広く見えます。
BGMは明るいロックでした。

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こちらは和栗を使ったモンブランで有名です。
モンブランの季節は9月から1月とのことで、今年もその季節になりました。

モンブラン520円とコーヒー550円です。

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栗のペーストは濃厚でたっぷりと栗の風味がします。
その下の無糖のクリームはなめらかで、台になっているメレンゲはカリッと
しています。

朝10時の開店と同時に入ったので、ショーケースの中もまだモンブランだけです。
他のケーキは持ってくるのですが、モンブランはこちらの厨房で作っているそうです。
台のメレンゲが湿らないようにするためでしょう。

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秋の始まりを味わうことが出来ました。



【2011/09/26 00:55】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「知られざる歌舞伎座の名画」展 山種美術館
恵比寿
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山種美術館では歌舞伎座建替記念特別展として、「知られざる歌舞伎座の名画」展が
開かれています。
会期は11月6日(日)までです。

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1945(昭和20)年の東京大空襲で焼失した歌舞伎座は1951(昭和26)年に
再建されましたが、現在は2013年の完成に向けて建替え工事中です。

この展覧会では、歌舞伎座に掲げられていた日本画、洋画や歌舞伎関係の資料などが
展示されています。


「道成寺」 岡田三郎助 1908(明治41)年
チラシに使われている作品です。
五代目中村芝翫(五代目中村歌右衛門)の演じる「京鹿子娘道成寺」の白拍子花子です。

能の「道成寺」を基にした歌舞伎舞踊で、金の烏帽子姿の花子が舞いながら、
長唄の「鐘に恨みは数々ござる」に合わせて釣鐘を見上げているところです。
左上には鐘を釣っている紅白の綱も見えます。
花子の本性は蛇体となって安珍を焼き殺した清姫なので、この場面では急にキッとした
顔になって見詰めることもありますが、作品では優しい表情をしています。

吉川英治の旧蔵で、五代目の子が六代目芝翫を襲名する時のお祝いとして寄贈
されたそうです。
六代目は後に女形を代表する役者となる六代目中村歌右衛門です。

「犬(庭の一隅)」 小林古径 1932(昭和7)年
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白百合や昼顔の間の広い地面で遊んでいるのは、横山大観から譲り受けた
テリア種の「丹」と、サモエドの雑種、「ジョキ」ということです。
「丹」は戦前、日本で盛んに飼われていた日本テリアと思われます。
草を引き散らかして遊んでいる犬たちも、小林古径ならではの気品のある姿に
なっています。

「花の傍」 速水御舟 1932(昭和7)年
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速水御舟には数少ない、女性を描いた作品です。
着物やテーブルクロス、椅子の縞の線がくっきりとした印象を与えています。
画面は斜めの線を基本に構成され、着物の袖や犬の足もその線に沿っていて、
統一感と立体感があります。
構図も色彩もモダンな、とても考え抜かれた作品で、速水御舟の研究熱心さが
偲ばれます。
犬がまっすぐこちらを見ていて、観る者の存在を意識させているのも面白いところです。

「円窓」 上村松園 1943(昭和18)年頃
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髪を立兵庫に結い、鹿の子絞りの小袖姿の遊女が立て膝で座っています。
円窓の障子には花を付けた梅の枝の影が映っています。
春の気配の中の遊女は目を伏せて何やら物思いの風情です。
立兵庫という目立つ髪形を見せながら、上村松園らしく品の良い、静かな雰囲気に
包まれています。

「さじき」 鏑木清方 1945(昭和20)年頃
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桟敷で芝居見物をする親子です。
後ろには枇杷やサクランボが置かれた初夏の情景で、母親の帯は紫陽花、
娘の紙入れは杜若をあしらっています。
それに対して、着物の柄は母親は桔梗に撫子、娘は色付き始めた楓と、
秋を感じさせる演出です。
全体に緑色を効かせていて、母親のかんざし、指輪も翡翠です。
娘の口は少し開いていて、母親との表情にわずかな違いを見せています。
昭和20年だと終戦の年で、枇杷やサクランボなど手に入らなかった頃でしょうが、
思い出の中の情景でしょう。

鏑木清方は随筆に、歌舞伎座は二階の東桟敷が昔から夏でも海風が通って
涼しかったと書いています。

松園、清方と御舟を見比べてみると、美人画の伝統を受け継ぐ上村松園、鏑木清方と、
日本画の革新を目指す速水御舟の違いがはっきりしています。

「神武天皇日向御進発」 安田之彦1942(昭和17)年
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古事記の神武東征の物語で、日向から大和への船出の場面です。
古代を想わせるベンガラ色で清らかにまとめられ、武人たちの上げる弥栄の声も
聞こえそうです。
太平洋戦争開戦の翌年の昭和17年の作ですから、一種の戦争絵画と言えます。

「青獅子」 川端龍子 1950(昭和25)年
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焼失した歌舞伎座の再建のお祝いとして描かれたものでしょう。
大きな画面いっぱいの青い獅子は仏画の獅子に基いていますが、勢いのある筆遣いで
描かれています。
白牡丹の花がまた大きく、それを咥えた獅子の姿には有無を言わせぬ迫力があります。
獅子は「鏡獅子」や「連獅子」など、歌舞伎となじみが深く、歌舞伎座再建にふさわしい
画題です。

「GHQの検閲印入りの台本」 1945-1949年
戦後の占領期には歌舞伎の台本もGHQの検閲の対象になっています。
「藤娘」まで検閲されています。

「ダグラス・マッカーサーの手紙」 1951年1月2日付
歌舞伎座の再建に際してのGHQ総司令官マッカーサー元帥の祝辞です。
連合国軍最高司令官総司令部と書かれたレターヘッドにタイプされ、マッカーサーの
署名があります。
マッカーサーはこの後、4月に解任されますが、後任のリッジウェイが歌舞伎座に
招待された時の5月26日付の礼状も展示されています。


速水御舟の「花の傍」など、普段は歌舞伎座に行かないと観られない作品をまとめて
観ることの出来る、貴重な展覧会です。

展覧会のHPです。


【2011/09/25 07:20】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(0) |
横浜ロイヤルパークホテル「カフェ フローラ」 2011/8
みなとみらい
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横浜ロイヤルパークホテルの「カフェ フローラ」に8月に行ってきた時の記事です。
場所は横浜市西区みなとみらい2-2-1-3です。

この前、「カフェ フローラ」に行った時の記事はこちらです。

全席禁煙の店内は広くて、横浜の人出の多い時もゆったり出来ます。
ディナータイムの少し前の時間帯なので、空いていました。

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メニューにはスモールサイズがあって、軽いランチに便利です。

シーフードカレーのスモール1300円です。

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こちらはエビと7種の野菜入りピラフのスモール1300円です。

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コーヒーは600円です。

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窓からはドックヤードガーデンを見下ろせます。
ドックヤードガーデンは日本に現存する最古の商船用石造りドックである、
旧横浜船渠第2号ドック跡を公園にしたものです。

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がっしりとしたドックはかなり深さがあります。
向こうは横浜ランドマークタワーです。

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広場ではヨコハマ大道芸の主催する大道芸も行なわれていて、かなり人が
集まっていました。

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夕暮れのよこはまコスモワールドです。

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猫も夕涼みしています。
岸壁は満潮の時刻でした。

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【2011/09/24 07:24】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「~色彩の魔術師~マークエステル展」 丸善丸の内本店
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーでは、「~色彩の魔術師~
マークエステル展」が開かれています。
会期は9月27日(火)までです。

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マークエステルさん(1943~)は本名をマーク・アントワーヌ・スキャルシャフィキと云い、
フランスの画家です。
外交官としてキャリアをスタートさせますが、大阪万博の折に京都清水寺で観た
水墨画に魅せられ、芸術家への道を選んでいます。

会場には油彩の他、版画、硝子、陶器、染色などの作品が展示されています。

海や花を題材にした作品が多く、南仏育ちらしく色彩はみずみずしく明るさに
あふれています。
油彩で水墨画の滲みを追求しているとのことで、物の形は溶けたように滑らかです。
紙を染める技法の墨流しを思わせる作品もあります。

日本神話を題材にした作品も何点か展示され、大国主命や猿田彦なども
登場しています。

自由で伸びやかな作品を楽しめる展覧会です。


【2011/09/24 06:24】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「村上裕二展」 日本橋高島屋
日本橋
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日本橋高島屋の美術画廊では9月27日(火)まで、「村上裕二展」が開かれています。

24日(土)の午後2時からは村上さんのギャラリートークも開かれます。

村上祐二さん(1964~)は院展の同人で、童画のような優しい作品を描いています。
展覧会では子供たちや天使、ペガサスを題材にしています。
背景にはイタリアのような景色も見えます。

「ハートをはこぶ」
村上002

簡潔な色遣いで、ハートは金泥で描かれています。
ハートはよくモティーフになっていて、作者のメッセージを伝えています。


今年の春に日本橋三越で開かれた、「第66回 春の院展」に村上祐二さんが
出品した作品はこちらです。

「みんなで白いハート」 
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校庭でハートを作った子供たちが輪になって手を上げています。
犬が一匹それを眺めています。


【2011/09/23 04:59】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「山本宏幸 日本画展―金沢の「箔」に・・・」 大丸東京店
東京
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大丸東京店10階アートギャラリーでは、「山本宏幸 日本画展―金沢の「箔」に・・・」が
9月27日(火)まで開かれています。

山本宏幸さん(1965~)は金沢出身で、金沢特産の箔をふんだんに使った風景や
静物を描いています。
作品は箔の持つ輝きを生かして、明るく装飾的です。

「游」
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箔の光の照り返す中を金魚たちは涼しげに泳いでいます。

「北の空」
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北海道の風景でしょうか。
一面に金箔を貼った夕焼け空はきらびやかです。


【2011/09/23 04:56】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェレストラン黒門」 上野
上野
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「カフェレストラン黒門」は京成上野駅と不忍池の間にあります。
場所は台東区上野2-14-28です。

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きぬやホテルの1階にあるレストランで、朝7時から開いています。
細長いカギ形になっていて、奥の方は不忍池に面しています。
奥の方の席は土日は終日、平日は午前9時まで禁煙です。

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パンダをあしらったメニューもあります。

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モーニングのトーストセット500円です。

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トーストは切り目が入って、程の良い焼け具合です。
パンプキンスープが付いています。

コーヒーは穏やかな味で、カップは面白い形をしています。

モーニングセットは他にサンドイッチセット600円やホテルらしく
和定食セット700円などがあります。

上野の雑踏からは少し離れた場所にあり、朝早くから開いていて、
雰囲気もこなれて落着けるお店です。


【2011/09/22 05:37】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第75回 新制作展」 国立新美術館
乃木坂
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六本木の国立新美術館では、「第75回 新制作展」が開かれています。
会期は9月26日(日)までです。

新制作協会は1936年設立の美術団体で、現在は絵画部、彫刻部、
スペースデザイン部があります。

18日には絵画部のギャラリートークがあったので行って来ました。
何人かの会員の画家によるギャラリートークや、入選作品へのコメントもあります。
新制作展は撮影自由です。

会員によるギャラリートークのうち、太田國廣、金森宰司、薄久保友司、田澤茂の4人の
トークのあらましです。

「日照垂迹桜滝図」 太田國廣
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「絵は「にっしょうすいじゃくさくらたきず」と読む。
西洋的なものから日本的なものに関心が移ってきている。
今年は地の銀箔を殺さないようにしている。
特定の滝を描いたものでは無い。
太陽の恵みの下で、自然の中に鯉、蛙、蟹などもうごめいている様子を描いた。」

「北の祈り 1」 田澤茂
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「北の祈り 2」
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「自分の出身は津軽で育ちは函館。
東北の災害を自分なりに描いた。
地蔵をよく描くが太宰治の金木には地蔵が沢山ある。
現在86歳になり、絵は無の境地で描いている。
好きなのはピカソとモーツアルト。
絵を描いている時は楽しい。
スランプの時はコンクリートの壁にぶつかっているようだが、それを越えると
草原を馬で走っているような気分になる。
自分自身を出すのが一番良い絵。」

「祈り堂 I 正法念処・起世経因」 薄久保友司
シン0109

「祈り堂 II
シン0111

「東日本大震災の後、画家には何が出来るのかを考えて描いた。
地獄と天国、災厄と救済の対比を表している。
鎌倉時代の地獄絵巻を引用している。」

地獄草子にある、巨大な鶏が火を噴いている鶏地獄に因っています。
正法念処経、起世経は地獄の有様を説いたお経です。

「ライフ「くつろぎの時間」」 金森宰司
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「自分の絵の根には後期キュビズムがある。
印象派は浮世絵を研究して、やがて浮世絵風の平面的な世界に進んだが、
自分もナビ派のボナールに学んだ結果として平面的な画面になった。
マチスの絵がそうであるように、じっと観ているとやがて立体的に見えてくるはず。
この絵は四角形を基本にしているが、四角形は美しい形なので、何かを入れれば
入れるほど崩れてしまう。
ソファにはソラマメの形も入れてある。
全体が右に倒れ気味なので、クッションの色の重さでバランスを取っている。」


それぞれ、とても興味深いトークでした。

「漁村片影 2011-1」 伊藤昌夫
シン0090

コラージュのような大胆で迫力のある構図と、透明な色彩です。

「マサイのジャンプと動物達」 佐藤泰生
シン0056

ダイヤの模様のキリンの首が四角く曲がっていたり、ジャンプするマサイ族の男の影が
映っていたり、いつもながら自由で楽しい絵です。

「風屋-2011」 鶴山好一
シン0078

穀物倉庫でしょうか、壁に書いてある「SASKATCHEWAN」はカナダ中部の州の名前です。
鶴山好一さんは重厚で孤独な雰囲気の工場や倉庫を描いています。
池口史子さんもカナダの倉庫などを描いていて、色彩やタッチは異なりますが、
感じる寂寥感は同じです。

「遊化-山(桜島)」 藤原眸
シン0072

近景、中景、遠景と進んでいく大きな景色で、勢いがあります。
金色を地色にした緑色が印象的です。

「孔雀の景」 本家浩一
シン0085

本家浩一さんは細密な描写と濃厚な色彩で、非現実的な写実風景を見せています。

「伸びる緑」 渡辺久子
シン0087

さわやかな季節感と空間の広がりがあり、窓からの風を感じます。

「瞬刻 II」 中崎真佐子
シン0131

日に照らされ密生しているバナナの葉を写実的に描き出しています。
草原を白描のように塗り残しているので、バナナの存在感は強烈です。

「室内」 曲渕洋子
シン0074

水色がさわやかで、リズムのある画面です。

「階層社会」 三浦正紀
シン0127

とても造形的な構図ですが、夕暮れ時の寂寥感が漂います。
建物のアーチはキリコのようです。

「海・小さな灯台跡」 矢吹幸子
シン0120

矢吹幸子さんは暗い黄金色に輝く、寂しく懐かしい景色を描いています。
人の営みも自然の中に半ば埋もれています。

「パークタウン(water) I」 右山夕起子
シン0133

高層マンションを見上げたときの目眩のような幻影が地面に写っています。
繰り返されるベンチの形には空虚感があります。

「ある日」 石川由子
シン0124

石川由子さんは昨年も学園生活の思い出を活き活きと描いていましたが、今年の
作品も元気です。
橋の上には易者、紙芝居、街頭絵描き、街頭ミュージシャン、サンドイッチマンなどが
見えます。
遠くには自衛隊の基地もあって、空には虹が上がっています。


入選した人の作品について、作者が来場している時は本人の挨拶と会員による
コメントもあります。

「港横浜トワイライト」 神野隆起
シン0115

「今まで横浜を描いてきたが、今度は夜の景色にした。
視点も更に上がった絵になったが、この高さからの景色は遊覧ヘリコプターでも
撮影は禁止されているので、想像で描いている。
色風船を描き込んだが、これは良かったのだろうか。」

会員の方も風船に付いていろいろコメントしていました。

会場のあちこちで入選者が会員にコメントを求めているのも、この展覧会の
楽しいところです。

ギャラリートークの終わる頃には美術館に夕日が射していました。

シン0145



昨年の第74回新制作展に行った時の記事です。

新制作協会のHPです。


【2011/09/21 05:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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