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「ヨックモック 東京駅一番街店」
東京
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「ヨックモック 東京駅一番街店」はJR東京駅の八重洲地下中央改札口を出てすぐの
左側にあります。
場所は千代田区丸の内1-9-1、東京駅一番街です。

ヨ0021


上の棚の南青山ロールは青山本店とこちらのお店の限定販売のようです。

ヨ0011


2011年の4月に開店したお店で、売店に併設していて全席禁煙、ソファ席が30ほどと
あまり広くはありませんが、ゆったりとしたインテリアです。

ヨ0009


朝の10時頃でしたが、場所柄ビジネスマンの客が多く、パソコンを見たり
打ち合わせをしたりしていました。
BGMは軽快なポップスでした。

ブレンドコーヒー525円です。

ヨ0006

やや酸味があって、おだやかな味です。

打ち合わせを終えたお客さんは勘定書の争奪の後、お土産を買って
キャリーバッグを転がして改札口の方に向かって行きました。
東京駅らしい光景です。

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【2012/01/31 04:12】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展 サントリー美術館
六本木・乃木坂
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六本木のサントリー美術館では、「悠久の光彩 東洋陶磁の美」展が開かれています。
会期は4月1日(日)までです。

東001


大阪市立東洋陶磁美術館は「安宅コレクション」を中心とする東洋陶磁約4000件を
所蔵しています。
この展覧会では、その中の国宝2件、重要文化財13件のすべてを含む約140点が
展示されています。

展示は中国陶磁と韓国陶磁の2つで構成されています。

中国陶磁の美

「加彩婦女俑」 唐時代 8世紀
東011

高さ50.5cmの塑像で、塗られていた泥絵具が少し残っています。
髪の切れ込みにはかんざしが、指先には小鳥が付いていたらしいとのことです。
ふくよかな唐美人の姿をしていて、体の曲線が流れるようで、表情も愛らしい作品です。

「三彩壺」 奈良時代 8世紀 重要文化財
東009

唐三彩に倣った奈良三彩の壷です。
緑釉、白釉、黄釉の3色ですが、かなり色が褪せて、剥落も見られます。
江戸時代、安政年間に奈良県で出土したと伝えられています。

「白磁刻花蓮花文洗」 定窯 北宋時代 11世紀 重要文化財
東003

径24.5cmと大きいのですが、とても薄手に作られています。
温かな白い肌の内と外に線彫りで蓮花文が施されています。
器を伏せて焼くため、口縁の釉は掻き落としてあり、代わりに付けられた銀の覆輪が
くっきりした印象を与えています。
定窯は河北省にあった窯で、北宋時代に栄え、おもに白磁を生産していました。

「油滴天目茶碗」 建窯 南宋時代 12-13世紀 国宝
東002

器の内も外も焼成中に現れた油の粒のような輝く斑文で覆われています。
油滴は器の奥に向かうほど小さく、観ていると吸い込まれるようです。
所有者は豊臣秀次、西本願寺、京都三井家、若狭酒井家などでした。
この茶碗は2010年に出光美術館で開かれた、「茶陶の道 天目と呉州赤絵」展にも
展示されていました。
建窯は福建省にあった窯で、北宋から元時代にかけて天目茶碗を生産していました。
南宋時代は抹茶文化の流行によって、茶の色の映える黒釉の茶碗が盛んに
作られるようになったそうです。

「茶陶の道 天目と呉州赤絵」展の記事です。

「飛青磁花生」 龍泉窯 元時代 13-14世紀 国宝
東013

飛青磁花生(とびせいじはないけ)は鉄斑という模様を器の上に散らした後、
青磁の釉薬を掛けて焼成してあります。
ふっくらとした、のびやかな姿で、空の上に点々と雲が浮かんでいるようです。
龍泉窯は浙江省にあった窯で、青磁を生産していました。

「青花蓮池魚藻文壺」 景徳鎮窯 元時代 14世紀  重要文化財
東008

この壷は2009年に東京国立博物館で開かれた、「染付-藍が彩るアジアの器」展にも
展示され、ポスターにも使われていました。
染付(青花)は、白い地にコバルト顔料を使って絵を描いてから焼き、藍色を出す技法で、
元時代に景徳鎮で完成しています。
どっしりとした広口の壷に、鮮やかな発色で蓮や魚が活き活きと描かれ、染付の王者の
ような風格があります。
景徳鎮窯は江西省にある、中国を代表する陶磁器産地です。

「染付-藍が彩るアジアの器」展の記事です。

「法花花鳥文壺」 明時代 15世紀 重要文化財
東004

高さ44.5cmの大きな壷で、法花とは地の上に輪郭線を盛り上げて、その内側に
釉で色を付ける技法です。
藍色地に緑、黄、青などで描かれた絵は立体的に見え、牡丹の花には厚みがあります。

「五彩牡丹文盤(『大明萬暦年製』銘)」 景徳鎮窯 明時代 万暦(1573-1620)
東005

径38.5cmの大きなお皿で、内側の底に牡丹、内側の側面に石榴などの吉祥文を
描いてあります。
官窯の作品ですが、びっしり描かれた図柄も伸びやかで色彩も華やかです。


韓国陶磁の美

「青磁陽刻筍形水注」 高麗時代 12世紀
東010

容器全体が皮で覆われた筍の形をしていて、取っ手や注ぎ口も竹の枝になっています。
浅く彫られた皮の先が折れ曲がっているところまで表現され、境目に溜まった釉も
効果的です。
なんとも斬新なデザイン感覚で、遠くからでもすぐ目に付きます。

「青磁象嵌雲鶴文碗」 高麗時代 12世紀
東007

高さ6.0cm、径17.0cmの浅い碗で、白と黒の象嵌で鶴と雲が描かれています。
鶴の姿は優美で、とても繊細な作風です。

「粉青鉄絵蓮池鳥魚文俵壺」 朝鮮時代 15-16世紀
東012

俵の形をしていて、酒の容器と思われます。
地の上に白泥で化粧がけを施し、鉄を含む顔料で絵を描いて釉をかけています。
自分より大きそうな魚を捕まえようとするカワセミ、ひょろりと伸びた蓮の花、
反対側にはとぼけた表情のサギが、のんびりした筆遣いで描かれています。

「青花辰砂蓮花文壺」 朝鮮時代 18世紀
東006

会場の最後に展示されています。
高さ44.6cmの大きな壷で、胴の裾が勢いよくすぼまって、
くっきりした形をしています。
青花で蓮を線描し、辰砂で花とつぼみを上絵付けしています。
風のそよぎも感じられる優しい絵柄です。
朝鮮の陶磁器には中国とは違った柔らかさがあります。


さすが安宅コレクションを中心にしてあるだけに、中国、韓国のそれぞれの窯、様式の
代表的な陶磁器が揃っていて、とても見応えのある展覧会です。

展覧会のHPです。


【2012/01/30 04:46】 美術館・博物館 | トラックバック(3) | コメント(0) |
「パリへ渡った『石橋コレクション』1962年、春展」 ブリヂストン美術館
京橋・東京
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京橋のブリヂストン美術館では「パリへ渡った『石橋コレクション』1962年、春展」が
開かれています。
会期は3月18日(日)までです。

石橋001


ブリヂストン美術館は開館10周年にあたる1962年にパリ国立近代美術館で、
「東京石橋コレクション所蔵─コローからブラックに至るフランス絵画展」を
開いています。
パリの展覧会の題名通り、美術館の所蔵する、コローからブラックまでの、
約50点の作品が海を渡っています。
ブリヂストンの創業者、石橋正二郎の石橋コレクションはこの時、初めて
海外で紹介され、大変大きな反響を呼んだとのことです。

ブリヂストン美術館では開館60周年を記念して、その時の模様を伝える
展覧会を開き、出展された作品を展示しています。

カミーユ・コロー 「イタリアの女」 1826-28年
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コローが初めてイタリア旅行に行った時の絵です。
小品で、記録のため簡潔に描かれています。

カミーユ・コロー 「オンフルールのトゥータン農場」 1845年頃
石橋003

森の木漏れ日の中に見える農家を描いています。
さりげない詩情を感じさせるのがコローの魅力です。

ポール・セザンヌ 「帽子をかぶった自画像」 1890-94年頃
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55歳頃の自画像とのことで、セザンヌは30点ほどの自画像を遺しています。
筆の遅いセザンヌとって自画像は良い画題だったのでしょう。
時間をかけているだけあって、画面はがっちりとして揺るぎがありません。

ポール・セザンヌ 「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」
 1904-06年頃

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セザンヌの風景画といえば、故郷のプロヴァンスのサント=ヴィクトワール山です。
シャトー・ノワールとは黒い城という意味で、サント=ヴィクトワール山と
シャトー・ノワールを共に描いた作品は少ないそうです。
頑固なほどに安定していて、対象の本質を描こうとしたセザンヌらしい
風景画です。

クロード・モネ 「アルジャントゥイユの洪水」 1872-73年
石橋004

モネたち印象派の画家にとっては洪水も絵の題材です。
「印象・日の出」を描いたのもこの頃です。

クロード・モネ 「雨のベリール」 1886年
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岩山や風に沸き立つ波を手早い筆遣いで描いています。
斜めに降る雨も見えます。
色彩も豊かで、勢いを感じる絵です。

クロード・モネ 「睡蓮」 1903年
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ジヴェルニーの家の庭に作った池の睡蓮です。
画面の外から柳の枝を垂らしているのは浮世絵の影響と言われています。

クロード・モネ 「黄昏、ヴェネツィア」 1908年頃
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2番目の妻、アリスとヴェネツィアを訪れた時の作品とのことです。
空と海が溶け合い、虹のように輝いています。
尖塔のあるシルエットがサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会で、右側に
ぼんやり見えるのがサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂とのことです。

アンリ・ルソー 「イヴリー河岸」 1907年頃
セ009

近代都市パリの風景で、空には飛行船も浮かんでいます。
人々も街の点景として描かれています。

アンリ・ルソー 「牧場」 1910年
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田舎の風景で、牛と牧童は大きく描かれ、都会の情景に比べ、
気分も伸びやかです。

モーリス・ド・ヴラマンク 「運河船」 1906年
セ010

ヴラマンクのフォーヴィスム時代の作品で、強烈な色彩が目を惹きます。
ヴラマンクとアンドレ・ドランが共同でアトリエを使っていたシャトゥーの対岸の
工場地帯の景色です。

アンリ・マティス 「縞ジャケット」 1914年
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長女のマルグリット、20歳がモデルです。
激しい色彩のフォーヴィズム時代が終わった頃の作品です。
色彩も筆遣いも軽やかで心地良く描かれています。

パブロ・ピカソ 「女の顔」 1923年
石橋002

キュビズム時代を過ぎて、古典的な雰囲気の作品を描いていた頃です。
彫刻のように堂々としています。

ジョルジュ・ブラック 「梨と桃」 1924年
石橋005

ピカソと共にキュビズムを始めた画家でしたが、この頃には色彩豊かで
勢いのある静物画を描くようになっています。


他に、ピサロ、マネ、シスレー、ルノワール、ゴーガン、シニャック、ボナール、
ルオー、デュフィなどの作品が展示されています。

1962年といえば日本の高度成長期が始まったばかりの頃で、東京オリンピックも
東海道新幹線の開業も1964年のことです。
その時代に石橋コレクションはすでにこれだけの作品を揃えていたのですから、
パリでも驚かれたことでしょう。

展覧会のHPです。


【2012/01/29 00:37】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「マクドナルド 六本木ヒルズ店」
六本木
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「マクドナルド 六本木ヒルズ店」は六本木ヒルズのウエストウォークにあります。
場所は港区六本木6-3-1です。

建物は六本木通りとテレ朝通りの交差する所にあるので、「クロスポイント」という
名が付いていて、六本木ヒルズと連絡橋でつながっています。

マ0097

マ0090


連絡橋を渡ると2階の入口です。

マ0119


2011年の7月に開店したばかりのお店で、レジは1階がスイーツ、2階がハンバーガーに
分かれています。
1階にはテラス席もあります。

こちらは通常のマックと違って、都市型新世代デザイン店舗の旗艦店で、
特にデザイン性の高いお店とのことなので行ってきました。

店内は全席禁煙で、2階は天井が高く、広々としています。
白を基調にしたすっきりとモダンな雰囲気のインテリアで、窓際にはゆったりした
ソファ席もあります。
確かにマックというよりお洒落なカフェといった感じです。
日曜日の午後で、広い店内も満員に近い賑わいでした。

仕切りの置物もナチュラルを意識しています。

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プレミアムローストコーヒーSサイズ140円、ブルーベリークリームチーズパイ120円、
ハンバーガー100円です。

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フライドポテトの形をした三日月がシートにプリントされています。

マクドナルドのコーヒーはあっさりとして飲みやすく、これで140円というのは
とてもお得です。

場所柄、外国人のお客さんも多いようです。
しばらくドイツ人のご夫婦と相席になりました。
世界中どこでもMcDonald'sがあって同じサービスを受けられるというのは、
外国に行った時には安心なことでしょう。


【2012/01/28 04:30】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「入江一子 展~シルクロード色彩自在~」展 日本橋三越
三越前
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日本橋三越本店画廊では「入江一子 展~シルクロード色彩自在~」展が
1月31日(火)まで開かれています。

入江一子さん(1916~)は現在95歳、シルクロードを中心にアジア各地の風景を
大きな画面に色彩豊かに描いています。

この展覧会では約50点が展示されています。
イスタンブール、敦煌からタイまで、地中海から東アジアにかけての広大な地域が
作品の対象になっています。

「四姑娘山の青いケシ」 200号
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四姑娘山(スークーニャンサン)は四川省にある5~6000m級の4つの高山に囲まれた
山岳地帯で、世界遺産に登録されています。
青いケシ(ブルーポピー)などの高山植物の生育地としても有名です。
雄大な景色とそこに暮らす人びとを虹のような色彩で幻想的に表しています。

杉並区阿佐谷にある入江一子 シルクロード記念館のHPです。



【2012/01/27 00:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「表参道バンブー」
表参道
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「表参道バンブー」は表参道ヒルズの向かいの小路を少し入った右側にあります。
場所は渋谷区神宮前5-8-8です。

南欧風の外観です。

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1977年開店という、表参道では古くからのレストランです。
6年前に改装されていて、1階、2階、地下があり、用途によっていろいろな
使い方が出来ます。
クラシックな内装で、レストランウエディングにもよく利用されているようです。

祝日の12時頃に行きましたが、人気のあるお店なのですでに満員に近く、
少し手狭に感じました。
お客さんも女性が圧倒的に多いです。

シャンデリアも豪華です。

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こちらは元々、日本で最初のサンドイッチハウスとのことで、去年の6月に
メニューにそのサンドイッチが復活したそうです。

ランチのサンドイッチは前払いのセルフ式です。
日替わりサンドイッチセットは750円、200円でドリンクが付きます。
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パンとサラダドレッシングはそれぞれ3種類から選びます。

サンドイッチはかなり量があって食べ応えがあります。
スープはとろりとしたパンプキンで、寒いときに温まります。
コーヒーは穏やかな味です。

店員さんの応対も手際よく、表参道らしさのある活きの良いお店です。


【2012/01/26 04:38】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「野田裕示 絵画の形/絵画の姿」展 国立新美術館
乃木坂
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六本木の国立新美術館では「野田裕示 絵画の形/絵画の姿」展が開かれています。
会期は4月2日(月)までです。

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野田裕示(のだひろじ)さん(1952~)は1980年代から絵画の平面性に挑戦して、
立体性のある絵画を描くことにより、絵画を成り立たせているものとは何かを
問いかけ続けている作家です。

国立新美術館の広い会場を使って、かなり大きな作品を中心に約140点が展示
されています。

どの作品も形が明快で、色彩には落着きがあります。

「WORK 147」 1982年 アクリル、綿布、紙、木、ボード
野田003

浅い箱のようになっていて、木片や棒に巻いた布などが外枠に沿って
貼り付けられています。
絵画というよりオブジェのように見えます。

「WORK 299」 1987年 アクリル、木、カンヴァス
野田004

画面下の木材が積み上げられたような茶色い部分はカンヴァスの下に置い
た四角い木片の形が浮き上がったものです。
野田さんの作品には額縁は無く、カンヴァスが支持体を覆ったままです。

「WORK 505」 1987年 アクリル、木、カンヴァス
野田005

建物の窓のように見える部分は支持体のへこんだ部分にカンヴァス布が
落ち込んでいます。
「WORK 299」の浮き上がる形とは逆になります。

「WORK 580」 1990年 アクリル、木、カンヴァス
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テントのような形の輪郭線の部分はカンヴァスを縫い合わせたものです。

「WORK 639」 1991年 アクリル、綿布、木、カンヴァス
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布を切ってドアのように折り返しています。

「WORK 794」 1993年 アクリル、綿布、木、カンヴァス
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四角形の輪郭線や対角線はカンヴァスを縫い合わせたものです。

「WORK 1422」 2001年 アクリル、綿布、カンヴァス
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雲のような形は布を切って貼り付けてあります。

「WORK 1536」 2003年 アクリル、綿布、カンヴァス
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赤と白の部分は布を切って貼り付けてあります。

「WORK 1666」 2006年 アクリル、綿布、カンヴァス
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白い部分は布を貼り付け、青い部分はそれをさらに折って貼り付けたものです。

「Collaboration 1996 O&N-I, II」 1996年 アクリル、白御影石
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彫刻家の岡本敦生さんとのコラボレーションで、磨き上げた御影石の表面に
絵を描いています。

会場には野田さんの制作の様子やインタビューを撮った映像も映されています。
大きなカンヴァスにアクリル絵具を思い切り良く塗っては電動やすりで削り、
また別の色を塗る工程を繰り返していました。

野田さんの作品は見た目にはざっくりとしていますが、一つの色を出すのにも
かなりの手間をかけ、工夫していることを知りました。
これからも、どんな挑戦を続けていくのか楽しみです。

展覧会のHPです。


【2012/01/25 04:30】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェ トロワ・シャンブル」 下北沢
下北沢
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「カフェ トロワ・シャンブル」は下北沢駅南口から商店街を南に数分行った所の
ビルの2階にあります。
場所は世田谷区代沢5-36-14です。

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「アンセーニュダングル原宿店」や表参道の「カフェ レ ジュ グルニエ」と同じような
フレンチタイプのお店です。
30年ほど前からのお店とのことで、これらのお店と近い時期の開店です。

店内は20席ほどとカウンター8席で、奥の方に仕切りで小さな部屋を2つ作っています。
トロワ・シャンブルは英語でthree chamber(3つの部屋)となります。
店内はほの暗く、カウンターのテーブルも年季が入って年輪が浮き、漆喰壁も
黄色くなっていて、椅子の背はきれいにほころんでいます。

人気のあるお店で、私の行ったのは土曜日の夕方でしたが、ほぼ満員でした。

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チーズケーキセット850円です。

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ブレンドコーヒー単品は550円で、250円でお替りが出来ます。

ブレンドコーヒーは深煎りで苦味系のニレと、浅煎りのカゼがあるとのことなので、
カゼにしました。
しっかりコクがあっておいしいです。
カップはロイヤルコペンハーゲンです。

BGMは古いジャズでした。
ランプの下で聴くセントルイスブルースは格別の味わいです。


【2012/01/24 01:17】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「フェルメール 光の王国展」 フェルメール・センター銀座
銀座
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銀座のフェルメール・センター銀座では「フェルメール 光の王国展」が開かれています。
会期は7月22日(日)までです。
場所は中央区銀座6-11-1の銀座ソトコトロハス館で、松坂屋銀座店のすぐ裏です。

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オランダの画家、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)の全作品とされる37点を
デジタル画像処理技術によって制作時と同じと思われる状態に復元し、額装も
同じ物にして、制作年代順に展示しています。

フェルメールのファンで、足掛け4年にわたって全作品を世界各地で観て回った
分子生物学者の福岡伸一さんの監修によるものです。
福岡さんはフェルメールの理解には作品を時系列に沿って観ることが不可欠と考えた
ことによる企画です。

エレベーターで5階に上がると、通路にはデルフトの通りの写真が貼ってあります。
「小路」で描かれたような建物も見えます。
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そこから階段で4階に下りると受付です。
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会場は撮影自由です。
BGMには久石譲さんのオリジナル曲が流れています。
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「マリアとマルタの家のキリスト」 1654~1655年頃
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縦158.5cmと大きく、フェルメールの作品の中では最大です。
知られている中ではおそらく最初の作品で、サイズも画題もスタイルもまだ
フェルメールになっていません。

「取り持ち女」 1656年
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当時流行の風俗画も描いています。

「眠る女」 1657年
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風俗画ですが、室内という場面設定が始まります。
「取り持ち女」と同じように豪華なゴブラン織を描いています。

「窓辺で手紙を読む女」 1657年
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室内、窓からの光というフェルメールスタイルが出来上がっています。
会場の展示では6番目になります。
ゴブラン織や皿から転がる果物は「眠る女」にも描かれています。

「小路」 1657~1658年
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2点しか描かれなかった風景画の1点です。
ごく早い時期に描かれています。

「牛乳を注ぐ女」 1658~1660年頃
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人気のある作品で、ラピスラズリの青が強調されています。
会場の展示では9番目で、これも早い時期の作品です。

「デルフト眺望」 1660~1661年頃
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縦96.5cm、横115.7cmの比較的大きな作品です。
日の当たる遠景と日陰の中景、港の水面、佇む人びとなど、静けさに満ちています。
これだけ素晴らしい絵を描いているのに、フェルメールの風景画は2点しかない
というのは何とも惜しいことです。

「音楽の稽古」 1662~1664年頃
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対象から距離を置いた作品で、天井まで描かれています。
3階の解説コーナーでは遠近法の説明にこの作品が使われています。

「青衣の女」 1663~1664年頃
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青を基調にした作品です。
この後、窓辺の一人の女性を描いた作品が続きます。
この絵は現在、「手紙を書く女」、「手紙を書く婦人と召使」とともに、
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで3月14日(水)まで開かれている、
「フェルメールからのラブレター展」に展示されています。

「真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)」 1665~1666年頃
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フェルメールの代表作です。
人物を強調するため背景を描かないのはフェルメールとしては珍しい技法です。

「絵画芸術」 1666~1667年頃
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フェルメールの後ろ向きの自画像とも言われる作品で、縦120cm、横100cmと大きく、
意欲作と思われます。
モデルと手前の画家の二人を画面に収めるため、対象から距離を置いて、天井や
シャンデリア、間仕切りのカーテンも描いています。

「手紙を書く婦人と召使」 1670年頃
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この画像はBunkamuraザ・ミュージアムの「フェルメールからのラブレター展」に
行った時の記事のものです。

「フェルメールからのラブレター展」の記事です。


3階には「手紙を書く婦人と召使」の室内を再現したコーナーもあります。
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作品と同じような構図にして撮ると、こんな感じです。
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フェルメールの好んだ、高価なラピスラズリなどの顔料です。
フ0091


年代順に作品を観ていくと、画題、画面の大きさ、描かれている物など、約20年という
短い制作期間と少ない作品の中でもフェルメールが作風を変えたり、さまざまの工夫を
していることがよく分かります。

フェルメールの真作を全部観るというのはなかなか難しいことですが、この展覧会は
それを半ば叶えてくれるようなとても面白い企画です。

フェルメール・センター銀座のHPです。


【2012/01/23 05:01】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(4) |
「ルドンとその周辺-夢見る世紀末」展 三菱一号館美術館
東京
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丸の内の三菱一号館美術館では「ルドンとその周辺-夢見る世紀末」展が
開かれています。
会期は3月4日(日)までです。

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三菱一号館美術館がルドンのパステル画、「グラン・ブーケ(大きな花束)」を収蔵した
ことを記念して、岐阜県美術館所蔵のルドンや関連する作家の作品約140点とともに
展示するものです。

オディロン・ルドンは1840年にボルドーで生まれています。
クロード・モネも同じ年の生まれです。
1度パリに出て新古典派の画家の塾に入りますが、すぐにやめてボルドーに帰ります。
そこで放浪の銅版画家、ロドルフ・ブレダン(ブレスダン)の指導を受けます。

1879年には初の石版画集、「夢の中で」を刊行し、これが画家としての実質的な
デビューとなります。

「絶対の探求…哲学者」 1880年 木炭、紙
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ルドン特有の黒の世界です。
三角形は聖三位一体を、黒い太陽は芸術家のメランコリーを示唆しているとのことです。

伝統的な新古典派の画風になじまなかったルドンですが、印象派のような見えることの
追求ではなく、内面を描こうとしています。

「骸骨」 1880年頃 木炭、紙
骸骨が立っている絵ですが、面白いのは表情の無いはずの骸骨が眉をひそめたような
物思わしげな顔をしていることです。
黒の時代のルドンの作品にはどこかユーモラスなところがあります。

「気球」 1883年 木炭、黒チョーク、紙
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電球のような形をした気球の中に人の顔が見えます。、
1879年にエディソンが炭素電球を発明し、この頃は少しずつ電球が普及しています。
気球は18世紀末の発明で、普仏戦争ではプロシア軍に包囲されたパリと地方の間の
通信手段としても使われています。
気球はルドンの作品の中でよく描かれています。

この時期のルドンの作品は、当時の天文学や生物学などの科学上の新発見が
引き起こした科学への関心が反映しているとのことです。
ルドンは自己の内面を描く画家と言われていますが、時代感覚や外部環境の影響を
大きく受けていたようです。

「光の横顔」 1886年 リトグラフ、紙
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画集ではなく単品制作のリトグラフの最初の作品です。
やはり黒を基調にしていますが、神話的な雰囲気で、光を意識した画面になっています。
ベルギーの前衛画家の結成した二十人会の主宰者、オクターヴ・マウスに贈った作品
とのことで、ルドンの献辞が書かれています。
二十人会にはジェームズ・アンソールやフェルナン・クノップフも参加しています。

この後、1890年代になるとルドンの黒の世界は影ではなく、光を強調したものに
変わっていきます。
また、この時期から急に色彩豊かな作品を描くようになります。

「神秘的な対話」 1896年頃 油彩、画布
ル004

神殿の柱を後ろにした古代風の景色の中で、一人の女性がもう一人の若い女性に
語りかけています。
物語的な場面で、ギリシャ世界を思わせる青い空に紅い雲が輝き、足許には草花が
散りばめられています。

「翼のある横向きの胸像(スフィンクス)」 
 1898-1900年頃 パステル、木炭、チョーク、紙
ル007

ギリシャ風の面立ちをした少女の横顔を中にして、色彩が雲のように湧き上がっています。
パステルで一気に描いた翼には勢いがあり、紫色が印象的です。

「グラン・ブーケ(大きな花束)」 1901年 パステル、画布
ル008

作品保護のため照明を落とした部屋にこの1点だけが展示されています。

ルドンを援助していたロベール・ド・ドムシー男爵の注文で、ヴェズレーにある
城館の大食堂の装飾壁画として描かれた16点のうちの中心となる作品です。
他の15点は現在はオルセー美術館が所蔵しているとのことです。

高さ248.3cmの大作で、青色の花瓶を中心にさまざまな花が咲き乱れています。
花は空中にただように咲き、黄色い花が一つ、上にするすると伸びています。
見上げていると花がふわりとこぼれ落ちてくるようです。

同じ花を描いても印象派とは異なる、何か夢幻的な雰囲気がルドンの魅力です。

ルドンは50歳に頃になって初めて色彩のあふれる作品を描き出しています。
子供に恵まれたことなど、精神的な安定によるものとも言われています。

精神の安定によって作風の変わった画家の例は他にもありますが、それまでの
緊張感を失う場合も多いようです。
ルドンの場合はうれしいことに、とても豊かな収穫をもたらしてくれています。

ルドンは第一次大戦に出征した息子の安否を気遣って冬のパリの街を歩き回り、
肺炎をこじらせて、1916に亡くなっています。


会場にはルドンに版画の世界を教えた、ロドルフ・ブレダン(ブレスダン)のリトグラフ、
象徴主義の画家でルドンに影響を与えたギュスターヴ・モローの油彩画や
ポール・ゴーギャンの木版画、エドヴァルド・ムンクのリトグラフなどが展示されています。

「死の喜劇」 ロドルフ・ブレダン(ブレスダン) 1861年 リトグラフ
版0144

これは2010年に国立西洋美術館で開かれた、「19世紀フランス版画の闇と光―
メリヨン、ブレダン、ブラックモン、ルドン」展に展示されていた時の写真です。
木の上や地面には賑やかに骸骨があふれています。
ロドルフ・ブレダン(ブレスダン)(1822~1885)はモチーフを細かく描き込んで、
濃密な画面を作っています。

また、ルドンを敬愛していたナビ派のモーリス・ドニやポール・セリュジエの作品も
展示されています。

「森の中の焚火」 ポール・セリュジエ 1888-90年頃 油彩、画布
ル005

焚火の光に浮かび上がる人のシルエット、倒れかかった立ち木、森の向こうの
暗い空には秘密めいた雰囲気があります。


会場は水・木・金曜日は夜8時まで開いています。
私が観に行ったのは水曜日の夜で、「グラン・ブーケ」をゆっくり鑑賞出来ました。

展覧会のHPです。


【2012/01/22 04:18】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(0) |
「モノクル カフェ」 有楽町
有楽町
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「モノクル カフェ」は有楽町の阪急MEN'S TOKYOの地下1階にあります。
阪急のリニューアルに併せて開店した、新しいお店です。

モノ1752


セルフ式で、全席禁煙、50席ほどの店内はすっきりした黒と白でまとめてあります。
メニューにはカレーやサンドイッチ、スイーツもあります。
日曜日の午後2時頃で、お客さんで賑わっていました。

モノ1748

モノ1741


ロンドンが本店のグローバル情報誌「MONOCLE」による出店とのことです。

モノ1742


カプチーノ450円とコーヒー菓子160円です。

モノ1737

コーヒー菓子はほんのり甘い、硬めのシュークリームといった感じです。

デパートらしい、気軽で活気のあるお店です。


【2012/01/21 05:31】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「日本赤十字社所蔵アート展」 損保ジャパン東郷青児美術館
新宿
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新宿の損保ジャパン東郷青児美術館では「日本赤十字社所蔵アート展」が
開かれています。
会期は2月19日(日)までです。
東日本大震災チャリティー企画による展覧会で、観覧料は日本赤十字社に
寄付されるとのことです。

日001


日本赤十字社は1877年(明治10年)の西南戦争の時に、佐野常民と旧大名の
大給恒(おぎゅうゆずる)らによって熊本に設立された博愛社を前身としています。
佐野はパリ万博に佐賀藩から派遣された折に赤十字社の存在を知り、西南戦争では
佐賀で医師や看護人を雇って各地で負傷者の救護に当たっています。
日本は1886年にジュネーヴ条約(赤十字条約)に加盟し、1887年に博愛社は
日本赤十字社に改称しています。

「アンリ・デュナン肖像」 増田誠 1981年頃
日011

赤十字社の創設者、アンリ・デュナンの像です。
こちらに向かって大きく描かれた手が印象的です。

増田誠は東郷青児がデュナンの業績に感銘を受け、デュナンが赤十字社を設立する
きっかけとなった1859年のソルフェリーノの戦いを題材にした作品も描いたのを見て、
自分も同じテーマの作品を描いています。
ソルフェリーノの戦いはイタリア独立戦争の1つで、フランスおよびサルデーニャ王国の
連合軍とオーストリア軍との間の戦いです。

T.UCHINO 「博愛社救護所」 制作年不明
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西南戦争での救護所の様子で、民家を使った救護所に負傷兵を運び込んでいます。
まだ髷を結っている人も見えます。
この頃の博愛社のマークは日の丸の下に赤の一文字です。

東郷青児 「ナース像」 1974年
日003

戦時の救護服を着た看護婦の姿で、モデルは日赤の看護学生です。
背景は異国の山河を象徴しているのでしょう。
日赤の依頼で描かれた作品で、東郷青児スタイルで描かれていますが、実際の
スカート丈はもっと長かったそうです。

日赤の所蔵美術品の多くは1977年の創立100周年を記念して美術家たちから
寄贈された作品で、そのきっかけは東郷青児による寄贈とのことです。

藤田嗣治 「佛印メコンの廣野」 制作年不明
日006

従軍画家として佛印(フランス領インドシナ)に派遣されたときの作品と思われます。
水戸徳川家13代当主で日本赤十字社7代社長の徳川圀順(とくがわくにゆき)が
社長室に飾り、退任に際して日本赤十字社に寄贈した作品とのことです。
広々とした空ですが南国にしては暗めの色彩で、パリで人気画家だった頃の藤田の
画風とは雰囲気が異なります。

小磯良平 「集い」 1977年
日002

小磯良平らしい安定した画面の群像で、左の背景を暗く、右を明るくして変化を
付けています。
色彩も落着いていて、女性の持つ帽子とリュートを持つ男のシャツの赤色が
眼を惹きます。

東山魁夷 「晴れゆく朝霧」 1979年
日004

黒部峡谷が題材で、霧の中に浮かび上がる深山を水墨画のように描いています。

パブロ・ピカソ 「アトリエの画家」 1963年
日008

梅原龍三郎は新作を寄贈しようとしたものの高齢と体調不良のため断念し、
代わりにピカソから贈られたこの作品を寄贈しています。
ピカソ晩年の自由な境地の作品です。

梅原龍三郎 「パリス審判図」 1939年
日007

梅原龍三郎自身の作品の寄贈が無くなったことを知った日赤関係者の寄贈した
作品とのことです。

杉本健吉 「牡丹」 1977年 
日009

豪華な牡丹の絵で、背景の金地には和の趣きがあります。

結城天童 「爛漫(月山)」 制作年不明 
日010

近景に山桜、遠景に残雪の月山をみずみずしく描いています。
結城天童は山形県出身で、桜の春には思い入れが深かったことでしょう。

石踊達哉 「秋涼」 1995年
日012

新しい作品も展示されています。
桔梗、萩、薄、女郎花に月を配した、装飾性にあふれた作品です。


日本赤十字社の歴史や現在の活動も知ることの出来る興味深い展覧会でした。

展覧会のHPです。


【2012/01/20 04:16】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

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