次のページ
「オリエントカフェ」 駒込
千石
chariot

「オリエントカフェ」は駒込の東洋文庫の中にあります。
六義園の側の不忍通り沿いで、場所は文京区本駒込2-28-21です。

オリ1218

東洋文庫ミュージアムに併設されたカフェで、開店は2011年の10月です。
ミュージアムから外廊下伝いにいきますが、外の道路からも直接入れます。

東洋文庫は三菱財閥の第3代当主岩崎久彌が設立した研究図書館です。
こちらはその三菱の岩崎家とは縁の深い小岩井農場の経営するお店です。

40席ほどとカウンターの店内は禁煙で、内庭に面して明るく広々としています。
BGMはボサノバでした。

オリ1186

オリ1187


向こう側が東洋文庫です。

オリ1184


キッシュセット1200円です。

オリ1193

オリ1198

キッシュは温かく、ふんわりして美味しいです。
デザートはバレンシアオレンジのシャーベットで、酸味がさわやかです。
コーヒーはフレンチで、くっきりした苦味を楽しめます。

ランチにはマリー・アントワネットというのもあります。
パンの代わりにお菓子が付いている訳では無く、マリー・アントワネットが
好んだ本の形をしたお重のセットです。

「オリエントカフェ」のHPです。
HPにも記載されていますが、2012・2月27日~3月6日までは東洋文庫の展示品の
入れ替えに伴い、臨時休業です。

内庭は長崎のオランダ商館医として来日したシーボルトにちなんで、
シーボルト・ガルテンと名付けられています。
夏になるとシーボルトゆかりのアジサイも咲くそうです。
シーボルトは日本のアジサイの幾つかをオランダで新種として発表しています。

東洋文庫賞を受賞した東京藝術大学の学生さんの作品が置かれています。

「午後のBGM」 新妻篤
オリ1203


ミュージアムとカフェを結ぶ外廊下は知恵の小経という名で、アジアのいろいろな言語の
格言が書かれています。

「人生に終わりなし 月日を無為に送るなかれ」 ナシ語(中国西南部)
オリ1216
トンパ文字で書かれています。

「人は知識を求めるも、豹虎は獲物を狩るのみ」 イ語(中国西南部)
オリ1208

「知識、それは減ることなき富
 盗人、賊も奪い去れぬもの」 現代ウイグル語
オリ1212

「賢者はおだやかに言い、人を伏す 
 黄河はゆるやかに往き、人をのせる」 西夏語
オリ1219

「人はことば、象は牙」 カンボジア語
オリ1222

「独立と自由ほど尊いものはない(ホー・チミン)」 ベトナム語 
オリ1221

スポンサーサイト

【2012/02/29 01:58】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「東洋文庫ミュージアム」 駒込
駒込・千石
chariot

東洋文庫ミュージアムは駒込の東洋文庫の中にあります。
六義園の側の不忍通り沿いで、場所は文京区本駒込2-28-21です。

東1316

東1312


東洋文庫は三菱財閥の第三代当主岩崎久彌が1924年(大正13年)に設立した
日本で最古・最大の東洋学の研究図書館で、蔵書は約95万冊です。

東洋文庫ミュージアムは2011年10月に設けられた展示スペースで、国宝などの
貴重書や資料を展示しています。
館内は一部を除いて撮影可能です。

以前に行った時の記事をアップしないでいる内に、ミュージアムは展示替えのため
3月6日(火)まで休館になりました。
3月7日(水)からは企画展「東インド会社とアジアの海賊」が開かれるとのことです。


ミュージアムに入った所にあるオリエントホールです。
東1304

「広開土王碑拓本レプリカ」
東1224

高句麗の好太王(広開土王)の業績を称えるため、414年に建てられたとされる石碑で、
現在の吉林省にあります。
高さ約6.3mあり、碑文の中に「倭」についての記述があって、解釈が議論されています。
東1226

「満洲語本三国志」 1979年
東1240

満洲語による三国志演義です。
満洲文字はモンゴル文字を改良して作られ、左から右に読み進みます。
現在、満洲語は消滅の危機にある言語とのことです。

「新井白石遺書」 18世紀初め
東1233

新井白石のノートです。
聖徳太子の「冠位十二階」について書かれている部分です。

「難船人帰朝記事」 1852年
東1236

船が難破し、救助されてアメリカに渡ったジョン万次郎(仲濱萬次郎)の経験談の
聞き書きです。
英語の発音部分で、母はマーザ、子はチリレンとなっています。

「ロビンソン・クルーソー漂流記」 1719年
東1247

ダニエル・デフォーの小説で、初版と同じ年に出された本です。
主人公は自分のおかれた状況の悪い点、良い点を貸借対照表のように列挙して
みるなど、合理的な精神を示しています。

「国富論」 1776年
東1242

アダム・スミスの国富論の初版本です。

「見えざる手」の部分の記述で、「led by an invisible hand」となっています。
「s」の字体が「f」に近い形をしています。
東1244


2階に上がった所にあるモリソン書庫です。
東1293

1917年に岩崎久彌が北京駐在のモリソン博士から購入した約24000点の
書籍・資料が展示されています。
見上げるばかりの圧倒的な迫力です。

「死者の書」
東1298

チベット仏教の経典で、死後49日間の生と死の中間期に正しい仏の教えを聴くと
解脱出来るとするものです。
僧侶で探検家の河口慧海(1866-1945)が当時、鎖国状態のチベットに潜入して
持ち帰った品です。


ディスカバリールームは東洋と西洋との間の発見(ディスカバリー)についての展示です。
現在は「東アジアのキリスト教」と「激動の近代東アジア(辛亥革命百周年記念展示
含む)」の2つの展示です。

「ルター訳聖書」 1686年 ニュルンベルク刊
東1278

ラテン語だった聖書をルターがドイツ語に訳したもので、旧約、新約を一冊に
まとめてあります。
イエズス会はルターの宗教改革に対するカトリック側の対抗宗教改革の
運動を担いました。
フランシスコ・ザビエルはイエズス会士として日本に渡っています。

「イエズス会士書簡集(アントワネット旧蔵版)」 1780-83 パリ刊
東1282

フランスのイエズス会士の書簡集で、ヨーロッパの中国趣味(シノワズリ)に
影響を与えたとされています。
マリー・アントワネットの愛蔵本で、ブルボン家の紋章で飾られています。

「安政五箇国条約」
東1270

井伊直弼が結んだ日米修好通商条約です。
徳川将軍を日本大君と記しています。
いわゆる不平等条約で、この改正がその後の日本外交の懸案になりました。

同じ内容のイギリス、フランス、ロシア、オランダとの条約です。
東1272


「プチャーチン以下露国船来朝、戸田浦にて軍艦建造図巻」 1855年頃
東1283

東1285

東1286

東1287

デジタルブックになっていて、画面を操作して観ることが出来ます。
日本との条約締結のため来日したロシアのプチャーチン一行の乗船ディアナ号が
安政大地震に遭って損壊しています。
そのため伊豆の戸田(へだ)村で船大工たちがロシア人の指導で代船を建造した時の
模様を描いた絵巻です。
日本人が建造した初の洋式船で、1855年(安政2年)に完成し、戸田村にちなんで
ヘダ号と命名されています。
この絵巻ではヘダではなく、ヒコナとなっています。
皆が大喜びしている様子が描かれ、ロシアの軍艦旗の聖アンドレイ旗も見えます。
これから50年経った1905年(明治38年)に、日本海軍はこの旗を翻したロシアの
バルチック艦隊を日本海海戦で打ち破っています。


中国の辛亥革命関係の資料も何点か展示されていますが、ここは撮影禁止です。

「孫文・宮崎滔天の筆談残稿(宮崎家資料)」
宮崎滔天(みやざきとうてん)(1871-1922)は辛亥革命を支援した革命家として
知られています。

「毛沢東の手紙1917年3月(宮崎家資料)」
宮崎滔天に宛てた手紙で、「湖南省立師範学校学生 蕭植蕃 毛澤東」と連名に
なっていますが、毛沢東の字とのことです。
やや右肩上がりで丸みのある筆跡です。

「明徳親民(孫文軸)」
孫文の書を掛け軸にしたものです。

「蒋介石の近衛文麿宛の手紙(宮崎家資料)」
蒋介石関係の資料も何点か展示されています。


モリソン書庫の裏側の、回顧の路という細い通路の床です。
東1262

ここは照明を暗くして、クレバス・エフェクトという、通るのが怖い仕掛けがしてあります。

「甲骨卜辞片」 紀元前17-11世
東1264

動物の骨や亀の甲羅に刻んだ占いの文字で、漢字の原型とされています。


国宝の間には国宝が展示されています。
東1255

「文選集注 第四十八巻」 平安時代(10世紀頃) 国宝
東1250

文選集注(もんぜんしっちゅう)とは中国の詩文集、「文選」の注釈を集めたものです。
東洋文庫の所蔵品は日本で筆写されたものです。

「東方見聞録」 1845年 アントワープ刊
東1257

ラテン語に訳されたもので、刊本としては世界で3番目に古く、ヨーロッパで最初期の
活字本でもあります。
東方見聞録はヨーロッパに初めて日本がジパングとして紹介された書物です。

各種の東方見聞録のコレクションです。
東1261


館内には東洋文庫のオリジナルテーマソングがBGMとして流れています。
作曲はフォークソンググループ、ブラザース・フォーのボブ・フリック氏によるものです。
ブラザース・フォーは義和団の乱を題材にしたアメリカ映画、「北京の55日」の主題歌も
歌っています。
義和団の乱(1900年)は清朝末期に起きた反西洋の動乱で、東洋と西洋の衝突を
象徴する事件です。


ミュージアムショップには大英博物館のグッズもあります。
東1310


ミュージアムはさまざまの興味深い資料が揃い、知の世界を満喫できる空間でした。
特に日本と海外との関係、幕末以降の日本のアジアへの指向の様子を見せてくれる
展示でした。

東洋文庫ミュージアムのHPです。


【2012/02/28 04:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「イタリアンバール オットー(OTTO)八重洲地下街店」
東京
chariot

「イタリアンバール オットー(OTTO)八重洲地下街店」は東京駅八重洲地下街中4号に
あります。

オ0113

オ0111


以前記事にしたことのある「アロマ珈琲」の斜め向かいです。

OTTOはイタリア語の8で、八重洲の八にちなんでいます。
間口が広く、丸いカウンターを挟んで席が左右に分かれています。
午前11時から開いていて、午後3時までは禁煙、3時からは分煙です。
BGMはカンツォーネでした。

オ0096


ランチのエビとホタテのジュノベーゼセット900円です。

オ0099

アンティパストとドリンクが付きます。
一口食べてしまってから撮ったので、少し減ってラスクも1枚無くなっています。

パスタはほど良く美味しいです。

オ0101


コーヒーはプラス100円でカプチーノにしてもらいました。

オ0108

割りとあっさりめで飲みやすい味です。

やや手狭ですが、気軽に使えて、きっちりとした感じのお店です。


2月26日の東京マラソンを数寄屋橋交差点で撮った写真です。

コースの中間点らしく、沿道では「半分まで来たぞ!」と盛んに声援していました。
マラソン0098

パンダも走っています。
マラソン0103


【2012/02/27 00:23】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「女性美」展 松岡美術館
白金台
chariot

白金台の松岡美術館では、「女性美」展が開かれています。
会期は4月15日(日)までです。

女性美001


副題は「あなたの美神(ヴィーナス)に、出逢う春。」となっていて、
松岡コレクションの中でも女性を題材にした作品の展示です。
展示品は撮影可能です。

エミール=アントワーヌ・ブールデル 「ペネロープ」 1912年
女0252

ペネロープはギリシャ神話の、トロイア戦争に出征した夫のオデュッセウスの帰りを
待ち続けた女性です。
美術館のホールに常設展示されていて、来館者を出迎えています。
見上げる高さの量感にあふれた作品です。

「エネヘイ像」 エジプト第18王朝末期/第19王朝初期 
          紀元前1300-1200年頃

女0248

1階の常設展示室に置かれています。
神官の娘の像で、衣装のプリーツの線がすらりとした姿を際立たせています。

「樹神」 西インド 11世紀頃
女0250

1階の常設展示室に置かれています。
インド的な豊麗な姿で、果物の実った枝を持っています。


「女性美」展の作品は2階に展示されています。

「セイレーン型 瓶」 ギリシャ ロードス島 紀元前6世紀後半
女0211

テラコッタ製で、愛らしい形をしています。
セイレーンはギリシャ神話で、美しい歌声で船人を惑わして遭難させる、
上半身が女性で下半身が鳥の姿をした怪物です。
英語のサイレンの語源にもなっています。

「アフロディテ」 ヘレニズム期 紀元前3-2世紀
女0213

テラコッタ製で、櫛と鏡を持っています。
櫛の通りにくそうな髪型です。

「三彩 騎馬人物」 唐時代 8世紀
女0224

乗り手に合わせて、馬も大人しそうな表情をしています。
唐時代には女性も馬に乗っていて、楊貴妃の姉たちも騎馬で参内していたそうです。

「色絵 太夫像」 薩摩焼 江戸時代 19世紀
女0227

髪は遊女特有の横兵庫で、鯉の滝登りを描いた豪華な帯をしています。

現代彫刻のコレクションも展示されています。
女0205


以下は絵画作品です。

蹄斎北馬 「三都美人図」 江戸時代 19世紀
女0184

三幅対の掛軸で、左から大阪、京都、江戸の美人です。
化粧の仕方も江戸と京大阪では違うそうです。

大阪の背景は住吉神社で、太鼓橋も見えます。

京都は傘を差して清水の舞台から飛び降りる女性です。
願掛けなどのため飛び降りる人は江戸時代を通じて絶えなかったそうです。

江戸は向島の梅屋敷(現在の百華園)の句碑です。
今も残る句碑には千樹庵益賀の俳句が酒井抱一の書で彫られています。

  鳥の名の都となりぬ梅やしき

上村松園 「藤娘之図」 大正初期
女0194

大津絵の藤娘の掛軸で、床の間に飾られています。
上村松園らしく清楚な顔立ちです。

梶原緋佐子 「白川路」 1979年
女0177

京都の町に花を売りに来ていた白川女の衣装を着けた女性です。
日本画ですが、立体的で量感のある姿に描かれています。
梶原緋佐子(1896-1988)は京都で活躍した画家で、舞妓などの女性を描いています。

田中繁吉 「紫紺の布」 1981年
女0182

田中繁吉(1898-1994)は日展会員で、藤島武二に師事しています。
1922年に渡仏し、そこでキスリングの影響を受けたということで、
作品も鮮やかな色彩とロマンティックな雰囲気が特徴です。

服部和三郎 「三美神-鳥とりんごと女」 1988年
女0199

服部和三郎(1930~)は新制作協会会員で、内田巌、竹谷富士雄に師事しています。
竹谷富士雄は藤田嗣治に師事しているので、服部和三郎の作品の造形や
柔らかい色彩に藤田嗣治の影響が見られます。


古代から現代、西洋と東洋、さまざまに表現された女性像を楽しめる展覧会です。

展覧会のHPです。


【2012/02/26 19:11】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ミロンガ・ヌオーバ」 神保町 2012/2
神保町
chariot

神保町の裏の小路にある「ミロンガ・ヌオーバ」にランチに行ってきました。
場所は千代田区神田神保町1-3です。

ミ0065

ミ0058


以前、「ミロンガ・ヌオーバ」に行った時の記事はこちらです。

日曜日のお昼時で、ドアを開けるとほの暗い店内は満席に近く、いつものように
甘いタンゴの曲が流れていました。
日本人と外国人の二人連れのお客さんはスペイン語で話していました。

ミ0045

ミ0057


ジャンバラヤ850円です。

ミ0048

中辛と辛口があり、中辛にしました。
軽く胡椒が効いています。

ジャンバラヤというと、カントリー・ソングの「ジャンバラヤ」のメロディーを思い出すので、
タンゴを聴きながら食べていると、ちょっと不思議な気分になって面白いです。

この後、近くの「カフェテラス古瀬戸」に行って、食後のコーヒーをいただきました。


【2012/02/26 02:38】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「文化都市 千代田 -江戸の中心から東京の中心へ-」 千代田区立日比谷図書文化会館
霞ヶ関・内幸町
chariot

日比谷公園の千代田区立日比谷図書文化会館では「文化都市 千代田
-江戸の中心から東京の中心へ-」が開かれています。
会期は3月11日(日)までで、観覧は無料です。

千代田001


江戸から明治への千代田区の移り変わりについての資料が展示されています。
学芸員による展示解説も何回か行なわれているので、私も行ってきました。

「西洋いろはづくし」 歌川芳虎 明治初期
千代田003

絵に英単語と仮名を付けてあります。
猿がAMONEY(あもねい)となっているなど間違いもあって、明治初めの
あわただしさを見せています。

「開花旧弊興廃くらべ」 歌川芳虎 明治15年
新しい文物と日本古来の品が戦っている様を描いた漫画です。
ランプが行灯を、人力車が駕籠を、郵便が飛脚を圧倒したりしています。
その中で米俵だけはナンキン米を投げ飛ばしていて、日本の米は健在です。

「金物問屋紀伊国屋三谷家の資料」
三谷家は紀州出身で紀伊国屋を名乗り、江戸時代初期に金物業を開業し、
明治維新も乗り越えてきた商家です。
日露戦争では真鍮薬莢の製造も行なっていて、展示室には砲弾の薬莢も展示
されています。
10代目三谷長三郎は神田の教育界に貢献し、小学校の林間学校を開催したり、
映写機やピアノを寄贈しています。
外神田の宮本公園には三谷長三郎の銅像も建っています。

江戸の商家も、明治維新の波に呑まれて没落した家もある一方で、存続に成功した
家もあったことが分かります。

「小笠原家の資料」
千代田002

小笠原家は小倉藩小笠原家の縁戚で、裏二番町に659坪の屋敷があり、
お稲荷さんの祠を祀っていたそうです。
伏見稲荷の社家からこの稲荷に正一位稲荷大明神の称号を授けられたことを
証する、安政3年の書面です。

「田村恒寿(つねひさ)の資料」
自筆履歴書などが展示されています。
田村恒寿は嘉永5年生まれで、安政5年から慶応元年まで、「江都昌平校で
漢学修業」とあります。
昌平校は昌平坂学問所のことです。
その後、慶応3年まで小川町兵営で仏蘭西歩兵科を伝習しています。
明治維新後には小学校教育に携わり、神田小学校(今の千代田小学校)の
初代校長を勤めています。

「佐野直勝の資料」
琉球藩の辞令などが展示されています。
東京藩邸の取次番に雇用されていますが、月給6円でかなり薄給です。
琉球藩は廃藩置県の翌年の明治5年に政府の命令で琉球王国を廃して
立てられた藩で、明治12年まで存続しています。
佐野家はその後、千代田区の地主として長く存続したそうです。

旧幕臣の家にとって明治維新は大きな試練だったようです。

「南北奉行所の資料」
南町奉行所吟味方、佐久間家の口伝を記録し、活字にした資料もあります。

「拷問は濫りに行ふ者にあらずして御詮議方第一厚く心掛くへき勤向に候。
凡罪人を調るに古言にもある如く其罪を憎み人を憎まずと申如くよく之を服膺致し
必己の功を思ふて罪に落すべからず。」

江戸文化の厚みを伝える言葉です。

他にも興味深い資料が多く、学芸員の方の解説も参考になって面白い展覧会でした。

日比谷図書文化会館のあたりは江戸時代は盛岡藩の上屋敷だったそうです。
都立だった日比谷図書館は千代田区に移管され、きれいに改修もされて、
千代田区立日比谷図書文化館として2011年の11月に再オープンしています。

1階には丸善の経営する「ライブラリーショップ&カフェ日比谷」、地下には
「ライブラリー&ダイニング日比谷」もあります。


【2012/02/26 02:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「玉虫良次油絵展」 日本橋三越
三越前
chariot

日本橋三越本店画廊では「玉虫良次油絵展」が2月28日(火)まで開かれています。

玉虫良次さん(1956~)はさいたま市出身で、一水会の会員です。
ひと昔前の町角の風景をノスタルジックな雰囲気で描いています。

「立ち停まる」 50号
玉虫001

黄色い市電、瓦屋根の駅舎や木造の家、銅板張りの看板建築、
何十年か前の東京の風景です。

ランニングシャツの子供、背負子を担いだ人、リヤカーを曳く人などが
ぽつんぽつんと描かれています。
空は青く広がり、遠くは白く輝いて、その向こうには自分の町があるような
強い郷愁を誘います。


「ウ・トポス」 15号
玉虫002
 
「ウ・トポス」とはギリシャ語で、どこにも無い場所という意味とのことです。
玉虫さんの描く作品は、夢の中に出てくる昔の風景を見ているような
気持ちになります。

会場に居られた玉虫良次さんによれば、東京の風景を元にイメージを
組み合わせて描いていているとのことです。
画面構成の具合から電線は省略してあるそうで、それによって幻想性も
増して見えます。


【2012/02/25 04:40】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「自然・悠久の時 岩瀬なほみ人形展」 日本橋三越
三越前
chariot

日本橋三越本店画廊では「自然・悠久の時 岩瀬なほみ人形展」が2月28日(火)まで
開かれています。

岩瀬なほみさん(1941~)は東京出身で、平田郷陽、芹川英子両氏に師事し、
木彫の作品を制作している人形作家です。

作品は静かで澄み切った姿をしていて、自然の中の何かの魂のようです。

展覧会では木彫布貼の作品を中心に約20点が展示されています。

「月」 高さ48.5cm
岩瀬003

すらりとした樹木のような姿で、玲瓏として白く輝いています。
月の光に照らされた林から浮かび出た精霊を思わせる姿です。

岩瀬なほみさんの作品は東京国立近代美術館工芸館で開かれていた、
「現代の人形-珠玉の人形コレクション」にも展示されていました。

「現代の人形-珠玉の人形コレクション」の記事です。


【2012/02/25 04:39】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェ一番館」 横浜
横浜
chariot

「カフェ一番館」は横浜駅の 相鉄ジョイナスの地下1階の三角広場のあたりにあります。
場所は横浜市西区南幸1-5-1です。

一0024


今年の2月で開店して2年になるとのことで、まだ新しいお店です。
カウンター席が15ほどで奥に細長く、ランチタイムは禁煙です。
BGMはスローなジャズソングでした。

棚にはカップが並んでいます。
コーヒーはサイフォンで淹れます。

一0020


ビーフサンドセット980円です。
大根のサラダが付いています。

一0011

一0017

ブレンド単品は550円で、カップはノリタケです。
ビーフサンドはかりっと焼き上がって美味しく、コーヒーはあっさり目の味です。

横浜駅の横という便利な場所にあり、気軽に使えるお店です。


【2012/02/24 00:04】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「-陶 彩りの庭-村田彩展」 INAXガレリアセラミカ
京橋
chariot

京橋のLIXIL:GINZA2階のINAXガレリアセラミカでは3月1日(木)まで、
「-陶 彩りの庭-村田彩展」が開かれています。
場所は中央区京橋 3-6-18 です。

村田001


村田彩さん(1979~)は京都府出身の陶芸家で、植物のような複雑な形の
陶の作品を制作しています。

「胞 2010」
村田002

高さ23cmあり、さわやかな色彩でアジサイの花のようにも見えます。
花弁の1枚1枚には細かく丁寧な絵付けがされています。

「胞 2010」
村田003

同じ形の色変わりです。

「生殖 2011」
村田005

高さ25cmあり、色彩が強くなって、クラゲかイソギンチャクのようです。
不思議な生命体といった感じがします。

「生殖 2011」
村田004

同じ形の色変わりです。

陶でこのような繊細な形を造り上げるのはとても難しいだろうと思いますが、
やはり習得するのに3年かかったとのことです。
思っているイメージをこのように陶芸で豊かに表現できるというのは
中々の技です。

展覧会のHPです。


【2012/02/23 06:55】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第8回 Catアートフェスタ」 丸善丸の内本店
東京
chariot

丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーでは、「第8回 Catアートフェスタ」が
開かれています。
会期は2月28日(火)までです。

猫001


2月22日は猫の日ということでの企画です。

18名の猫アーティストがショップを開くなど全部で36名のアーティストの制作した
人形、置物、絵画、写真、食器、手拭などが会場いっぱいに展示販売されています。

さまざまの個性の表情豊かな猫グッズが集まっていて、どれも欲しくなるような物
ばかりです。
お客さんも大勢詰め掛けて、あれがいいこれが可愛いと選んでいました。

猫というものは制作の素材にするのにふさわしい生き物だなと思います。


【2012/02/23 04:11】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「新橋珈琲店」
新橋
chariot

「新橋珈琲店」は新橋駅前ビル2号館の1、2階にあります。
場所は港区新橋2-21-1です。

新0034


セルフのお店で、1階は禁煙、ゆったりとした席が約40席あります。
新橋という場所柄、いわゆるサラリーマンのお客さんが多いようです。

新0016

新0018


パンもいろいろ売られています。

新0027


朝7時から開いていて、ベーグルやパンケーキのモーニングセットがあります。

新0025


休日のホリデープレート500円です。

新0029


カウンターに置いてある6種類のロールサンドから2つ選んで自分で取ります。
玉子ロールとコーンロールにしました。
コーヒーはあっさりして飲みやすい味です。

新0014


異国訛りの店員さんも元気で、肩の力の抜けた感じが心地良いお店です。


【2012/02/22 04:08】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム | 次ページ>>