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「ビオディナミ(BIODYNAMIE)」 新宿
新宿
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「ビオディナミ(BIODYNAMIE)」は西新宿の靖国通りから北に少し入った所にあります。
場所は新宿区西新宿7-9-13です。

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2014年の10月にオープンしたお店で、30席ほどの店内は全席禁煙、
照明を落としてほの暗く、カジュアルな雰囲気です。
BGMはボサノバでした。

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ビオディナミ(バイオダイナミック)とは自然農法の一種で、お店の食材も
ビオディナミによるものを使っています。

ランチのミートソースパスタです。
私が行ったのは昨年オープンして間もない頃だったのですが、現在はメニューも
少し変わっていて、サラダが付いて、850円です。

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濃厚な味で、パスタはコシがあり、美味しいです。

プラス100円のデザートはソフトクリームです。

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プラス100円のコーヒーはマグカップにたっぷり入っていて、あっさりした味です。

カトラリーの洗いがやや不十分なのが気になりました。
まだ、オープンしたばかりだったので、まだ運営が不十分なところがあったのかもしれません。

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【2015/01/31 20:10】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「菊池寛実賞 工芸の現在」展 菊池寛実記念智美術館
神谷町
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虎ノ門の菊池寛実記念智美術館では「菊池寛実賞 工芸の現在」展が開かれています。
会期は3月22日(日)までです。

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1月24日にブロガー向け特別鑑賞会が開かれたので、参加してきました。

智美術館は現代陶芸の紹介を行なってきましたが、今回は対象を広げ、現代工芸を対象にした
展覧会を開いています。
専門家で構成される選定委員が近年優れた活動を行なう作家12名を選出したものです。
そのうち、特に優れた制作を行なっている1名を審査会が選考し、菊池寛実賞を授与しています。

工芸は陶芸を別にすれば発表の場が少なく、日本工芸会などに所属していない無所属の場合は
さらに発表が難しくなるので、それらの作家のための機会を提供したいという意図があるそうです。

出展作家は以下の通りです。

築城 則子(染織)
相原 健作(金工)
石田 知史(ガラス)
江波 冨士子(ガラス)
神農 巌(陶磁)
須田 賢司(木工芸)
田口 義明(漆工)
中村 信喬(人形)
新里 明士(陶磁)
春木 均夫(人形)
武関 翠篁(竹工)
山本 晃(金工)


学芸員の方のギャラリートークを伺いながら、作品を鑑賞し、たまたま来館されていた、
金工の相原健作さんと、東京藝術大学学長宮田亮平さんの興味深いお話もお伺いしました。

写真は特別の許可を得て撮影したものです。

一番手前のガラス器は石田知史さんの、鋳込み硝子線刻文鉢「華・ひらく時」(2004年)です。

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パート・ド・ヴェールという、粉末のガラスを鋳型に入れて窯の中で溶かす技法を使っています。
色ガラスを使うと多彩な色の作品を作り出すことが出来ます。
石田知史さんの作品は、2012年に銀座和光和光ホールで開かれていた、「石田亘・征希・知史
パート・ド・ヴェール作品展」にも展示されていました。
「石田亘・征希・知史パート・ド・ヴェール作品展」の記事です。

手前は田口義明さんの「華蒔絵卓」(2009年)です。

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華やかでありながら繊細な蒔絵が施されています。

神農巌さんの白磁で、右は「堆磁線門鉢」(2012年)、左は「堆磁線門皿」(2011年)です。

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筆を使って磁土を何層も塗り重ねて文様を作る方で、堆磁というのは神農さんの造語です。

新里明士さんの「Perforated Forms」(2014年)です。

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7個全体で1組の作品になるとのことです。
極く薄く成形した白磁にドリルで穴を開け、光を透過させています。
釉薬が掛かっているので、水は通さないそうです。
白との対照でつくった青の磁器は釉薬を掛けてありません。

手前は春木均夫さんの「月読」(1994年)です。

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桐の木の粉を固め、和紙を貼る、桐塑人形の作品です。

山本晃さんの接合せ鉢「朝凪」(2011年)です。

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異なる素材の金属を接着させる接合せ(はぎあわせ)の技法に拠っています。
ライトが反射して敷物にダイアモンドを映しています。
山本晃さんは2014年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されました。

真中と壁のガラス器は江波冨士子さんの「祈り」(2014年)です。

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ムッラーノという、ヴェネツィアグラスの技法によって、小さな模様をつなぎ合わせています。
今までは小振りの食器などを制作していましたが、今回の展覧会をきっかけに、
インスタレーション的なものに取組んだそうで、白い器は35.5㎝あり、これまでの中で、
一番大きいそうです。

手前は武関 翠篁さんの花籠「鏡花水月」(2013年)です。

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黑の中に赤を織り込んだ竹工芸です。
鏡花水月は手に取ることの出来ないもののたとえで、泉鏡花の筆名の
元にもなっています。

手前は須田賢司さんの栃拭漆小箪笥「水光接天」(2011年)です。

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栃、黒柿、シカモアメープル、梨を組合わせ、水面が天に接するような
雄大な景色を想像させています。
シカモアメープルはバイオリンの板にも使われる素材です。
須田賢司さんは2014年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されました。

中村信喬さんの博多人形で、天正遣欧使節を題材にしています。

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中村信喬さんの作品は2014年に丸善本店で開かれた、「人形師 中村信喬の世界」展でも
展示されていました。
「人形師 中村信喬の世界」展の記事です。

手前は相原健作さんの「旅の途中」(2014年)です。

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鐵を叩いてつくった鍛金彫刻のカミキリムシで、幅が2m近くあります。
相原さんは、展示が決まると予め展示室を訪れ、作品の置かれる場所を想定してから
制作にかかったそうです。
金工の場合、先ず置く場所が決まっていて、それに合わせて制作することが
多いとのことです。
相原さんと同じ金工出身の宮田学長は、この作品は写実と虫の不気味さの
両方を上手く出せていると褒めておられました。

菊池寛実賞を受賞した築城則子さんの小倉織です。

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小倉織は縦縞を特徴とする木綿の織物で、昭和初期に途絶えたのを築城さんが
復元しています。
奥は練貫着物「夜の帷」(2012年)です。


展示室はとても洗練されていて、それぞれの作品にスポットライトが当てられ、
作品を引き立たせています。
現代工芸の各分野で活躍し、注目されている作家の作品を、落着いた雰囲気で
一点一点ゆっくり鑑賞できる展覧会です。

展覧会のHPです。


【2015/01/30 21:10】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
山の上ホテル 「パーラー・ヒルトップ」 2015/1
御茶ノ水
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山の上ホテルの「パーラー・ヒルトップ」で軽い夕食をとりました。

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昨年の12月に行ったので、BGMのオルゴールにもクリスマスソングが混じっていました。

ディナーセットAはサラダ、メインディッシュ、シャーベット、ドリンクで1950円です。

オムライスにしました。

サラダ
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おだやかな味に作ってあり、トマトケチャップも良い味で、ボリュームもあります。

こちらは海の幸のドリアです。

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チーズをたっぷり使っています。

メインは他にスパゲッティ、ピラフ、グラタン、カレーがあります。

シャーベット
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レモングラスティーのカップはウェッジウッドです。

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紅茶のカップはベルナルドです。

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いつもながらのゆったりした時間を過ごしました。

以前、「パーラー・ヒルトップ」に行った時の記事です。


【2015/01/29 19:40】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「第11回 渡辺禎雄 型染版画展」 丸善丸の内本店
東京
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丸善丸の内本店4階ギャラリーBでは、「第11回 渡辺禎雄 型染版画展
=世界に誇る日本の美と聖書の心の結実=」が開かれています。
会期は2月3日(火)までです。

渡辺禎雄(わたなべさだお:1913-1996)は型染版画家で、民藝運動の
一員の芹沢銈介に師事して型染の技法を学んでいます。

クリスチャンの渡辺禎雄は聖書や聖人を題材にした版画を数多く描いています。
民藝風の素朴さと中世キリスト教絵画の精神性さが一体となった、
優しく味わい深い作風です。

「受胎告知」 1972年
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ルカによる福音書にあるお話です。
大天使ガブリエルが敷物に座っているマリアの上に臨んで、
マリアの受胎を告げています。

「よき羊飼い」 1977年
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未年にちなんで、羊飼いがひざまずいて羊を抱き抱えている絵です。
よき羊飼いの譬えはヨハネによる福音書に、99匹の羊を置いて
1匹の羊を探した羊飼いの話はルカによる福音書に載っています。

2014年に同じ丸善丸の内本店で開かれた、「渡辺禎雄展」の記事です。


【2015/01/28 21:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「青山フラワーマーケット ティーハウス」
表参道
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表参道交差点にある「青山フラワーマーケット ティーハウス」に行ってきました。
場所は港区南青山5-1-2です。

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青山フラワーマーケット南青山本店の中にあって、花や緑に囲まれています。

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フレッシュハーブティーのリフレッシュブレンド810円です。

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ローズマリー、レモングラス、レモンバーム、スペアミント、アップルミントが入っていて、
レモングラスが爽やかです。

こちらは冬の紅茶756円です。

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ヴァニラ、カカオ、キャラメル、カフェが入っていて、ほのかにキャラメルの味がします。

2011年にオープンしたお店ですが、今では休日にはいつも満席になる人気です。

以前、「青山フラワーマーケット ティーハウス」に行った時の記事です。


【2015/01/27 19:20】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「岡田美術館所蔵 琳派名品展」 日本橋三越本店
三越前
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日本橋三越本店では、「岡田美術館所蔵 琳派名品展」が開かれています。
会期は2月2日(月)まで、入場料は一般800円です。

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岡田美術館は平成25年に箱根小涌谷に開館した東洋美術の美術館で、琳派の作品を
数多く所蔵しています。

俵屋宗達 「明石図」(源氏物語図屏風断簡) 江戸時代前期
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小品で、光源氏が初めて明石の君を訪ねる場面です。

俵屋宗達下絵・本阿弥光悦緒 柳に波下絵和歌色紙「ほととぎす」 
桃山時代末期~江戸時代初期

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新古今集に載っている白河院の歌です。

 ほととぎすまだうちとけぬしのびねはこぬ人を待つわれのみぞきく

尾形光琳 「雪松群禽図屏風」 二曲一隻 江戸時代前期
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冬の浜辺にがやがやと雁や鴨が集まり、青い入江や雪をかぶった松が
面白い形を作っています。

尾形光琳 「菊図屏風」 六曲一双 江戸時代前期
右隻
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大きな空間を開けて配された菊はデザイン的です。

尾形乾山作・光琳画 「銹絵白梅図角皿」 江戸時代
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光琳・乾山兄弟の合作です。

伝 尾形光琳 「椿若松蒔絵硯箱」 江戸時代
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舟橋蒔絵硯箱と同じく、山形に盛り上がっています。

坂井抱一 「月に秋草図屏風」 二曲一隻 江戸時代後期
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月の光の中の薄、女郎花、桔梗などです。
風も無く、静かに月の光を浴びています。
元は公家の二条家の襖絵として制作されたとのことです。

加山又造 「初月屏風」 六曲一隻 昭和42年
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現代の琳派です。
破り継ぎや銀線を用いて、雲間の月を表しています。


私は今までいろいろな琳派の作品を観てきましたが、今回は観たことの無い物ばかりでした。
これだけの琳派の作品をまとめて観ることの出来る、貴重な機会です。

岡田美術館のHPです。


【2015/01/26 19:33】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「チャウダーズ スープ&デリ 東京ミッドタウン店」
六本木・乃木坂
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「チャウダーズ スープ&デリ 東京ミッドタウン店」 は東京ミッドタウン ガレリアの
地下1階にあります。
場所は港区赤坂9-7-4です。

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チャウダーはアメリカ料理で、いろいろな具の入ったスープのことです。
主にアメリカの原料を使い、現地で製造したスープを冷凍し、日本で解凍して
提供するお店で、都内に6軒あります。

イートインはカウンターを含め15席の小さなお店です。

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チャウダーズボウル940円です。

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トマトライスと本日のスープがボウルに入っていて、ドリンクが付きます。
とろりとしてコクのある味で、なかなか美味しいです。
コーヒーはやや薄めです。

ちょっとしたランチに手頃なお店です。


【2015/01/25 19:22】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子 パスキン展」 パナソニック汐留ミュージアム
新橋・汐留
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新橋のパナソニック汐留ミュージアムで開かれている、「生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子
パスキン展」のweb特別内覧会&アートトークに行ってきました。
展覧会の会期は3月29日(日)までです。

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まず、「弐代目・青い日記帳」主宰のTakさんと、パナソニック汐留ミュージアムの学芸員、
宮内真理子さんのアートトークを伺いました。

会場の写真は主催者の特別の許可を得て撮影したものです。


ジュール・パスキン(本名 ユリウス・モルデカイ・ピンカス、(1885-1930)はブルガリアの
ユダヤ系の裕福な穀物商の生まれです。
ウィーンで中等教育を受けた後、父の許で働きますが、父と衝突して家を出てしまいます。
原因は絵を描きたかったことと女性関係とで、パスキンは子どもの頃から女性に囲まれている
暮らしが好きだったようです。
パスキンは幼少の頃、叔母さんたちに連れられてよくトルコ風呂に行っていたそうです。
ブルガリアは長くオスマントルコに支配されていたので、トルコ風呂の文化があったのでしょう。

家を出たパスキンはウィーンで素描を学び、さらにミュンヘンに行って学んでいます。
パスキンは素描が好きで、いつでもどこでも描いていました。
ミュンヘンではすぐにその技量を認められ、19歳で風刺雑誌と専属契約を結んでいます。
さらに本格的な油彩を学びたくて、今度はパリに向かっています。
気前が良く、友達の多かったパスキンは、パリで以前からの画家仲間から歓迎されています。

その後の画業も順調で、パスキンは下積み時代の無かった画家と言われているそうです。

最初のパリ時代の作品です。

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右 「エルミーヌ・ダヴィッドの肖像」 1908年 油彩、カンヴァス グルノーブル美術館
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後に夫人となるエルミーヌの肖像です。
まだ、ちょっと硬い感じです。
油彩を始めたパスキンは、評価されるのを気にしてこの作品を公開しなかったそうです。

第一次世界大戦が始まるとパスキンは後に結婚するエルミーヌ・ダヴィッドとともに
戦場となったフランスを離れ、アメリカに渡り、アメリカ国籍も取得しています。

アメリカ政府発行のパスキンのパスポート
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寒いニューヨークを避けて南部やキューバにも行っていて、この頃は画壇の流行にも染まらず、
自分の好きな描き方の出来た時期と言えるそうです。
戦後、パリに戻り、エコール・ド・パリの画家として人気を博します。
特にキスリングや藤田嗣治らと仲が良かったようです。
繊細な線描と、真珠母色と呼ばれる淡く輝く色彩の画風が確立し、絶頂期を迎えるのはこの頃です。

第一次世界大戦をはさんで、再びパリに戻ってきてからの作品です。
パスキンらしさが出て来ています。

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左 「幼い女優」 1927年 油彩、カンヴァス 個人蔵
右 「少女-幼い踊り子」 1927年 油彩、カンヴァス パリ市立近代美術館

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「幼い女優」 はソファーに凭れている少女の姿です。
巧みな描線でその姿を捉えており、何か考え込んでいるような表情も描き出していて、
服の淡い薄緑色も鮮やかです。
「少女-幼い踊り子」は淡いピンクの衣装を着けた小さなバレリーナの立ち姿です。

左 「マンドリンをもつ女」 1926年  油彩、カンヴァス ゲレ美術・考古学博物館
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左 「二人のモデル」 1924年  油彩、カンヴァス 北海道立近代美術館
右 「ばら色の下着姿の座るマルセル」 1923年  油彩、カンヴァス パリ市立近代美術館
 
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右 「放蕩息子の帰還」 1927年 油彩、板 個人蔵
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パスキンはよく新約聖書を題材にしていて、特にルカによる福音書の中の
「放蕩息子」の話を描いています。
福音書では放浪した果てに戻ってきた放蕩息子を迎えるのは父親ですが、
この作品で迎えているのはパスキンが入り浸っていた娼館の女性たちです。
パスキン自身は、故郷を出た後は一度も戻っていません。

素描や版画、挿絵本なども展示されています。

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挿絵本 アンドレ・サルモン序文 「シンデレラ」 1930年
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パスキンの絵にはエスプリが効いています。

しかし、パスキン自身は人妻であるリュシーとの不倫関係に悩み、過度の飲酒による肝臓病や
うつ病、画廊と結んだ専属契約への精神的負担などが重なって、45歳で自殺してしまいます。

早くから才能と財産、友人、女性に恵まれていたのに、或いはそのためにかえって命を縮めて
しまったような一生とも云えます。

絶頂期である、若い晩年の作品の並んでいる部屋です。
パスキンの好きだった商館の雰囲気を出そうということで、天井のランプは1920年代の
デザインです。
展示室のライトは肌の色がきれいに見える美光色のLEDを使っているそうです。

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右 「テーブルのリュシーの肖像」 1928年 油彩、カンヴァス 個人蔵
左 「ジメットとミレイユ」 1927年 油彩、カンヴァス パリ市立近代美術館

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右は恋人のリュシーの肖像です。
憂いを含んだ顔をしていて、テーブルの花が彩りを添えています。
パスキンは1910年にリュシーに会い、10年後に再会して二人は恋に落ちますが、
その時は双方とも結婚していて、結局、不毛な恋に終わってしまいます。

右 「二人のジプシー女」 1929年 油彩、カンヴァス シャスティ・アストラップ、UK
左 「椅子にもたれる少女」 1928年 油彩、カンヴァス 個人蔵

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右 「ジメットとミレイユ」 1927年 油彩、カンヴァス パリ市立近代美術館
左 「長い髪のエリアーヌ」 1927-29年 油彩、カンヴァス ポンピドゥー・センター 

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右 「腰かける女」 1928年 油彩、カンヴァス 北海道立近代美術館
左 「恋人たち」 1930年 油彩、板 北海道立近代美術館

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北海道立近代美術館はエコール・ド・パリの作家の作品を数多く所蔵しています。

右 「三人の裸婦」 1930年 油彩、カンヴァス 北海道立近代美術館
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パスキンが最後の時期に描いた作品です。
横たわる3人の少女はかすかな描線を使って描かれ、柔らかな色彩に包まれています。
少女を描いていても、何となく気だるく、憂愁のただよう画面です。

パスキンの亡くなった1930年はドイツでナチス党が躍進した年です。
第2次世界大戦ではエコール・ド・パリのユダヤ系の画家たちはナチスから逃れるため、
シャガールやキスリングはアメリカに亡命し、スーティンはフランス国内を逃げ回り、
胃潰瘍を悪化させ、亡くなっています。
パスキンはその受難の前に世を去ったことになります。


パスキンの絶頂期の作品が最も多く展示され、パスキンの世界を存分に味わえる展覧会です。

エコール・ド・パリの音楽家、サティの曲をYouTubeで聞きながらこのブログを書きました。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は「ルオーとフォーヴの陶磁器」展です。
会期は4月11日(土)から6月21日(日)までです。


【2015/01/24 19:31】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「Italian Bar LA VIOLA(ラ ヴィオラ)」 銀座 三笠会館 2015/1
銀座
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銀座の三笠会館本店の1階にある「Italian Bar LA VIOLA(ラ ヴィオラ)」でランチです。
場所は中央区銀座5-5-17です。

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パニーノランチ1200円にはミネストローネとコーヒーが付きます。

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ソーセージ・チーズ・トマト・キャベツが入っていて、美味しいパニーニです。

こちらは本日のリゾット1200円とコーヒー700円です。
淡いピンク色のリゾットは、名前は忘れてしまいましたが、苺とチーズが入っています。

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追加でポッロフリット(イタリア風鶏の唐揚げ)1100円を注文しました。

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骨付きの唐揚げはカリッとして香ばしく、きれいにいただきました。
レストランで唐揚げを初めて提供したのは、昭和7年に三笠会館の前身の「食堂・三笠」で、
当時の料理長が若鶏の唐揚げを考案したそうです。

以前、「ラ ヴィオラ」に行った時の記事です。


【2015/01/23 19:53】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「新春名品展 〜日動画廊88年を彩った作家たち〜」 銀座 日動画廊本店
銀座
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銀座の日動画廊本店では「新春名品展 〜日動画廊88年を彩った作家たち〜」が
かれています。
会期は1月27日(火)まで、日曜日はお休みです。

1928(昭和3)年に創業した日動画廊の創業88周年を記念しての展覧会です。

岸田劉生、梅原龍三郎、中川一政、林武、小磯良平、鴨居玲など、日動画廊にゆかりの
画家たちの作品が展示されています。

岸田劉生は、「麗子 毛糸肩掛けをして人形を持つ肖像」と「寒山拾得」です。

「寒山拾得」は日本画による大きな双幅で、岸田劉生の作品としては最も大きいそうです。
寒山は女の子の姿をしていて、桃の枝を持ち、拾得は蛙を見て驚いています。
色調も明るく、伸びやかな雰囲気です。

梅原龍三郎は、展示数が一番多く、小品が並んでいます。

鴨居玲は、大きな作品が2点で、1点は1985年の「勲章」です。

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独特の暗い、自画像的な作品で、亡くなった年に描かれています。

寡作で、観る機会の少ない佐竹徳は、1951年の「志摩の海」が展示されています。
ちょっとセザンヌ風の明るくさわやかな作品です。

展覧会のHPです。


【2015/01/22 19:19】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「KEY'S CAFÉ(キーズ カフェ) ビックカメラ有楽町店」
有楽町
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「KEY'S CAFÉ(キーズ カフェ) ビックカメラ有楽町店」はビックカメラ有楽町店の
7階にあります。
場所は千代田区有楽町1-11-1です。

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Apple製品修理サービスカウンターに併設されたカフェで、2015年1月8日に
オープンしたばかりです。
40席ほどの簡素なつくりでセルフ式、天井は低いです。

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PCの調整を待つ間の利用にも使えるようになっています。

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ナスとベーコンのアラビアータ630円は少し辛味が入っています。
新しいお店なのでカトラリーもピカピカです。

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氷温熟成珈琲200円はフードとセットで100円引きになります。
マグカップにたっぷり入っていて、200円とは思えない美味しさです。

壁掛けテレビでは「ローマの休日」を流していて、オードリー・ヘップバーンが
ソフトクリームを食べたり、カフェでストローの包装紙を吹き飛ばしていました。


【2015/01/21 19:49】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「天神万華鏡」 渋谷区立松涛美術館
渋谷
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渋谷区立松涛美術館では特別展、「天神万華鏡」が開かれています。
会期は1月25日(日)までです。

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鎌倉の常盤山文庫所蔵のコレクションから天神に関する絵画などを展示するものです。

菅原道真(845-903)は平安時代初期の貴族で、宇多天皇に寵愛されますが、
子の醍醐天皇の時、藤原時平の讒言により、大宰府に左遷され、その地で亡くなります。
その後、時平や醍醐天皇の皇子が次々亡くなり、疫病が流行し、日照りが起き、
遂には清涼殿に落雷があって、左遷の陰謀の関係者を含む多数の死傷者が出ます。
醍醐天皇自身もこの事件に衝撃を受け、3か月後には亡くなってしまいます。
これらを菅原道真の祟りとして恐れた朝廷は道真に正一位太政大臣の位を贈り、
都に北野天満宮、大宰府の墓所に太宰府天満宮を造営して、その霊を鎮めています。

今では学問の神様として親しまれている天神様も元は恐ろしい雷神でした。

「綱敷天神像」 武田信廉 室町時代・16世紀
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束帯姿の道真像は神としての姿を表し、これを「束帯天神」と云います。
左遷の旅の途中、上陸した道真は敷物も無かったため、船の纜(ともづな)を巻いて
円座(わらざ)の代わりにしたという言い伝えがあり、「綱敷天神」と呼ばれています。
道真の怒りを表すため、目を剥き、上の歯で下唇を噛み、笏を押さえるようにして
持った姿で描かれることが多いのですがこの絵では梅の木の下で哀しげな表情を
見せています。
梅は道真が屋敷を離れる時に詠んだ歌に拠っています。

 東風吹かばにほひをこせよ梅の花主なしとて春を忘るな

前に垂らした平緒の飾りに信廉の号、逍遙軒の落款があります。
武田信廉は武田信玄の同母弟で、絵も巧みでしたが、武田氏滅亡時に殺されています。

「人麿・天神像」 室町~江戸時代・16~17世紀
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時代を経るにつれ、道真への恐れは薄らぎ、学識の深かった道真を学問の神様として
敬うようになります。
歌聖とされた柿本人麻呂と漢詩の得意だった道真の取り合わせで、人麻呂は紙と筆を手に
のどかな顔をしていますが、道真は厳しい表情で笏を掴んでいます。

「渡唐天神」 古岳宗亘(こがくそうこう)賛 室町時代 15~16世紀
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12月29日までの展示でした。
菅原道真が中国に渡り、無準師範(ぶじゅんしばん)に参禅したという説が
禅宗の僧によって唱えられます。
無準師範(1177-1249)は南宋時代の臨済宗の僧で、道真よりずっと後の人なので
実際にはあり得ない話ですが、広く伝わり、多くの絵にも描かれています。
中国服を着て、冠を着け、頭巾を被り、梅の枝を持った姿で描かれます。
肩から袈裟袋を提げ、師から禅を受け継いだ「師質相承」を示しています。
足袋を履いていますが、中国側では屋外で履を履かない姿は変に見えるそうです。

「月百姿 菅原道真」 月岡芳年筆 明治19年(1886年)
天神005

11歳の道真が父の是善の言い付けで、月明かりの梅の花を題材にした漢詩を
つくっているところです。
子供の頃からの才人ぶりを示す逸話ですが、ここにも梅が登場しています。

「役者はんじもの 中村歌右衛門の松王丸」 歌川国貞筆 文化9年(1812)頃
天神002

歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」で藤原時平(しへい)の舎人、松王丸を演じる
三代目中村歌右衛門です。
貴人に差しかける長柄傘の袋を持っています。
「菅原伝授手習鑑」は菅原道真の失脚を題材にした、現在でも人気の高い演目です。

「江都名所 湯しま天神社」 歌川広重筆 天保年間(1830-44)
天神006

12月29日までの展示でした。
湯島天神は江戸庶民にも親しまれた神社で、本郷台地の端にあることから眺めも
すぐれています。
正面が女坂で向こうに上野不忍池と弁天島が見え、右が男坂で上野広小路に続きます。

学問の神様、湯島天神は境内に梅の木を多く植えてあり、特に受験シーズンと
梅の季節には大勢の参拝客で賑わいます。
祟り神だった天神様も今は参拝者と共に梅の香りを楽しんでいます。


次回の展覧会は「2015 松涛美術館公募展」です。
会期は2月8日(日)から22日(日)までです。


【2015/01/20 21:41】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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Author:chariot
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