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「第4回 郷さくら美術館桜花賞展」 中目黒 郷さくら美術館東京
中目黒
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中目黒の郷さくら美術館東京では「第4回 郷さくら美術館桜花賞展」が開かれています。
会期は6月5日(日)まで、休館日は月曜日です。

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郷(さと)さくら美術館は、昭和生まれの日本画家の作品を中心にした
コレクションを展示する美術館です。
2006年に福島県郡山市に開館し、2012年3月に中目黒に東京館を開館しています。
東京館の場所は目黒区上目黒1-7-13で、地下鉄中目黒駅から5分ほどの所です。

展覧会では日本画家29名が桜を描いた作品が展示されています。

河本万里子 「湖水の春」 2015年 桜花賞大賞
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琵琶湖畔の安曇川(あどがわ)の山桜です。
桜の向こうに淡い水面が見えます。

立尾美寿紀 「白い花影」 2015年 桜花賞優秀賞
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東京駅八重洲口から日本橋髙島屋に通じるさくら通りの桜です。
朝の光の中で、ビルの壁に映った花影はとても綺麗だったそうです。

水野淳子 「春風」 2015年 桜花賞優秀賞
広島市の神原の枝垂れ桜で、樹齢約300年の巨木です。
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根元に咲く菜の花とともに描いています。


1階展示室は、「桜百景 Vol.5」で、大作の屏風など桜を描いた
作品13点の展示です。

栗原幸彦 「春宵瀧桜」 四曲一隻 1993年
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福島県三春の瀧桜です。
夜桜をスケッチしようと一番良い場所を選んだら、そこは以前中島千波さんが
描いた所だったことに気が付き、場所をずらして描いたとのことです。
地元のテレビ局の生中継でライトアップされていたので、好都合だと思って
スケッチしていたら、中継が終わってライトが消えてしまったので、
後は記憶でスケッチしたそうです。
枝の重なりまで立体的に描き込まれています。

伊達良 「さくら川」 2013年 
美術館のすぐ近くを流れる目黒川の桜並木です。
8㎞にわたって約830本のソメイヨシノが咲きます。

那波多目功一 「春に憩う」 2014年
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20年以上前に多摩動物公園で写生した孔雀をようやく作品にしたそうです。
桜の木の右側を濃く、左側を薄く描いて、奥行きを見せています。

木下めいこ 「桜鏡」 2014年
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4枚の杉板に薄い絹を貼って描いてあります。
鏡のような水面に映った桜で、幹は上から下に伸びています。

満開の桜の咲き乱れる館内でした。

郷さくら美術館東京のHPです。


今日、撮った、上野不忍池の桜です。

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こちらは本郷の東京大学構内の桜です。

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27日の竹橋です。

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【2016/03/31 20:15】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」 六本木 国立新美術館
乃木坂
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六本木の国立新美術館では、「MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事」が
開かれています。
会期は6月13日(月)までで、火曜日は休館日です。

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三宅一生さん(1938~)は広島市出身、多摩美術大学を卒業後、1965年にフランスに渡り、
服飾デザインを修業しています。
そして、1970年に三宅デザイン事務所を設立しています。

2007年に東京ミッドタウン内にオープンしたデザイン専門施設である、21_21 DESIGN SIGHTも
三宅一生さんがディレクターの1人として参加しています。

展覧会では初期から新作まで、三宅さんのデザインした作品が展示されています。

「パラダイス・ロスト(失楽園)」 1976/1977年春夏 ドレス、コート 絹
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横尾忠則さんのデザイン画とのコラボ作品です。

「馬尾毛(バス)」 1990/1990年秋冬 ジャケット、スカート 馬の尾の毛
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三宅さんは和紙、化学繊維、金属など、さまざまな素材も使っています。
あまり裁断せず、1枚の布の形をそのまま残していく作品も多く、いろいろな角度から
観て楽しめました。

「SHARAKU」 2015年 ポリエステル
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田中一光さんのデザイン画をプリントした布地がプリーツに加工されています。
三宅さんはプリーツを使ったデザインで有名で、会場でもプリーツの作品多数が
展示されています。
会場には布地をプリーツに加工する機械が置かれ、時間を決めて実演もされています。

「No.1」 2010年 ジャケット、ドレス ポリエステル
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折りたたむと平面になり、伸ばすとドレスになる、小田原提灯のような工夫のされた服です。
三宅さんには平面と立体の関係を意識したシリーズもあります。
立体的に縫製する洋服に対し、平面的である和服の伝統を思わせます。

ホールにも三宅さんの作品にちなんだオブジェが下がっています。

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三宅一生さんのデザインの特性もよく分かり、会場のディスプレイも面白く、
充実した展覧会です。

展覧会のHPです。


会期中に国立新美術館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、
またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の
展覧会チケット(半券可)を提示すると、団体料金が適用されます。
国立新美術館では、「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」が
4月4日(月)まで開かれているところです。

「すばらしき大原美術館コレクション展」の記事です。


【2016/03/29 20:10】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「アンクラー」 東京駅八重洲地下街
東京
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「アンクラー」は東京駅八重洲地下街北1号にあるスペインバルです。

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2014年のオープンで、80席の店内は広く、天井からワインボトルが下がっています。
ちょっとダモクレスの剣を思い出します。

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ランチのチリンドロンプレート800円です。

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チリンドロンはアラゴン地方の郷土料理で、野菜の煮込みスープとのことです。
鶏肉がたっぷり入っていて、ボリュームもあります。

セットドリンクのコーヒーです。

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デザートのスペインの揚げ菓子、チュロスもあって、カフェとしても使えるお店です。


【2016/03/27 20:04】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」展 渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアム
渋谷
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渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは「ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳 わたしの国貞」展が開かれています。
会期は6月5日(日)までです。

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豊富な日本美術のコレクションで知られるボストン美術館の所蔵する14,000枚を超える
浮世絵から、幕末の浮世絵師、歌川国芳と歌川国貞を取り上げ、170組を展示しています。

会場は一部、撮影可能です。

歌川国芳(1798~1861)と歌川国貞(1786~1865)はともに初代歌川豊国
(1769~1825)の弟子で、国芳は勇壮な武者絵を得意とし、国貞は役者絵、
美人画で知られています。

歌川国芳 「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」 弘化2(1845)年頃
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野晒悟助(のざらしごすけ)は河竹黙阿弥脚色の歌舞伎の登場人物です。
着物には国芳の好きな猫が集まって作ったドクロの模様、袈裟には秋草で作った
ドクロの模様、刀から下げた下駄にもドクロが浮き出しています。
よく見ると刀の鍔にもお坊さんの持つ払子(ほっす)が描かれていて、抹香臭さのある
絵柄ですが、悟助の若々しさとの対照が面白いところです。

歌川国芳 「相馬の古内裏に将門の姫君滝夜叉妖術を以て味方を集むる
大宅太郎光国妖怪を試さんと爰に来り竟に是を亡ぼす」
弘化元(1844)年頃 大判錦絵三枚続

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山東京伝の「善知(うとう)安方忠義伝」より、大宅太郎光圀が
妖術を使う滝夜叉姫(たきやしゃひめ)と戦う場面です。
相馬の古内裏は平将門が自分の本拠地の下総国猿島郡に御所を模して建てた
屋敷が廃屋になったもので、滝夜叉姫は将門の娘です。
原作では数百人の骸骨が登場するということですが、この絵では巨大な骸骨が
描かれています。
西洋の骨格図を参考にしていて描写は正確とのことです。

歌川国芳 「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」 嘉永4,5(1851,52)年頃 大判錦絵三枚続
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滝沢馬琴の「椿説弓張月」の一場面で、讃岐院(崇徳上皇)に遣わされた
鰐鮫と烏天狗が、琉球に渡ろうとして海で嵐に遭った源為朝父子を救助しています。
大判を3枚並べて一つの絵にした躍動的な画面には迫力があります。
史実では、崇徳上皇は保元の乱に敗れ、讃岐に流されて、そこで憤死しています。
源為朝は崇徳上皇に従って戦い、捕えられて伊豆大島に流されています。

歌川国貞 「当世三十弐相 よくうれ相」 文政4, 5(1821, 22)年頃 大判錦絵
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輸入品の高価な更紗の帯をした女性は売れっ子芸者でしょう。
幕末の美人画に描かれる女性は春信や清長、歌麿の頃に比べて力強さがあり、
時にふてぶてしさも感じます。

歌川国貞 「御誂三段ぼかし」 右から「浮世伊之助」三代目岩井粂三郎、
「葉歌乃新」初代河原崎権十郎、「野晒語助」四代目市川小團次、
「夢乃市郎兵衛」五代目坂東彦三郎、「紅の甚三」二代目澤村訥升、
「提婆乃仁三」初代中村福助 安政6(1859)年 大判錦絵六枚

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「浮世伊之助」三代目岩井粂三郎
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揃いの衣装を着た歌舞伎役者たちが、それぞれの紋を背景にして並んでいます。

歌川国貞 右から「江戸町壱丁目 扇屋内 花扇」「角町 大黒屋内 大淀」
「角町 大黒屋内 三輪山」 文政10-天保13(1827-42)年頃 大判錦絵三枚

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「江戸町壱丁目 扇屋内 花扇」
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吉原の遊女が着飾って三尊像のように禿を従えています。
上に描かれた雁は雁書を表し、想い人からの便りを暗示しているそうです。

歌川国貞 「全盛遊 三津のあひけん」 右から「京嶋原」「江戸新吉原」「大坂新町」
文政元-7(1818-25)年 大判錦絵三枚続

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京都、江戸、大坂の遊郭の遊女が拳(けん)遊びをしています。

歌川国貞 「藍摺遊女」 右上から「中万字や内 八ツ橋 わかば やよひ」
「姿海老屋内 七人 つるじ かめじ」「松葉屋内 粧ひ わかな とめき」
「扇屋内 花扇 よしの たつた」「弥生内 顔町 まつの こなつ」 文政後期(1825-30)頃

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「中万字や内 八ツ橋 わかば やよひ」
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江戸時代に輸入されたベロ藍という顔料を使い、すっきりした藍色の濃淡で、
桜の花の下の遊女と禿の組合わせを描いています。
唇には小さく紅を差しています。

どの作品も保存状態が良く、色彩も奇麗で、よくこれだけまとまったコレクションを
集めたものだと思います。
これらの作品は一度貸出されると5年間は公開されないそうで、この展覧会は
貴重な機会です。
とても人気のある展覧会で、休日はかなり混雑しているので、あらかじめ
展覧会のHPで混雑状況を確認されることをお奨めします。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は、「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」です。
会期は6月14日(火)から7月31日(日)までです。

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【2016/03/26 19:27】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ゴントラン シェリエ 日本橋店」 2016/3
三越前
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コレド室町3の地下1階にある、「ゴントラン シェリエ 日本橋店」に行ってきました。
場所は中央区日本橋室町1-5-5です。

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ベーカリーのパンを食べるイートインと食事をするカフェは別になっていて、
この日はイートインを利用しました。

店内は20席ほどで、全席禁煙、円形の売場にはいろいろなパンやスイーツが揃っています。

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フォカッチャアボカドベーコン370円、ブルーベリーマフィン250円とブレンドコーヒー300円です。

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ブルーベリーマフィンにはクリームが入っていて美味しいです。

カフェとイートイン、状況によって使い分けることが出来て、便利なお店です。

以前、「ゴントラン シェリエ 日本橋店」のカフェに行ったときの記事です。


【2016/03/25 19:40】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏」展 東京ステーションギャラリー
東京
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東京駅の東京ステーションギャラリーでは、「ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏」展が
開かれています。
会期は4月10日(日)まで、入館料は一般1100円です。

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ジョルジョ・モランディ(1890~1964)はイタリアの画家で、生涯のほとんどをボローニャで
過ごし、作品は瓶や水指を描いた静物画が中心です。

展覧会では油彩画53点を中心に約100点が展示されています。

静物画は、対象の形、配置、色彩、光りの向きを少しずつ変えて、繰り返し同じテーマを
描き続けています。


「静物」 1951年 モランディ美術館(ボローニャ)
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右端にあるのは、ジョウゴを円筒に溶接したもので、モランディの自作です。
白い瓶も透明な瓶に顔料を塗ってあります。

「静物」 1951年 モランディ美術館(ボローニャ)
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配置と瓶の数、影の向きが少し変わっています。

「静物」 1954年 個人蔵
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右側の瓶も白く塗ってあり、モランディは気に入ってよく描いています。
影がはっきり描かれていますが、形は瓶と違っています。

「静物」 1956年 モランディ美術館(ボローニャ)
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瓶は1つだけ奥側に置かれ、左端の瓶は四角です。
影が描かれていません。

花を描いた作品や風景画も数点、展示されています。

「花」 1957年 個人蔵
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造花を描いていたそうですが、やはり瓶や缶とは違った華やぎがあります。

「フォンダッツァ通りの中庭」 1958年 モランディ美術館(ボローニャ)
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アトリエから見た景色で、飛行機雲も描かれています。
情景を描くのではなく、素材を使って画面を区切っている感じです。

モランディの禁欲的な制作態度は一貫していて、揺るぎがありません。
鑑賞する方も展示されている作品を一点一点、入念に観て、それぞれの違いを確かめ、
つつましやかな気分を共に味わいます。

展覧会のHPです。


【2016/03/24 20:14】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「VOCA展2016 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」 上野の森美術館
上野
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上野の森美術館では、「VOCA展2016 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」が
開かれています。
会期は3月30日(水)までです。

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VOCA展は全国の学芸員、ジャーナリスト、研究者などに、40歳以下の
若手作家を推薦してもらい、その作家が平面作品の新作を出品する
というもので、今年で23回目になります。
VOCAとは、"THE VISION OF CONTEMPORARY ART"のことです。
今回は32名の作家の作品が展示されています。

VOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名、大原美術館賞1名の受賞です。

VOCA賞 久門剛史 「crossfades #3」
紙、ルーペ、真鍮:ムーブメント、電池、アルミ、木材、その他

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左のパネルにムーブメントが嵌め込まれていて、秒針のように回る棒の先に
レンズが付いています。
レンズは小さな数字の列の上を進むので、数字を読み取ることが出来ます。

VOCA奨励賞 鈴木のぞみ 「Other Days, Other Eyes」
外されていた窓、写真乳剤

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子ども部屋からの景色の写真を窓枠に嵌められたガラスに焼き付けています。
モノクロの画像と古い窓枠が郷愁を誘います。

VOCA奨励賞 谷原菜摘子 「穢土」
油彩、アクリル、金属粉、グリッター、ラインストーン、
オイルパステル、スパンコール、ベルベット

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饒舌な画面で、竹久夢二の恋人のお葉や、マサッチオの「楽園追放」なども
描き込まれています。

佳作賞 大山エンリコイサム 「FFIGURATI #117」
カンヴァスにアクリル性エアゾール塗料、ペンキ

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洞窟壁画のような力強い描線が駆け巡っています。

佳作賞 佐竹真紀 「肖像記」
モニター、ブルーレイプレイヤー、ケーブル、ビデオ

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撮り続けた家族の写真を1年間5秒の割合でそれぞれのモニターに映し出します。

大原美術館賞 尾﨑森平 「ceremony」
アクリル、カンヴァス、パネル

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1936年のナチス党党大会でサーチライトの光で作った柱を模していますが、
描かれているのは閉店間際のラブホテルです。
どこか間の抜けた状景です。

「VOCA展2015」の記事です。

展覧会のHPです。


【2016/03/22 19:33】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「セイロンドロップ(CEYLON DROP)」 水道橋
水道橋
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「セイロンドロップ(CEYLON DROP)」はJR水道橋駅東口から白山通りを南に下り、
三崎町交差点を右に入った左側にあります。
場所は千代田区西神田2-8-9です。

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2010年にオープンした、スリランカの紅茶のお店で、16席ほどの店内は全席禁煙、
凝った造りではありません。
BGMは多分、スリランカのポピュラーソングのようでした。

店内は料理などの他は撮影不可です。

ケーキセット1100円です。

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いかにも自家製のチョコレートケーキはずっしりとして美味しいです。

紅茶は飲みやすくて美味しく、ポット1杯分をすぐに飲んでしまいました。
茶葉は除いてあるので、時間が経ってもエグミは出ません。

ポットやカップはスリランカのパラダイスロードです。

書かれているのは模様ではなく、シンハラ語の文字です。
他にタミル語もあります。
シンハラ語とタミル語はスリランカの公用語です。
日本語の上手なマスターによれば、タミル人は少数派ながら力を持っているそうです。

今度来た時はランチのカレーも試してみてくださいと言われました。


【2016/03/20 20:45】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ほとけの教え、とこしえに。-仏教絵画名品展-」
表参道
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表参道の根津美術館ではコレクション展、「ほとけの教え、とこしえに。
-仏教絵画名品展-」が開かれています。
会期は3月31日(木)までです。

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「大日如来像」 平安時代 12世紀
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大日如来は密教の中心にある仏です。
如来は悟りを得た存在であるため、通常は装身具を着けない姿で表されますが、
大日如来は宇宙のすべてを包摂することを表すため、宝冠や瓔珞(ようらく)を
着けています。
輪郭線はくっきりとして、肌色に濃淡を付けて、お顔や腕の立体感を表しています。
平安後期の貴族の「美麗」と呼ばれる美意識に拠っているとのことで、
やや下ぶくれのお顔の、荘厳で繊細な雰囲気の仏です。

「金剛界八十一尊曼荼羅」 鎌倉時代 13世紀 重要文化財
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曼荼羅(まんだら)は密教の世界を絵画化したもので、両界曼荼羅や
浄土曼荼羅などさまざまの種類があります。

金剛界曼荼羅は金剛頂経に基くもので、八十一尊曼荼羅はその一種です。
金剛とはダイヤモンドのことで、堅固な悟りの世界を大日如来を中心に整然と
並んだ諸尊によって表しています。
八十一尊曼荼羅は慈覚大師円仁が唐から請来した図に基くとされ、
天台宗系に伝わる曼荼羅です。
滋賀県の金剛輪寺に伝来していました。

「兜率天曼荼羅」 鎌倉時代 13―14世紀
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弥勒菩薩の住する兜率天(とそつてん)の様子を描いています。
弥勒菩薩は釈迦入滅から五十六億七千万の間、兜率天で思惟に
ふけっているとされています。
曼荼羅では弥勒仏は宮殿の中心で光明を放ちながら法を説いています。
鮮やかな金色と緑で壮麗な殿舎が細密に描き込まれています。
それぞれの仏の住する世界を描く浄土曼荼羅の一種です。
兜率天浄土を斜め向き構図で描く例は日本に数例あるのみとのことです。

「釈迦三尊十六羅漢像」 19幅 左より第八尊者、第十五尊者 
鎌倉時代 13―14世紀 常盤山文庫 重要美術品

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羅漢は仏教の聖者で、十六羅漢や五百羅漢などがあります。
釈迦三尊像と十六羅漢像を合わせた19幅がすべて揃った、貴重な作品です。

「絵過去現在因果経」 良盛筆/慶忍・聖衆丸画 
 鎌倉時代 建長6年(1254) 重要文化財

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釈迦の前世の物語と現世の伝記を記した経で、上半分に絵が添えられています。
釈迦の前身の太子が出家を決意して白馬に乗ってひそかに城を出て行く場面です。

「釈迦三尊像」 南北朝時代 14世紀
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釈迦は赤い衣を着け、光背にはぼかしが入っています。
脇侍の獅子に乗った文殊菩薩と白象に乗った普賢菩薩には動きがあります。


展示室5は旧竹田宮家の雛人形と雛道具の展示です。

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明治天皇皇后両陛下から竹田宮家に嫁がれた第6皇女常宮昌子内親王に
贈られた雛人形一対と雛道具、約70点が飾られています。

雛道具には皇室の紋章である十六八重表菊が蒔絵で施されています。
雛道具には大名の婚礼道具には見られない菓子箪笥や武家独特の
旅行用具の挟み箱もあります。

「御台人形 小鍛冶」 明治時代 19世紀
御台人形(おだいにんぎょう)は木の台に載った御所人形で、皇族の子女の
初参内や初節句の折に頂戴しています。
題材は能の「小鍛冶」で、剣は象牙製で、鉄床は箱型のボンボニエールでしょうか。


展示室6のテーマは「春情の茶の湯」です。
春にふさわしい茶道具が展示されています。

「火襷鶴首花入」 備前 江戸時代 17世紀
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高さ30㎝ほどの大きさで、首が傾いているのは、焼成時に他の器が当たっていた
ためと思われます。
巻いた藁が火襷(ひだすき)をつくる、明るい姿です。

「獅子香炉」 瀬戸 室町時代 16世紀 根津美術館蔵 重要美術品
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元は狛犬の像で、千利休が口から後頭部を打ち割って、外せるようにして
香炉としたとされる品で、小堀遠州が所持していました。
実際には、割れてしまったので香炉として使うようにしたのだろうということです。


1階の荘厳な仏教美術に対し、2階にはお雛様と春にちなんだ茶道具が並び、
華やいだ雰囲気に包まれています。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展、「国宝 燕子花図屏風」です。
会期は4月13日(水)~5月15日(日)です。

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【2016/03/19 19:48】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「祖父江慎+コズフィッシュ展 ブックデザイ」 日比谷図書文化会館
霞ヶ関・内幸町
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日比谷公園の千代田区立日比谷図書文化会館では特別展、「祖父江慎+
コズフィッシュ展 ブックデザイ」が開かれています。
会期は3月23日(水)までで、観覧料は一般300円です。
2月16日からは後期の展示が始まっています。

祖父江001 祖父江002


ブックデザイナーの祖父江慎さんと祖父江さんの主宰するコズフィッシュの
ブックデザインを紹介する展覧会です。
タイトルも「ブックデザイ」となっていて、描かれているのは、平衡感覚を
つかさどる三半規管です。

25年間の間に手掛けた2000冊以上の作品が前期後期に分けて展示され、
ブックデザインについてのさまざまな技術が紹介されています。

小説、絵本、マンガ、雑誌、写真集、展覧会図録などがずらりと並び、
壁には分かりやすい解説が書かれています。

デザインという視点で本を視ることの出来る、面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


【2016/03/19 19:35】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「カフェ哲 (Cafe AKIRA)」 六本木
六本木一丁目
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「カフェ哲 (Cafe AKIRA)」は東京メトロ六本木一丁目駅近くの麻布通りと
六本木通りの間の小路を入った所にあります。
場所は港区六本木3-4-16です。

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20席ほどの小さなお店で、明るい陽の差す店内は全席禁煙、壁のディスプレイには
エチオピアのビデオが流れていました。

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あんぱんも評判のようで、買っていくお客さんがいました。

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ポパイサンドセット1200円です。

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ポパイということで、パンにほうれん草と半熟卵が挟んであり、ていねいに作られた
温野菜もたっぷり添えられています。
自家製のパンはレバノン大使館公邸の料理長直伝のアラブパンで、さっくりとして
美味しいです。

小振りな茶碗に入ったコーヒーはエチオピア産で、飲みやすい味です。

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茶碗とソーサーは青森県の津軽亀ヶ岡焼といって、縄文土器のような
豪快さがあります。
亀ヶ岡は縄文遺跡として有名です。

目立たない場所にありますが、個性的で面白いお店です。


【2016/03/18 20:28】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『創作人形展「春」 』丸善丸の内本店 2016/3
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーでは、
『創作人形展「春」』が開かれています。
会期は3月22日(火)までです。

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展覧会では以下の人形作家の作品が展示されています。

岡田好永、花織、化甫、ガーナベイビーズ、くるはらきみ、鮫島ユリ香、粧順、
下村好子、鈴木ゆきよ、玉置千春、ちゃお、月見月、蕾、都志子、戸松容子、
友重のりこ、Dollhouse Noah、中川乃布子、西村勇魚、萩原まさえ、ハナブン、
泥方陽菜、hitomi、藤伸、マツモトヒラコ、まな、丸美鈴、水樹尚子、水澄美恵子、
森下ことり、横瀬和江、RUBY

画像は森下ことりさんの「Olive」です。
大正昭和の雰囲気があります。

作品の多くは手足を自由に動かせる球体関節人形です。
フランス人形の系統が多く、妖艶な人形や、懐かしい文化人形もあります。


【2016/03/17 20:01】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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