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「紀伊茶屋(きのちゃや)大手町ビル店」
大手町
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「紀伊茶屋(きのちゃや)大手町ビル店」は大手町ビルヂングの1階にあります。
千代田区大手町1-6-1です。

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紀伊国屋書店に併設された日本茶カフェで、今年1月のオープン、すっきりした
約40席の店内は全席禁煙、土日祝はお休みです。

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メニューには抹茶、煎茶、ほうじ茶、ソフトクリーム、ぜんざいなどが揃っています。

抹茶ラテ420円は抹茶の味が濃厚です。

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長さ200mの大手町ビルヂングの1階です。

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大手町ビルヂングは1958年の竣工で、日本で最初に全館冷房を取り入れている
歴史のある建物で、昔ながらの喫茶店もあれば、新しいカフェも入っています。

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【2017/03/24 19:47】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「博物館でお花見を」 2017/3
上野
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上野の東京国立博物館恒例の「博物館でお花見を」に行ってきました。
会期は4月9日(日)までです。
5月7日(日)までは春の庭園開放もされていて、さまざまな種類の桜を楽しめます。

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「花下遊楽図屏風(左隻 部分)」 狩野長信筆 江戸時代・17世紀 国宝
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4月9日(日)までの展示です。
ほぼ毎年春になると会うことのできる屏風です。

「小袖 紅綸子地八重桜土筆蒲公英燕模様」 江戸時代・19 世紀
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4月16日(日)までの展示です。
刺繍で、上からツバメ、八重桜、ツクシ、タンポポをあしらっています。

「色絵桜楓文木瓜形鉢」 仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
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4月16日(日)までの展示です。
春の桜と秋の楓が同じ鉢の中に入っています。

「不動明王立像」 平安時代・11世紀
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4月16日(日)までの展示です。
桜の木を彫って作ったお不動様で、真言宗の空海の伝えた様式と
天台宗の円珍の伝えた様式が混じっているそうです。

「流水に桜透鐔」 西垣勘平作 江戸時代・17世紀 
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4月23日(日) までの展示です。

  年をへて花の鏡となる水は散りかかるをや曇るというらむ 伊勢

  吹く風と谷の水としなかりせばみ山隠れの花を見ましや 紀貫之
 

特集展示として、奈良・金春家伝来の能面・能装束が展示されています。

「面 曲見(しゃくみ)」 金春家伝来 室町時代・15~16世紀 重要文化財
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「唐織 萌黄地雪持柳桐菊藤梅片身替模様」 金春家伝来 安土桃山時代・16世紀
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近代の美術の展示では、河鍋暁斎の大きな掛軸もありました。

「龍頭観音像」 河鍋暁斎筆 明治時代・19世紀
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現在、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている、
「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」展の記事です。


桜の作品をめぐるスタンプラリーもあって、5つのスタンプを全部押したら
オリジナル缶バッジがもらえるので、私ももらってきました。

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公式キャラクターのトーハクくん(本名:東博 あずまひろし)が団子を持っています。


2016年の「博物館でお花見を」の記事です。

「博物館でお花見を」のHPです。


【2017/03/23 20:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「FACE展 2017  損保ジャパン日本興亜美術賞展」
新宿
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新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では、「FACE展 2017 
損保ジャパン日本興亜美術賞展」が開かれています。
会期は3月30日(木)までです。

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FACE展は損保ジャパン美術財団の公益財団法人への移行を期に創設された
公募コンクールで、会場には受賞作品9点を含む入選作品71点が展示されています。
会期中、観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出も行われます。
会場は撮影可能です。

最初の部屋に受賞作品が展示されています。

青木恵美子 「INFINITY Red」2016年 アクリル・キャンバス グランプリ
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画面いっぱいの真っ赤な花弁は浮彫りのような厚塗りです。

大石奈穂 「うその融点」 2016年  油彩・綿布・パネル 優秀賞
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蚊帳の中で寝ている女性は溶けかかっています。

石橋暢之 「ジオラマの様な風景」  2016年 ボールペン画 優秀賞
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御茶ノ水の神田川と行き交うJR線と地下鉄の電車を細密に描き込んでいます。

杉田悠介 「山」 2016年 アクリル・パネル 優秀賞
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白い平面の上に点々と人物が置かれていて、雪山であることが分かります。

宮岡俊夫 「Landscape」 2016年 油彩・キャンバス 読売新聞社賞
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風景画ですが、キャンバスの右と上を白く塗りつぶして、絵のサイズを小さくしています。

井伊智美 「残心」 2016年 焼絵・ベニヤパネル
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板に器具を使って焦げ目を付ける、焼絵という技法を使っていて、
デューラーの版画を思わせます。

菊川天照 「虚像」 2016年 ペン、キャンバス
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趣きのある草色の点描を並べて、巨像に見せています。

倉田和夫 「BREAD・93」 2016年 アクリル・麻紙
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倉田さんは細密な描写でパンを描いていて、今回はパリパリのフランスパンです。

笹山勝雄 「秋」 2016年 油彩・キャンバス
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出品作家の中では珍しい写実で、おだやかな秋の風情を写しています。


2016年の 「FACE展 2016」の記事です。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は「ランス美術館展」です。
会期は4月22日(土)から6月25日(日)までです。

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【2017/03/21 19:46】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「ラ・ターブル(La-Table)新宿店」
新宿
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「ラ・ターブル(La-Table)新宿店」は 京王百貨店新宿店の2階にあります。

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30席ほどの小さめの店内は全席禁煙、落着いた雰囲気です。
BGMはありません。

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フードメニューもいろいろ揃っています。

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ケーキセット994円はイチゴタルトとコーヒーにしました。

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マシンで淹れるコーヒーはすっきりしています。
カップはNARUMIでした。

こちらはカプチーノ648円です。

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昔ながらのデパートの喫茶店の趣きを残していて、ランチやお茶に
気軽に利用できるお店です。


【2017/03/19 20:13】 お店 | トラックバック(0) | コメント(2) |
「江戸と北京 18世紀の都市と暮らし」展ブロガー内覧会 江戸東京博物館
両国
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江戸東京博物館で開かれている、「江戸と北京 18世紀の都市と暮らし」展の
ブロガー内覧会があったので行ってきました。
会期は4月9日(日)までです。

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江戸が発展した18世紀は清朝の首都、北京が最も反映していた時期でもあるということで、
江戸と北京の暮らしを比較する展覧会です。

写真は博物館の特別の許可を得て、撮影しています。

この展覧会では清の「万寿盛典」、「乾隆八旬万寿慶典図巻」と江戸時代の
「熈代勝覧(きだいしょうらん)」の展示が注目されます。

「万寿盛典」 1717年(康熙56) 北京・首都博物館
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清の康熙帝60歳を祝う式典の120巻の記録で、その一部は148枚の図版になっていて、
つなぎ合わせると約50mの長さになります。
康熙帝が離宮から紫禁城に戻るまでの行列と沿道の賑わいを詳細に描き込んでいます。

「乾隆八旬万寿慶典図巻」(下巻) 1797年(嘉慶2) 北京・故宮博物院
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祖父の康熙帝に倣って、乾隆帝が80歳を祝った祝典の模様を描いていて、
離宮から紫禁城に戻る行列と沿道を色彩豊かに表しています。
上下2巻合わせて、130mの長大な作品で、沿道の舞台や見物人、
並んだ象も描かれています。

「熈代勝覧(日本橋盛絵巻)」 1805年(文化2)頃 ベルリン国立アジア美術館
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日本橋の賑わいを長さ約12mにわたって描いた絵巻で、現在はベルリンにあり、
今回11年ぶりの日本での公開です。

「熈代勝覧」の複製は東京メトロ三越前駅の地下コンコースにも常時展示されています。
地下コンコースは「熈代勝覧」に描かれた場所の真下に当たります。

「明黄色納紗彩雲金龍紋男単朝袍(雍正帝の礼服)」 北京・故宮博物院
「鉄嵌緑松石柄金桃皮鞘腰刀(乾隆帝所有の腰刀)」 北京・故宮博物院

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黄色は皇帝のみが使用する色で、刺繍されている龍も皇帝のみが使える5本爪です。

「四合院模型(二進式)」 北京・首都博物館
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中国の伝統的な、口の形の家屋で庭を囲んだ住宅です。
私は、台湾の空港近くの空から地上を見た時、このような四角な家を見つけて、
ここは中国だと思った記憶があります。

「割長屋・棟割長屋模型」 三浦宏/製作・所蔵
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こちらは日本の裏長屋で、屋根に布団が干してあります。

左「黒木猴(帽子屋の猿看板)」 清 北京・首都博物館
右「幌子(両替屋看板)」 清 北京・首都博物館

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猿が帽子を持っています。

上「鍾馗像」 清 北京・首都博物館
下「五毒肚兜(端午の節句用腹掛)」 清 北京・首都博物館

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鍾馗は唐の玄宗皇帝の夢に現れ、魔物を退治したと言われています。
虎の周りにサソリ、ヘビ、ムカデ、ガマ・ヤモリの五毒を刺繍した、子どもの腹掛けです。

上「鍾馗図」 鈴木守一 江戸末期・明治中期 江戸東京博物館
下「名所江戸百景 水道橋駿河台」 歌川広重 1857年(安政4) 江戸東京博物館

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端午の節句に鍾馗の絵を飾る習慣は中国から伝わっています。
駿河台には鯉のぼりも上がっています。

左「天神机」 1812年(文化9) 江戸東京博物館
右「近世職人絵尽」より寺子屋の様子 
 狩野晏川/画 鍬形蕙斎(北尾政美)/原画 1890年(明治23) 江戸東京博物館

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子どもたちは寺子屋に天神机と呼ばれる文机を持参して学んでいました。
寺子屋では子どもたちが習字の練習中ですが、いたずらが過ぎてお仕置きを
受けている子もいます。

「熈代勝覧」にも文机を担いだ父親に手を引かれて、初めて寺子屋に行く
子どもの姿があります。

参考 「熈代勝覧」複製
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「閙学童図(学習中に騒ぐ学童)」 清 北京・首都博物館
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先生が休んでいるすきに、子どもたちは好き勝手なことをしています。
先生の頭にサソリを置こうとする子までいます。

渡辺崋山が庶民の風俗を軽妙な筆遣いで描いた「一掃百態図」にも、寺子屋の先生と、
ふざける子どもたちが描かれていて、画家には恰好の題材だったようです。


国こそ違え、人々の生活は同じものということを実感させてくれる、面白い展覧会です。

展覧会のHPです。


次回の特別展は、特別展「没後150年 坂本龍馬」です。
会期は4月29日(土・祝)から6月18日(日)までです。

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【2017/03/18 19:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「宮越屋珈琲 日本橋三越店」 2017/3
三越前
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日本橋三越本店新館4階の「宮越屋珈琲 日本橋三越店」に行ってきました。
場所は中央区日本橋室町1-3-10です。

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お店は新館の設計に沿って丸い形をしていて、宮越屋独特の重みのある雰囲気です。
店内は分煙式ですが、完全分煙ではありません。
窓から日本橋の交差点を見下ろせます。
BGMはジャズでした。

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マイルドブレンド972円です。

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カップはウェッジウッドです。

紅茶972円です。

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こちらの紅茶はダージリンで、すっきりとして美味しいです。
カップはポートメリオンのボタニックガーデンで、描かれているのはPotentilla reptansです。

トースト432円も注文しました。

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席の間も広く、落着いた気分になれるお店です。


【2017/03/17 20:18】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「高麗仏画-香りたつ装飾美-」展 根津美術館
表参道
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表参道の根津美術館では特別展、「高麗仏画-香りたつ装飾美-」が開かれています。
会期は3月31日(金)までです。

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朝鮮最初の統一王朝、高麗(918~1392)は仏教を国教とし、保護したので、
仏教文化が栄えています。
展覧会では13~14世紀の高麗仏画を中心に展示されています。
高麗はモンゴルの侵略を受け、国土が荒廃し、文化財の多くも破壊されており、
現存する仏画も高麗がモンゴルの支配下に置かれて国内が落着いた
1270年代以降に制作されたものだそうです。


「阿弥陀如来像」 1306年(大徳10年・忠烈王32年) 根津美術館 重要文化財
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元に服属していた時代、元の都に居た忠列王(1236~1308)が命の危険にさらされる
ことがあったので、重臣が王の高麗への無事な帰還を願って描かせたとのことです。
現存する高麗仏画、約160件の中で、阿弥陀像は最も多く、約60件あるそうです。
赤い衣の鮮やかな阿弥陀如来は結跏趺坐し、説法印を結んでいます。
高麗仏画は衣などに繊細な装飾が施されているのが特徴です。

来迎図も展示されていて、日本の来迎図が仏が向かって左から右に進むのに対して、
高麗では右から左に進んでいます。


「水月観音像」 徐九方(ソグバン)筆 
 1323年(至治3年・忠粛王10年) 泉屋博古館 重要文化財

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華厳経の中の入法界品では、善財童子が観音菩薩や弥勒菩薩など、53人の賢者の許を訪れて、
教えを乞うています。
水月観音は楊柳観音とも呼ばれ、補陀落山の水辺に座し、水に映る月を眺める姿で表されます。
作品では左下に善財童子が描かれ、入法界品の場面であることを表しています。
高麗仏教は華厳経の影響を強く受けているとのことです。
奈良東大寺の大仏も華厳経の教えに拠っています。

同じ図柄で、一回り大きな、大徳寺蔵の観音像も並べて展示されています。


「万五千仏図」 朝鮮・高麗時代 13世紀 広島・不動院
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上の方に「萬五千佛」「大平」と大書してあります。
観音はゆったりとくつろいだ姿で見上げている、珍しい図柄です。
衣や背景など、肌の部分以外には小さな仏がびっしりと描き込まれています。
世界はあらゆる仏で充満し、互いに関係しあっているという、華厳の教えを
表しているそうです。

展示室5の展示は「更紗の魅力」です。

茶器を包むのに利用されている、インド更紗やヨーロッパの更紗が、
それぞれの茶器と一緒に展示されています。
インド更紗は16世紀の南蛮貿易時代にヨーロッパ人がもたらし、
後に中国人がもたらしたそうです。

「白地鶏頭文更紗」(外箱包布)  木綿 インド 18~19世紀 根津美術館
「玄悦茶碗」 高麗茶碗 朝鮮時代 17世紀 根津美術館
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展示室6の展示は「大師会と根津青山」です。

大師会は、明治29年(1896)3月21日に三井財閥の益田鈍翁が主催した茶会に始まります。
当日は弘法大師空海の命日に当たり、茶席では空海の直筆、「崔子玉座右銘断簡」が
披露されました。
この茶会には初代根津嘉一郎(号青山)も招かれています。
茶会はその後、三渓園、護国寺など場所を移しながら、現在も毎年春に開かれています。
 
「崔子玉座右銘断簡」(部分) 空海筆 1巻 紙本墨書 
 平安時代 9世紀  東京・大師会蔵 重要文化財

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「崔子玉座右銘断簡」は後漢時代の儒者、崔子玉の著した人生訓である「座右銘」を
空海が書写したものです。
1行に2文字ずつ大きな字で書かれています。
座右銘という言葉は、崔子玉の「座右銘」に始まっています。


1階の展示室3は3月31日(金)まで、興福寺中金堂再建記念特別展示、
「再会 ─興福寺の梵天・帝釈天」です。

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右 「梵天立像」 定慶作 木造彩色 鎌倉時代 建仁2年(1202) 興福寺蔵 重要文化財
左 「帝釈天立像」 定慶作 木造彩色 鎌倉時代 建仁元年(1201)

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像高約180㎝の桧の寄木造で、やや前傾し、堂々とした姿です。
帝釈天は甲冑を着け、蓮の蕾を持ち、衣装には截金が残っています。
顔は明治以降の後補なので、梵天に比べ彫りが深く、くっきりとした顔立ちです。

梵天立像と帝釈天立像は興福寺に置かれていましたが、帝釈天立像は明治の
廃仏毀釈で荒廃した興福寺の復興に協力した、三井財閥の益田鈍翁に渡っています。
今回は2018年の中金堂の落慶をひかえての、112年振りの再会とのことで、
2体並んでの展示です。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展「燕子花図と夏秋渓流図」です。
会期は4月12日(水)から5月14日(日)までです。

燕子花3-12-2017_001


【2017/03/16 19:33】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「松岡コレクション 美しい人びと」展 白金台 松岡美術館
白金台
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白金台の松岡美術館では、「松岡コレクション 美しい人びと」展が開かれています。
会期は5月14日(日)までです。

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3月20日までの前期と3月22日からの後期で、展示替えがあります。


久隅守景 「業平・定家」 江戸時代・17世紀
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前期の展示です。
ともに雪の情景で、次の歌を表しているのでしょう。

在原業平

  忘れては夢かとぞ思ふ思ひきや雪踏み分けて君を見むとは

藤原定家

  駒とめて雪うちはらふ陰もなし佐野のわたりの雪の夕暮れ


清原雪信 「伊勢」 江戸時代・17世紀
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前期の展示です。

  裁ちぬわぬ衣きし人もなきものをなに山姫の布さらすらむ

清原雪信(1643~1682)は久隅守景の娘で、母は狩野探幽の姪です。
同門の絵師と駆け落ちし、後に京都で活躍しています。


小川破笠 「葛の葉」 元文2年(1737)
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前期の展示です。
葛の葉の正体は信太の狐なので、ねずみを囮にした罠に驚いています。

小川破笠(1663~1747)は芭蕉の門弟の俳人で、漆芸も手掛け、
英一蝶と交流があり、肉筆浮世絵も描いています。

蹄斎北馬 「三都美人図」 江戸時代・19世紀
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前期の展示です。
三幅対の掛軸で、左から大阪、京都、江戸の美人です。
化粧の仕方も江戸と京大阪では違うそうです。

大阪の背景は住吉神社で、太鼓橋も見えます。

京都は傘を差して清水の舞台から飛び降りる女性です。
願掛けなどのため飛び降りる人は江戸時代を通じて絶えなかったそうです。

江戸は向島の梅屋敷(現在の百華園)の句碑です。
今も残る句碑には千樹庵益賀の俳句が酒井抱一の書で彫られています。

  鳥の名の都となりぬ梅やしき

上村松園 「藤娘之図」 明治末頃
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前期の展示です。

大津絵の藤娘の掛軸で、上村松園らしく清楚な顔立ちです。

鏑木清方 「保名」 1934年
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前期の展示です。
歌舞伎舞踊の一場面で、恋人を喪った安倍保名が小袖を肩に掛け、野をさ迷っています。


梶原緋佐子 「白川路」 1979年
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京都の町に花を売りに来ていた白川女の衣装を着けた女性です。
日本画ですが、立体的で量感のある姿に描かれています。
梶原緋佐子(1896~1988)は京都で活躍した画家で、舞妓などの女性を描いています。

松室加世子 「竪琴」 1984年
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細川ガラシャをイメージしているのでしょうか、桃山時代の風俗です。

展示室6のテーマは「松岡清次郎が愛した画家たち」です。

林美枝子 「気」 1980年
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金沢美術工芸大学の旧校舎に絡まる葛の葉と黒猫です。
竹橋にある国立近代美術館工芸館は数年後に金沢のこちらに移転してくる予定です。

鎌倉英雄 「奏」 1982年
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古代エジプトに想を得た作品です。

小笠原光 「早春」 1982年
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庭に雪の残る秋田の情景です。

以上は院展の出品作です。

今井ロヂン 「M夫人像」 1985年
二科展の出品作で、正面から描く人物像です。


展覧会のHPです。


【2017/03/14 19:29】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「オスロコーヒー麻布十番店」
麻布十番
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「オスロコーヒー麻布十番店」は東京メトロ麻布十番駅4番出口を出た向かいにあります。
場所は港区麻布十番2-1-8です。

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2015年にオープンしたお店で、東京に4店舗ある「オスロコーヒー」の一つです。
ダークな色調の店内は全席禁煙、テーブルには呼び鈴が付いています。

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ケーキにはオーストリアのザッハトルテもあります。

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店名は「オスロコーヒー」ですが、ノルウェーに限らず、北欧や中欧の物が
いろいろ揃っています。

コーヒー500円はプレス式のキングとドリップ式のクイーンがあるので、
軽い酸味ですっきりしたクイーンにしました。

ケーキはスウェーデンのチーズケーキ(オストカーカ)400円です。
香ばしいナッツが載っています。

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平日の昼間だったので、仕事の打ち合わせをしているビジネスマンのグループもいて、
お店はかなり賑わっていました。


【2017/03/12 20:45】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「木田安彦 木版画展 ふるさとの名山」 ノエビア銀座ギャラリー
銀座
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株式会社ノエビア銀座本社ビル1階ギャラリーでは3月17日(金)まで、
「木田安彦 木版画展 ふるさとの名山」が開かれています。
場所は中央区銀座7-6-15です。

木田安彦さん(1944~)は京都在住で、ガラス絵や木版画を制作しています。
「ふるさとの名山」は7年をかけて全国の名山を題材にした木版画のシリーズです。

利尻富士
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利尻富士は北海道利尻島の標高1721mの火山です。
利尻の海は利尻昆布をはじめ、海産物が豊富で、海には漁船が行き交っています。

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奈良吉野山の金峯山寺(きんぷせんじ)は修験道の祖とされる役小角(えんのおづの)の
開基と伝えられています。
役小角は吉野の金峯山で修業中に感得した蔵王権現の姿を桜の材に彫って祀っています。
以来、桜は神木として尊ばれ、多くの桜の苗木が吉野の山に植えられ、桜の名所となったそうです。


2010年には同じノエビア銀座ギャラリーで、「木田安彦 ガラス絵の風景展」が開かれました。

「木田安彦 ガラス絵の風景展」の記事です。

2010年には現在のパナソニック汐留ミュージアムで、西国三十三所の
寺院や日本の名刹を描いた、「木田安彦の世界」展が開かれました。

「木田安彦の世界」展の記事です。


【2017/03/11 20:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「オスロコーヒー 白金台店」
白金台
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「オスロコーヒー 白金台店」は東京メトロ白金台駅から外苑西通り(プラチナ通り)を
少し行った右側にあります。
場所は港区白金台4-19-11です。

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東京に4店舗ある「オスロコーヒー」の一つで、2015年のオープンです。

完全分煙式で、禁煙席は約50席、棚には北欧食器も並んでいます。
2階にも禁煙席があります。
BGMはジャズピアノでした。

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ランチのエビとアボカドのサンドイッチセット1000円です。

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ずっしり詰まったコールドタイプで、こぼれないように気を付けて食べます。

コーヒーはプレス式のキングとドリップ式のクイーンがあるので、キングにしました。

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たっぷりのコーヒーはコクがあります。

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フードもコーヒーも美味しく、プラチナ通りの雰囲気にも合ったお店です。


【2017/03/10 19:44】 お店 | トラックバック(0) | コメント(0) |
「これぞ暁斎!世界が認めたその画力」展 Bunkamuraザ・ミュージアム
渋谷
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渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは、ゴールドマン コレクション、「これぞ暁斎!
世界が認めたその画力」展が開かれています。
会期は4月16日(日)までです。

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河鍋暁斎(天保2年:1831-明治22年:1889)は幕末から明治にかけての絵師で、
はじめ歌川国芳に弟子入りし、その後狩野派に学び、後にさまざまな画法も手掛けて、
多彩な画業を展開しています。

展覧会では、イギリス在住で暁斎の作品の収集家であるイスラエル・ゴールドマン氏の
コレクションから、肉筆画を中心に約170点が展示されています。
弟子だったジョサイア・コンドル(この展覧会では英語風にコンダ―と表記)の旧蔵品もあります。

「象とたぬき」 紙本淡彩 1870年以前
暁斎3

暁斎は文久3年(1863)に両国で見世物に出ていた象を写生しています。
暁斎は天保8年(1837)に歌川国芳に弟子入りして、常に写生を心掛け、8歳の頃には
洪水で流れ着いた生首を拾って写生して、周囲を驚かせたこともあるそうです。
この絵も元は画帖の一部です。

「烏瓜に二羽の鴉」 絹本着彩 1871-89年
暁斎4

暁斎は鴉の絵を得意としており、この展覧会でも10点以上展示されています。
明治14年(1881)、上野で開催された第2回内国勧業博覧会では「枯木寒鴉図」を出品して、
絵画の分野で最高賞にあたる妙技二等賞牌を受賞し、戯画で有名だった暁斎が正統的な
絵画の画家としても高く評価されることになります。

「名鏡倭魂 新板」 大判錦絵三枚続 1874年
暁斎5

明治7年の作で、鍛え上げた名鏡の輝きが悪魔外道を退治しているところです。
幕末明治初期の激動期にあって、暁斎も政治風刺の絵をよく描いています。
明治3年には風刺画による筆禍事件を起こしたため、翌年にはそれまで名乗っていた
「狂斎」を「暁斎」に改めています。

「動物の曲芸」 紙本着彩 1871-89年
暁斎6

猫や鼠、コウモリが綱渡り、梯子乗り、空中ブランコなどの曲芸を披露しています。
暁斎はさまざまの動物を面白く描いていて、鳥獣戯画や国芳の猫の絵を思い出します。

「鍾馗と鬼」 紙本着彩、金泥 1882年
暁斎7

「鬼を蹴り上げる鍾馗」 紙本淡彩 1871-89年
暁斎0

厄除けの神、鍾馗(しょうき)もよく描いています。
縁起物として注文が多かったのでしょう。
狩野派などの伝統的な技法を身に付けていることが分かります。

「地獄太夫と一休」 絹本着彩 1871-89年
暁斎10

地獄太夫は室町時代の遊女で、山賊にかどわかされて堺に遊女として
売られますが、現世の不幸は前世の行ないの故であるとして、
着物には地獄変相図を刺繍していたそうです。
一休宗純とも親交があったということで、三味線を鳴らす骸骨の上で
一休が踊っています。
打掛には地獄変相図ではなく、七福神や珊瑚、寿の文字、帯には
遊ぶ唐子と布袋様が描かれています。
暁斎は地獄太夫の画題も好んで描いていて、あちこちの展覧会でも、
図柄の少しずつ違う絵が展示されていました。

「百鬼夜行図」 紙本着彩、金砂子 1871-89年
暁斎8

右隻
暁斎12

左隻
暁斎11

妖怪たちが夜中に行列して歩く「百鬼夜行」は古くから絵巻物などによく描かれています。
右隻では意気揚々と行進し、左隻では昇る朝日に慌てふためいています。

「半身達磨」 紙本淡彩 1885年
暁斎9

最初の暁斎コレクションで、ジョサイア・コンドルの旧蔵です。
ロンドンのオークションで、55ポンドで落札したということです。
大胆な筆遣いの衣の表現と、毛の一本一本までていねいに描き込む
細密さが一体となった、暁斎の技量の高さを示す作品です。
暁斎は仏画も多く手掛け、晩年は毎日、観音を描いていたそうです。

暁斎の作品は確かな画力に裏打ちされ、いろいろな技法を見せてくれて、
闊達でユーモアにあふれ、観ていて飽きません。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は「写真家 ソール・ライター展」です。
会期は4月29日(土・祝)から6月25日(日)までです。

ライター13


【2017/03/09 19:22】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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