「法隆寺展」 日本橋高島屋
日本橋
chariot

日本橋高島屋8階ホールでは3月20日(火)まで、「法隆寺展」が開かれています。
入場料は800円です。

法001


聖徳太子1390年御遠忌記念ということで、法隆寺の所蔵する約130点が
展示されています。

「持国天立像」「増長天像」 平安時代
チラシの右側が持国天、左側が増長天です。
頭頂部から足元の邪鬼まで一木造で、像内を削り取る内刳(うちぐり)の無い
古い様式とのことです。

「聖徳太子二歳像」 鎌倉時代 正和2年(1313)
法005

聖徳太子が2歳のとき、東に向かって合唱し、南無仏と唱えると掌から仏舎利が現れた
という言い伝えに拠っています。
凛々しいお顔で、唇に紅色がかすかに残っています。

「聖徳太子孝養像」 室町時代 弘治2年(1556)
法002

父の用明天皇の病気平癒を祈る若い聖徳太子の像です。
聖徳太子孝養像は、みずらを結い、袈裟を着け、香炉を持った姿でよく描かれます。

弘治2年は戦国時代の最中で、斎藤道三が長男の義龍に討たれた年です。

「善光寺如来御書箱のうち漆蒔絵箱」 江戸時代 元禄4年(1691)
信濃善光寺の阿弥陀如来から聖徳太子に送られたとされる手紙を納める箱です。
五重の箱のうちの一番外側の箱で、見事な蒔絵が施され、葵の紋が描かれています。
徳川綱吉の生母、桂昌院の寄進によるもので、桂昌院は江戸時代に衰微した法隆寺に
多額の寄進を行なっています。

「百済観音」 後藤純男 平成2年(1990)
法003

百済観音は飛鳥時代の木造観音菩薩像です。
ほぼ等身大に描かれ、群青と古寂びた金色を使い、生けるがごとき優しいお顔を
しておられます。

「散華」 林功 
法004

散華は法要で撒かれる蓮の花の形をした紙です。
林功(1946~2000)は院展に所属し、古画の修復の第一人者でもありましたが、
惜しくも西安郊外の交通事故で亡くなっています。

金堂壁画の模写に参加した前田青邨、吉岡堅二、平山郁夫の奉納した散華も
展示されています。


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【2012/03/05 01:57】 美術館・博物館 | トラックバック(1) | コメント(0) |
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blog_name=【Art & Bell by Tora】 ♥   法隆寺展 @Takashimaya
 
 聖徳太子1390年御遠忌記念と銘打った今回の展覧会には、法隆寺が所蔵する彫刻・絵画・工芸・染織・書跡など約130点が展示されていた。 この記事では、展覧会記事のプロローグとして、2012年1月30日に放送された【シリーズ英雄伝説 「聖徳太子は実在したのか!?」 @NH...
【2012/03/08 10:09】

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