『ピラネージ「牢獄」』展 国立西洋美術館
上野
chariot

上野の国立西洋美術館では版画素描展示室で小企画展、『ピラネージ「牢獄」』が
開かれています。
期間は5月20日(日)までです。

ピ0036


常設展の観覧券で観ることが出来ます。
写真撮影も可能です。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(1720-1778)は18世紀イタリアの版画家、
建築家で、ローマの景観を描いた版画で有名です。
特に銅版画、「牢獄」シリーズは後の19世紀のロマン主義の時代以来、美術や小説、
建築、映画などに大きな刺激を与えて続けているということです。
「牢獄」は現実ではなく、画家によって再構成された空間を描いたものです。

同じ国立西洋美術館で5月20日(日)まで「ユベール・ロベール」が開かれていますが、
同時代のロベールも空想上の景観を描いています。

展覧会では第1版と、大きく加筆した第2版、約30点を並べて展示しています。

「鎖のある迫持台」 第1版 1758-60年頃(1749-50年初版)
ピ0031

さまざまの構築物の集まった、空想上の空間を描いています。

「鎖のある迫持台」 第2版
ピ0033

第1版に比べると濃密に描かれ、雰囲気もかなりおどろおどろしくなっています。

「ゴシック式アーチ」 第1版
ピ0027

「ゴシック式アーチ」 第2版
ピ0028

古代ローマの遺跡をよく描いたピラネージですが、中世ゴシック建築の構造も
描き入れています。
ピラネージは建築の構造を描きたくて、装飾の無い「牢獄」というモティーフを
選んだようです。

ピラネージの世界は後の時代にも影響を与えたということですが、確かに映画の
「ハリー・ポッター」など、現代の映像の世界にも通じるものがあります。

展覧会のHPです。


平常展に展示されていた、アンドレ・ボーシャンの「アルクマールの運河、オランダ」
(1940年)です。
雲の形も面白い、のどかな光景です。

ピ0038

関連記事

【2012/04/07 06:07】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/1382-e0145753

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |