「藤城清治 版画展」 2012/5 丸善丸の内本店
東京
chariot

丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーでは、絵本「セロ弾きのゴーシュ」
出版記念、「藤城清治 版画展」が開かれています。
会期は5月8日(火)までです。

藤城清治さん(1924~)は、詩情あふれる夢のような作品で有名な影絵作家です。
今度の展覧会は88歳の誕生日に合わせて制作された、絵本「セロ弾きのゴーシュ」
出版を記念するもので、ギャラリーA,Bの両方を使っています。

8日(火)の午後1時30分からはサイン会も開かれます。
先着100名に整理券を配るとのことです。

「セロ弾きのゴーシュ」は9つの場面が展示されていて、ネコやタヌキやネズミの
相手をするゴーシュや、ホールで演奏するゴーシュが描かれています。
楽手の集まっている場面では、楽手たちは若くロックグループのメンバーのような
雰囲気をしています。

「ゴーシュはセロを弾くことでみんなの病を治す先生になっていた」 2012年
藤003

動物たちはゴーシュのセロを聴くと血のまわりがよくなって病気が治るので、
病気になるとゴーシュの住む水車小屋の床下にもぐって聴いています。
ゴーシュはそうとは知らずに音楽療法を行なっていた訳です。

作品では、ゴーシュは髪を振り乱してセロを弾いているところです。
家の周りには、ウサギ、タヌキ、ネコ、ミミズク、フクロウ、イタチ、リス、サル、
クマ、カエル、カメたちが集まっています。
外来種のアライグマもいます。

藤城さんの制作の様子を撮った写真も展示されていますが、茶色猫も一緒にいます。
「セロ弾きのゴーシュ」では最初に猫がやってきてゴーシュの練習の邪魔をしますが、
藤城さんの猫は邪魔しないのでしょうか。

その外の版画や書籍も多数、展示販売されています。

「月光の響」1981年
藤003

「本当の雨がやんだら音楽の雨をふらせよう」 2002年
藤002

「夕陽の中の愛の奇跡」 2004年
藤004

「アリスのハート」2005年
藤001


東日本大震災の被災地の宮城県七ヶ浜町に取材した作品も2点、展示されていました。
打ち上げられた漁船の上で、こびとが鎮魂の笛を吹いています。



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【2012/05/02 19:57】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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