「公募団体ベストセレクション|美術|2012」展 東京都美術館
上野
chariot

上野の東京都美術館では、「公募団体ベストセレクション|美術|2012」展が
開かれています。
会期は5月27日(日)までです。

団001


1926(大正15)年に開館して依頼、公募団体とともに歩んできた東京都美術館が
今度のリニューアルオープンを機に開いた展覧会で、27団体、171人の作品が
展示されています。

参加団体は以下の通りです。

一陽会、一水会、旺玄会、行動美術協会、光風会、国画会、示現会、自由美術協会、
主体美術協会、春陽会、新制作協会、水彩連盟、創画会、創元会、東光会、
独立美術協会、二科会、二紀会、日洋会、日展、日本水彩画会、日本彫刻会、
日本版画協会、日本美術院、白日会、美術文化協会、モダンアート協会

上村淳之 「旅立ちを待つ」 紙本着色 2011年 創画会
団006

シギでしょうか、蓮池の水鳥です。
葉の枯れた池に秋の月が映っています。

遠藤彰子 「織られし白き糸」 油彩、カンヴァス 2011年
二004

500号2枚続きの大作で、展示されているのは左半分です。
ミケランジェロの天井画のようですが、描かれている世界は神の支配では無く、
自然の巡りということでしょうか。
遠藤彰子さんのHPにはこの作品の制作過程も載せられていて、かなり図柄を
変えながら完成していく様子が分かります。

小川游 「北の番屋」 油彩、カンヴァス 2006年 一水会
団003

一水会の代表です。
一水会らしいおだやかな風景画です。

岸野香 「Trip」 紙本着色 2010年 日本美術院
団008

幻想味のある風景を静かな色調で描いています。
「非常口」の表示が現実との接点です。

絹谷幸二 「蒼に染まる想い(巡り来る時)」 
 ミクストメディア、麻布 2008年 独立美術協会

団009

群青色の世界の中に想い出の風景や品々が置いてあります。

2010年に開かれた、東京藝術大学退任記念展の記事はこちらです。

工藤和男 「仕分け」 油彩、カンヴァス 2010年 創元会
団007

創元会の理事長です。
漁業や農業の労働の場をよく題材に選んで、骨太に描いています。

小林裕児 「浸水の森」 テンペラ・油彩、パネル 2010年 春陽会
団004

印象派の描いた洪水の絵を思い出します。
向こうに昔の地下鉄丸の内線のような車両も見えます。

鈴木竹柏 「雨に煙る五十鈴川」 紙本着色 2006年 日展
伊5-22-2010_009

伊勢神宮に奉納された作品で、五十鈴川は内宮の横を流れている清流です。
川に架かる宇治橋からの眺めのようです。

中山忠彦 「トワ・エ・モワ」 油彩、カンヴァス 2010年 白日会
日展003

写実による肖像画の第一人者で、白日会の会長です。
長年、夫人をモデルにした上品な作風の作品を描き続けています。
この作品では鏡に自身も映っていて、題も「トワ・エ・モワ」となっています。

樋口洋 「春雪」 油彩、カンヴァス 2009年 示現会
団005

きっちりとした写実による風景です。
この姿の東京駅の赤煉瓦駅舎も今はなくなりました。


普段は別々の団体展で観ている作家の作品を一度に観ることが出来て、
とても面白い展覧会でした。




関連記事

【2012/05/20 07:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/1455-31dc46f3

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |