「与えられた形象―辰野登恵子/柴田敏雄」展 国立新美術館
乃木坂
chariot

六本木の国立新美術館では「与えられた形象―辰野登恵子/柴田敏雄」展が
開かれています。
会期は10月22日(月)まで、火曜日が休館日です。

辰001


辰野登恵子さん(1950~)は長野県出身で、抽象画を描き続けています。
1995年には史上最年少で東京国立近代美術館で個展を開いています。

柴田敏雄さん(1949~)は東京都出身で、野外の土木工事や構築物の写真を
撮っています。
1992年には木村伊兵衛写真賞を受賞しています。

東京藝術大学油画科の同級生だった辰野さんと柴田さんは、学生時代は同じ
同級生の鎌谷伸一さん(1948~2009)とともにグループを結成して
活動していたということです。

その後は辰野さんは抽象画、柴田さんは写真と、別の方向で活動を続けて
いますが、二人とも形というものを追求しています。

辰野登恵子さんの作品はどれも物体を描いています。
立体としての存在、その距離感などを表そうとしているようです。
色彩は明るく、全体に大らかさがあります。


「UNTITLED 96-3」 1996年 横浜美術館
辰004

赤いコの字型の形は立体感があります。

「Red・Line Blue・Line」 国立国際美術館
辰002

辰野さんは同じような2つの形の組み合わせをよく描いています。

「AIWIP-17」 リトグラフ
辰野001

AIWIPは「At IDEM Workshop In Paris」の略で、IDEMは制作したパリの
工房の名前とのことです。
モノクロの作品で、パイプとその内部の円形の断面のように見えます。

2011年に銀座の資生堂ギャラリーで開かれていた、「辰野登恵子展
抽象-明日への問いかけ」の記事
です。


柴田敏雄さんは、ダム、堰、橋など屋外の構築物を対象にしたモノクロと
カラーの写真を撮り続けています。

「群馬県北群馬郡小野上村」 1994年
辰005


「高知県土佐郡大川村」 2007年 東京都写真美術館
辰007


「埼玉県秩父市」 2007年 東京国立近代美術館
辰003


何となく眺めていたのでは気付かない、構造物としての機能とは別の、
形としての面白さ、迫力を切り取っています。


展覧会のHPです。




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【2012/09/30 00:12】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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