「市川團十郎 荒事の世界」 日比谷図書文化会館と「TOKYO GREEN 2012」
霞ヶ関・内幸町
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日比谷公園の千代田区立日比谷図書文化会館では開館1周年記念特別展、
「市川團十郎 荒事の世界」が開かれています。
会期は11月28日(水)までで、観覧料は一般300円です。

荒001


江戸歌舞伎を代表する演出の「荒事(あらごと)」を紹介する展覧会です。

荒事は江戸時代初期に初代市川團十郎(1660-1704)が始めた、超人的な力で
悪人を退治するという演技、演出で市川團十郎家のお家芸となっています。
顔の隈取、見得、大げさな所作などが荒事の特徴です。

七代目市川團十郎(1791-1859)が天保3年に制定した、荒事の演目、
「歌舞伎十八番」の中の「暫(しばらく)」「毛抜き」「助六」「勧進帳」
「鳴神」などの衣装や小道具などが展示されています。
荒事を解説するビデオも上映されています。

花川戸助六
荒002

鳴神上人
荒003

武蔵坊弁慶
荒004


「暫」の鎌倉権五郎景政の三升の紋所を染め出した袖は近くで見ると
本当に大きく、大凧のようです。

「助六」の三浦屋の揚巻の衣装はお正月尽くしで、門松や羽子板をあしらい、
背中には海老を飾った注連縄まで付いています。
髭の意休の衣装は金の刺繍で格子模様の中に四神を縫い出してあり、
虎は猫のような可愛い顔をしています。

「毛抜き」の、巨大な毛抜きや羅針盤の磁石も展示されていています。
「毛抜き」は、天井裏から磁石でお姫様の鉄の櫛を引張っているのが、
毛抜きが動くことから露見するという趣向の、荒唐無稽なお話です。

荒事は、武家の都市である江戸の気風を反映して荒々しく豪快で、
やんちゃなガキ大将が大人になったように無邪気です。

同じ歌舞伎でも、幕末近くなった頃の鶴屋南北の「東海道四谷怪談」が
陰惨でリアルなのに比べると、荒事の世界には大らかな楽しさがあります。


「全国都市緑化フェア、TOKYO GREEN 2012」が都内各所で開かれていて、
日比谷公園も会場になっています。

グ0055


各造園会社によるミニガーデンのコンテストです。

イングリッシュガーデン風
グ0078

和風
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水流
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田舎の駅
グ0095

東屋
グ0108

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【2012/10/16 00:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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