「中国 王朝の至宝」展のブロガー招待会 東京国立博物館
上野
chariot

上野の東京国立博物館平成館で開かれている、日中国交正常化40周年、
東京国立博物館140周年特別展、「中国 王朝の至宝」のブロガー招待会が
11月8日の夜にありましたので、行ってきました。
展覧会の会期は12月24日(月)までです。

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30人ほどのブロガーが集まって、学芸企画部長の松本伸之さんのギャラリートークを
聴きながら展示品を観て回りました。
私は一度観た展覧会ですが、解説のおかげで新しい発見もいろいろあって、
とても有意義な招待会でした。

中国最古の王朝とされる、約4000年前の夏の王朝から13世紀の宋王朝まで、
歴代王朝の都や中心地域の代表的な文物、約170点が展示されています。
展示は2つの王朝、あるいは都を対比する形になっています。

都城の城門のような入口です。

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中原に興った初期王朝の夏・殷と同じ頃に栄えた、長江上流の蜀は
中原とは異なる文化を持っていたようです。

異様な顔を表した青銅器や金の多用は蜀の特徴です。

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戦国時代、殷・周の文化を受け継ぐ黄河下流域の斉・魯に対し、
長江中流域に栄えた楚は異形の神や動物を崇めていました。

中0031

木製の「羽人」は尾羽とくちばしを持ち、鳥の頭の上に一本足で立っていて、
鳥はカエルのような動物の上に乗っているという、不思議な造形です。


中国を初めて統一しながら3代で滅びた秦と、その後を引き継いで
400年続いた漢の対比です。

中0019

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秦の始皇帝陵のリアルな兵士の俑や使用人の俑は身長180cmなのに、
漢の男女の俑は60cmで、これでも大きい方だそうです。
大規模工事などで国内の不満が高まり反乱を招いた秦と、無駄を省き、
スタイルも固定化した漢の差が現れています。

唐の時代になると、色彩も明るくなり、それまで正面性の強かった像も
どこから見ても自然に見える姿になったそうです。

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唐の唐三彩はふっくらしていますが、楊貴妃もこのような体型の人
だったようです。
玄宗皇帝は楊貴妃に「風が吹いてもお前なら飛ばされないだろう」と
からかったという逸話もあります。

阿育王塔は北宋時代の高さ119cmもある仏舎利塔です。

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インドの阿育王(アショカ王)が8万4千の仏塔を建立したという故事に
因んでいます。
内部は木組の銀製で鍍金してあり、水晶、瑪瑙、ガラスなどの玉で飾り、
精緻な細工で仏伝や漢字、象や虎も彫られています。
2008年に南京で出土して以来、南京以外で展示されたことのない品で、
展示に当たっては事前に装飾の玉の数をを数えておいたそうです。

阿育王塔は会場の最後に置かれ、まばゆい金色に輝いていました。

「中国 王朝の至宝」展の記事です。

展覧会のHPです。


夜の東京都美術館の前を通りました。

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中0076


国立西洋美術館前のブールデルの「弓をひくヘラクレス」と、
ロダンの「地獄門」です。

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【2012/11/18 00:22】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • flowerhさん、こんばんは。
  • 40周年を記念してあちこちの美術館で中国に関係した展覧会が開かれていますが、こういうことになるとは思いもしませんでした。

    【2012/11/18 23:00】 url[猫アリーナ(chariot) #/8nqih4Y] [ 編集]
  • こんばんは~

    こうやって中国の文化財を見るのって、
    神秘的でもあり、
    興味深いですが、
    現状の関係を考えると複雑ですね。

    【2012/11/18 19:26】 url[flowerh #-] [ 編集]
    please comment















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