「没後55年 川瀬巴水 木版画展」 上野松坂屋
御徒町・上野広小路
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上野松坂屋の美術画廊では、「没後55年 川瀬巴水 木版画展」が開かれています。
会期は12月11日(火)までで、初期摺り版画約30点が展示即売されています。

川瀬巴水(1883~1957)は大正から昭和にかけて活躍した風景版画家で、
日本各地の風景を叙情的に描き、新版画として特に海外で高い評価を得ています。

新版画とは、江戸の浮世絵の技法を受け継ぎながら新しい芸術を目指して、
大正から昭和にかけて制作された版画のことです。
横浜で浮世絵の輸出を行なっていた渡邊庄太郎が自ら版元となり、
川瀬巴水らを援助して売り出しています。

「東京十二ヶ月 三十間堀の暮雪」 大正9年12月7日作
川瀬001

急に降り出した雪の景色を川瀬巴水が写生している間、渡邊庄太郎は傘を
差しかけていたそうです。
版木にヤスリをかけて降りしきる雪を表現するなど、さまざまな工夫を
凝らした作品です。

三十間堀は銀座の中央通りと昭和通りの間を流れていた堀川で、戦後に
埋め立てられ、今は存在しません。

東京の風景はどんどん変わって昔の面影も消えていきましたが、川瀬巴水の
新版画によってその姿と情緒を偲ぶことが出来ます。

2010年に同じ上野松坂屋で開かれていた、「川瀬巴水 木版画展」の記事です。




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【2012/12/08 22:35】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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