「アール・ヌーヴォーとアール・デコ展」 銀座 和光ホール
銀座
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銀座和光本館6階の和光ホールでは、12月25日(火)まで、「時計塔80年記念
東京国立近代美術館工芸館の名品でみる アール・ヌーヴォーとアール・デコ展
─ その時代の光―」が開かれています。
入場は無料です。

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東京国立近代美術館工芸館の工芸コレクションの中から、ポスター、家具、食器、
アクセサリーなど約70点を展示するものです。

アルフォンス・ミュシャ 「サラ・ベルナールのアメリカン・ツアー」 1895年
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アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)はアール・ヌーヴォーを代表するデザイナーで、
サラ・ベルナールの演じる「ジスモンダ」のポスターで一躍有名になっています。
このポスターもそのシリーズの一つです。
アール・ヌーヴォーの特徴の植物模様をふんだんにあしらった華麗なデザインです。

ルネ・ラリック 「ブローチ 翼のある風の精」 1898年頃
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アール・ヌーヴォーには昆虫のイメージもよく登場します。
ルネ・ラリック(1860-1945)はアール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして
有名ですが、次のアール・デコ時代にはガラス工芸作家として活躍します。

ルネ・ラリック 「カーマスコット ロンシャン」 1929年
カーマスコットは自動車のボンネットのラジエーターキャップに付ける装飾品で、
半透明ガラスで馬の頭を象った作品が展示されています。

ルネ・ラリックのアール・デコ時代の作品は今年、パナソニック汐留ミュージアムで
開かれた、「アール・デコ 光のエレガンス展」にも何点か展示されていました。

「アール・デコ 光のエレガンス展」の記事です。

初代宮川香山 「色入菖蒲図花瓶」 1897~1912年頃
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初代宮川香山《1842(天保13)年~1916(大正5)年》は横浜眞葛焼の創始者で、
横浜に窯を開いて輸出用の陶磁器を制作し、海外で高い評価を得ています。
絵付けした下絵に透明な釉薬を上掛けし、高温で焼成する、釉下彩による作品で、
宮川香山の後期の技法です。
濃密な草花の表現にはアール・ヌーヴォーの影響がみられるとのことです。

前期の技法の高浮彫の作品も1対展示されています。

アドルフ・ムーロン・カッサンドル 「ノール・エクスプレス(観光)」 1927年
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アドルフ・ムーロン・カッサンドル(1901-1968)はアール・デコを代表する
デザイナーで、キュビズム風のポスターを描いています。
ノール・エクスプレス(北方急行)はワゴン・リ社の運営する国際寝台列車です。
ポスターにはパリ、リエージュ、ベルリン、ワルシャワなどの名前が見えます。
煙を吐いて驀進する蒸気機関車を幾何学的な形で表現していて、大きな動輪が
印象的です。

以下の予定でのギャラリートークも行われます。

12月19日(水)14:00~ 内藤裕子(東京国立近代美術館 工芸課客員研究員)
12月22日(土)14:00~ 今井陽子(東京国立近代美術館 工芸課主任研究員)

展覧会のHPです。

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【2012/12/16 00:06】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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