「博物館でお花見を」 東京国立博物館
上野
chariot

上野の東京国立博物館では今年も「博物館でお花見を」が開かれています。
会期は4月14日(日)までです。

花見001


いろいろなイベントも行われ、庭園開放もされています。

花見002


本館の平常展では桜にちなんだ作品が数多く展示されています。
平常展は撮影自由です。

「花下遊楽図」 六曲一双(左隻) 狩野長信
   安土桃山~江戸時代・17世紀 国宝

花下遊楽図001

東花003

4月14日(日)までの展示です。
毎年、桜の咲く頃に展示される名物の屏風です。
刀を差して男装した女性が花の下で踊っています。
狩野長信は狩野永徳の弟で、この「花下遊楽図」が代表作です。

「吉野山図」 六曲一双(左隻) 渡辺始興 江戸時代・18世紀
東花004

4月7日(日)までの展示です。
渡辺始興は狩野派や尾形光琳に学んでいて、これは琳派風の華やかな作品です。
山の連なりの色彩に濃淡のリズムを付け、装飾的な画面にしています。

「小袖 紫白染分縮緬地笠扇桜文字模様」 江戸時代・18世紀
ハ0154

ハ0157

4月21日(日)までの展示です。
伊勢大輔の歌、「いにしえの奈良の都の八重桜きょう九重に匂ひぬるかな」を
あしらっていて、ナ・ラ・ノなどの字が大きく刺繍して入っています。

「打掛 白綸子地梅桜牡丹菊花車模様」 江戸時代・19世紀
ハ0131

4月21日(日)までの展示です。
武家の女性が成人前に着た打掛で、花車を刺繍してあります。

「花下躍鯉(かかやくり)」 飯島光峨 明治7年(1874)
ハ0194

5月6日(月)までの展示です。
月の白、鯉の黒、桜の紅、水の青がひとつになった、夢のような世界です。


以下はその他の通常展示です。

「文殊菩薩騎獅像および侍者立像」 康円 
 鎌倉時代・文永10年(1273) 重要文化財

ハ0158

6月9日(日)までの展示です。
獅子に乗った文殊菩薩に4人の侍者が従う渡海文殊を表しています。
興福寺勧学院の本尊でした。

「朱漆金蛭巻大小」 安土桃山時代・16世紀 重要文化財
ハ0122

4月14日(日)までの展示です。
豊臣秀吉の差料で、安土桃山時代の豪宕な雰囲気を持つ拵えです。

「紺糸威南蛮胴具足」 安土桃山時代・16世紀 重要文化財
ハ0121

4月14日(日)までの展示です。
徳川四天王の一人、榊原康政が関ヶ原の戦いの直前に徳川家康より拝領した鎧です。
兜や胴は南蛮風の作りで、兜は舶載品の可能性があるとのことです。
白い毛はヤクの毛です。

「八橋蒔絵螺鈿硯箱」 尾形光琳 江戸時代・18世紀 国宝
ハ0167

6月9日(日)までの展示です。
箱の内側に川波が描かれているのが見えます。
根津美術館では4月20日(土)から尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」が展示されます。

「西湖春景銭塘観潮図屏風」 池大雅 江戸時代・18世紀 重要文化財
左隻
ハ0128

右隻
ハ0126

4月7日(日)までの展示です。
点描も使って、風景を広々と伸びやかに描いています。

「褐釉蟹貼付台付鉢」 初代宮川香山 明治14年(1881) 重要文化財
ハ0197

6月23日(日)までの展示です。
真葛焼の創始者、宮川香山の高浮彫による作品です。
明治14年の第2回内国勧業博覧会に出品されています。

「黒髪」 鏑木清方 大正6年(1917)
左隻
ハ0188

右隻
ハ0191

5月6日(月)までの展示です。
松岡映丘らと金鈴社を結成して、大和絵の研究に取組んでいた頃の作品です。
金の裏箔を用いていて、ふわりとした色彩になっています。


特別1室では、「コプティック・テキスタイル―エジプトのコプト信仰が綴った
織文様―」が開かれています。
会期は3月31日(日)までです。

紀元3世紀から13世紀のエジプトのキリスト教の一派、コプト教の信徒の
織った綴織の展示です。

「聖人文様裂」 コプト時代中期・6世紀
ハ0104

額の三日月はキリスト教で復活を意味しています。

「人物動物文様帯裂」 コプト時代中期・6世紀
ハ0106

チュニック(袖付貫頭衣)の前面を飾る装飾帯の一部と思われるとのことです。


本館16室では、「キリシタン関係の遺品 イエズス会の布教と禁制下の信仰」が
開かれています。
会期は5月6日(月)までです。

「聖母像(親指のマリア)」 イタリア 長崎奉行所旧蔵品 17世紀
ハ0182

宝永5年(1708)に日本に潜入したイタリアの司祭、シドッチの携行品です。

「マリア観音像」 徳化窯 中国 長崎奉行所旧蔵品(安政3年浦上にて収納) 
 明~清時代・17世紀 重要文化財

ハ0187

日本では観音像が作られなかったので、隠れキリシタンは中国の白磁や青磁の
観音像を仏壇に置いてマリアとして祈っていたそうです。
安政3年の収納とありますから、浦上三番崩れの時に没収された品でしょうか。


ミュージアムショップも本館1階の入って左側に移転しました。
本館の展示を見終わるとここに出るようになっています。

ハ0096

ハ0102


昨年の「博物館でお花見を」の記事です。

「博物館でお花見を」のHPです。

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【2013/03/30 00:04】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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