「第68回 春の院展」 日本橋三越
日本橋
chariot

日本橋三越では、「第68回 春の院展」が開かれています。
期間は4月8日(月)まで、入場料は一般・大学生700円です。

院001


同人出展作32点を含め、331点が展示されています。
6階の画廊では同人の小品展も開かれています。
ポスターは作品集の表紙絵に使われている、松村公嗣、「宵牡丹」です。

「明けゆく」 松尾敏男 同人
院002

ベネツィアの聖母マリア聖堂でしょうか。
胡粉を効かした白のドームが夜明けの光に先ず浮かび上がり、
まだ暗い下の方ではハトが群れ飛んでいます。

「爽夏朝陽」 下田義寛 同人
院004

早朝の山頂に陽の差しかけた富士山です。
風景に色彩の現れた瞬間で、雨上がりなのか、虹も立っています。

「木花之佐久夜毘売」 高橋天山 同人
院006

部分
院007

コノハナサクヤヒメは天照大神の孫のニニギノミコトに求婚され、
喜んだ父のオオヤマツミは姉のイワナガヒメと共に差し出します。
ニニギノミコトは美しいコノハナサクヤビメとだけ結婚して、
醜いイワナガヒメを送り返します。
怒ったオオヤマツミは、ニニギノミコトの子孫は木の花の咲くように
栄えるが儚く散ってしまい、岩のように長い寿命は得られないと告げます。
そのため、子孫の天皇は栄えるが、神のような寿命は得られなくなったと
いうことです。

コノハナサクヤヒメはオオヤマツミから富士山を譲られたと伝えられているので、
富士山に立つ虹と共に桜の花を散らしながら舞い降りる姿で描かれています。
写実的で雄々しい富士山と、優美な大和絵風の姿の取り合わせです。

「春の塔映」 後藤純男 同人
院003

春爛漫の古寺の風景です。
後藤純男さんは1930年生まれですが、作品は生命の喜びにあふれています。

「早春」 清水達三 同人
山あいの湖の景色で、風景には写実を超えた幻想味があります。

「白輝」 永井健志
院005

春季展賞受賞作品です。
薔薇を淡い色彩で浮かび上がるように描き出しています。
木の葉の葉脈には金線が入り、地面には小鳥も見えます。

「サン・ラザール駅」 岩永てるみ
モネも描いたパリのサン・ラザール駅です。
光の入る天井を見上げています。

2011年に三越本店で開かれた岩永てるみさんの個展の記事です。

「この背中に」 芝康弘
寄り添って立つ小さな兄弟です。
柔らかな色彩に包まれた、すぐれた描写力の際立つ作品です。

芝康弘さんのHPです。

展覧会のHPです。

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【2013/03/31 00:07】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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