「鈴木篤展」 日本橋高島屋
日本橋
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日本橋高島屋美術画廊Xでは「鈴木篤展」が開かれています。
会期は7月15日(月)までです。

鈴木篤さん(1980~)は東京出身の彫刻家で、仏像の摸刻や修復保存に
よって得た技術を使って、独創的な作品を制作しています。

「漸近線」 カツラ、顔料
鈴木003

駅のホームの一部を切り取ったような造形です。
漸近線はある曲線に限りなく近づきながら接しない線のことです。
ホームに引かれた線はレールに対する漸近線かもしれません。

「N35° 43’ 2” E139° 46’ 26”」 カツラ、顔料
鈴木004

舗道の排水溝の部分で、少し壊れていて、落ち葉も付いています。
北緯35度43分2秒、東経139度46分26秒を国土地理院の「ウォッちず」で
検索すると、上野公園の噴水広場から東京都美術館辺りです。
東京都美術館のレンガ風タイルの敷石部分のようです。

「ウォッちず」のHPです。

「生活検定(タテマエとホンネ)」 
 ヒノキ、ヒバ、クス、銅、鉛、顔料、紐

鈴木001

狂言の狐の面と油揚げです。
狂言の「釣狐」では漁師の伯父に化けた狐が殺生の罪を漁師に説いて
罠を捨てさせることに成功しますが、帰り道に見付けた餌の誘惑に負けて、
狐の本性を現し、罠にかかってしまいます。

「生活検定(えびたい・生)」 
 ヒノキ、マツ、サクラ、クス、銅、鉛、顔料、紐

鈴木002

海老と鯛が同じ重さになっています。

「私がお湯を沸かす理由」 ヒノキ、キリ、クス、マツ、顔料、虫ピン
鈴木005

標本箱に収められた物を見ると、確かにお湯を沸かしたくなります。

『「むかしから」シリーズ-こどものかみさま-』 
 カヤ、スギ、ヒノキ、顔料、金箔

鈴木007

頭に獅子の皮を被り、肩に獅子噛(ししがみ)を着けた、四天王に似た像です。
三叉鉾には人や動物の頭が付いています。

どれも伝統の仏像彫刻の技法から発展していることが分かり、木彫の面白さを
楽しませてくれる作品です。

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【2013/07/03 00:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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