「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」展 東京都現代美術館
清澄白河
chariot

東京都現代美術館では特別展、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」展が
開かれています。
会期は9月8日(日)までです。

手001


「マンガの神様」と呼ばれた手塚治虫(1928-89)と、手塚に見出され、
手塚の仲介でデビューした石ノ森章太郎(1938-98)を中心とした展示です。

手002

2人の作品の原稿や、キャラクターが豊富に展示され、アニメなどの映像も
放映されています。

「鉄腕アトム」 手塚プロダクション
手003

「サイボーグ 009」 石森プロ
手004


大阪府池田師範附属小学校の3年生当時の手描きマンガ本、「ピンピン生チャン」
(1937)も展示されています。
鉛筆描きの、とても小学3年とは思えない出来栄えの本で、クラスで回し読みされ、
先生の間でも評判だったそうです。
主人公の生チャンは横山隆一のフクちゃんに似ています。

会場には手塚、石ノ森、赤塚不二夫、藤子不二雄らが住んで後に「マンガの聖地」
とも呼ばれた、豊島区のトキワ荘も再現され、床板のきしむ廊下に並んで、
手塚や石ノ森の部屋も再現されています。
外務省、経済産業省が展覧会を後援するまでになった日本のマンガやアニメも
木造モルタルのアパートで育っていました。

トキワ荘の外観は撮影可能ですので、会場にはカメラを持って入られると
良いでしょう。

また、2人へのオマージュ作品も多数展示されています。

マンガ家ではさいとう・たかを、永井豪、藤子不二雄Ⓐ、松本零士、
やなせたかしなどがあります。

さいとう・たかをはマンガの強力なライバルとなる劇画という分野を
確立しています。

水木しげる(1922~)の描いた、手塚と石ノ森が年長の水木より先に
亡くなったことを悼むマンガもあります。

手塚治虫と石ノ森章太郎の生み出した膨大な作品群を前にすると、
その業績の大きさを改めて感じます。


手塚治虫の作品は絵の上手さ、ストーリーの面白さだけでなく、生をテーマに
した深い内容に特徴があり、それが今も読み継がれる理由になっています。

展示されている「ブッダ」の原稿では、シャカが神は心の中にあると悟る瞬間が
描かれていて、大乗仏教的な思想を表しているように思えます。

「火の鳥」や「ブッダ」をじっくり読みたくなりました。

展覧会のHPです。


 

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【2013/07/07 00:00】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • 私も全部は読んでいない作品がいろいろあって、全巻まとめて読んでみたくなりました。

    【2013/07/07 23:27】 url[chariot #/8nqih4Y] [ 編集]
  • こんにちは。
    サイボーグ009はコミックス全巻集めてました。
    すごく懐かしくて、また読みたくなりました。
    昔の漫画って、色褪せません。

    【2013/07/07 18:46】 url[京tukiya #-] [ 編集]
    please comment















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