「ロマンティック・バレエの世界 妖精になったバレリーナ」展 ニューオータニ美術館
赤坂見附
chariot

赤坂のニューオータニ美術館では、「ロマンティック・バレエの世界 
妖精になったバレリーナ」展が開かれています。
会期は12月25日(水)までです。

ロ010


ロマンティック・バレエとはロマン主義の時代に流行したバレエで、
現在踊られているバレエの中では最も古い形式とのことです。

1830年の七月革命(シャルル10世の退位)と1848年の二月革命
(ルイ・フィリップの退位)の間の20年間が黄金期とされています。
ドガがバレエを描いていた時期の少し前にあたります。

この世ならぬ妖精や亡霊、悪魔が登場し、異国趣味もあり、
まさにロマンティックな物語が演じられます。
衣装であるチュチュも、後のクラシック・バレエと違って、
釣鐘型をした長い裾です。


1831年にパリのオペラ座で公演されたオペラ、『悪魔のロベール』の中で
演じられたバレエは、踊ったマリー・タリオーニのポワント(爪先立ち)の
技が大評判となり、マリーは一躍、スターになっています。

『ラ・シルフィード』 マリー・タリオーニ 19世紀 
 兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

チラシに使われている版画です。
スコットランドの妖精で、羽根を着け、爪先立ちで踊っています。


ファニー・エルスラーはマリー・タリオーニと人気を二分したスターで、
異国趣味の作品を得意とし、1836年初演の『松葉杖の悪魔』 の中の
スペイン舞踊をアレンジした踊りで大成功をおさめています。

『松葉杖の悪魔』 カチュチャを踊るファニー・エルスラー 19世紀 
 兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

バ003

スペインの衣裳風のチュチュを着て、カスタネットを持っています。


カルロッタ・ダリジは1831年にオペラ座で初演された『ジゼル』で
主役を演じています。

『ジゼル』 カルロッタ・ダリジ 19世紀 
 兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション

バ002


バレエの演目の解説や衣装、バレエのスターたちの略歴や手紙も
展示されていて、バレエファンでなくてもロマンティック・バレエの
世界を楽しめる展覧会です。


次回の展覧会は「新春展」です。
会期は2014年1月1日(水)から1月19日(水)です。

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【2013/12/05 22:56】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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