「新版画の美 郷愁の日本 川瀬巴水 木版画展」 丸善丸の内本店
東京
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丸の内オアゾ内の丸善丸の内本店4階ギャラリーAでは、「新版画の美 郷愁の日本
川瀬巴水 木版画展」が開かれています。
会期は2月4日(火)までです。

川瀬巴水(1883~1957)は大正から昭和にかけて活躍した風景版画家です。
新版画という、江戸の浮世絵の技法を受け継ぎながら新しい芸術を目指した
版画を制作し、日本各地の風景を叙情的に描き、特に海外で高い評価を
得ています。

「山中湖不動坂」 昭和11年(1936)
富009

秋風がに揺れ動く薄と雲です。

「東京十二題 こま形河岸」 大正8年(1919)
国007

大川端の竹屋の景色で、立て並べた竹の隙間から隅田川や夏の雲が
のぞいています。
馬は動かず、荷車の男も眠っていて、時が止まっているようです。

「東京十二題 雪に暮るる寺島村」 大正9年(1920)
川瀬001

寺島村は現在の墨田区にあった村で、巴水は夜の情景を好んで描いています。
家の灯りが水路に映っていて、人懐かしさを感じさせます。
巴水は河竹黙阿弥の歌舞伎の世界を想いながら描いたそうです。
近代の版画なので、浮世絵版画に比べ奥行きを強調しています。

「東京十二題」は大正9年(1920)に起きた関東大震災の直前の東京を
写しています。

「日本橋(夜明け)」 昭和15年(1940)
日014

朝の日本橋を抒情的に描いています。
左の建物の上には白木(屋)の文字も見えます。
今のコレド日本橋の場所です。
日本橋一帯も太平洋戦争では昭和19年(1944)から
繰り返し空襲を受け、焼け野が原になっています。




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