「生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展」 日本橋高島屋
日本橋
chariot

日本橋高島屋では「生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展」が開かれています。
会期は9月23日(火・祝)まで、入場料は一般800円です。

芹001


染色作家で民藝運動に参加し、型染絵の創始者として知られる芹沢銈介(1895-1984)の
作品約60点と、芹沢の収集した世界各地の美術・工芸品約50点を展示しています。

「いろは文六曲屏風」 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館蔵
芹002

それぞれの字の横には、「に」には鶏、「ほ」には牡丹、「へ」には塀などが描かれていて、
判じ物を見る楽しさがあります。

芹沢銈介は文字を題材にした屏風やのれんなどを数多く、制作しています。

「福の字のれん」 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館蔵
芹005

形も色彩もきっぱりと明快で、デザイナーとしてのすぐれた感覚を見せています。

「縄のれん文のれん」 柏市蔵
芹004

のれんの中にのれんを描き込むという、遊び心のある作品で、束ねられた縄には
力強い動きがあります。

「伊曽保物語四曲屏風」 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館蔵
イソップ物語から、兎と亀、狐と鶴、狐と酸っぱい葡萄など、12のお話が描かれています。
蟻とキリギリスの話は、キリギリスではなく、イソップの原作通り蟻と蝉になっています。

「型絵染筆彩着物」 柏市蔵
芹003

4色の繰り返しがリズムを生んでいます。
芹沢銈介の作品には繰り返しによる力強さ、躍動感があるのが特徴です。
それが民藝の魅力でもあるのでしょう

芹沢銈介は世界各地の民具・工芸品を数千点収集していて、それらは現在、
美術館に寄贈されています。
作品は日本、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカと世界中にまたがっていて、
どれも原初的な生命力を持っています。

芹沢銈介の作品にはセンスの良さ、高いデザイン性と、使って見たくなる
親しみやすさとが一体になっています。
そのことを改めて認識できる、面白い展覧会です。


同じ8階の催会場では9月23日まで「民藝展」が開かれ、沖縄から東北まで
各地の民藝品が展示即売されています。

関連記事

【2014/09/12 20:08】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/2379-423f83da

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |