関口・目白台散策
江戸川橋
chariot

江戸川橋から目白台を散歩しました。

江戸川橋の下流にある御茶ノ水橋から見た神田川です。

目白台御茶ノ水橋

御茶ノ水の名前の由来は、江戸時代、このあたりにあったお寺の湧き水が美味しく、
将軍家に献上されたことによるといいます。

上流の江戸川橋のあたりを関口といい、江戸の初めにここに関を設けて、井の頭池
から流れてくる神田川の水を堰き止め、江戸で最初の上水道である神田上水の
水源にしたことから名付けられたということです。

徳川家康が関ヶ原の戦いに勝ち、諸大名が江戸住まいをするようになった時、
細川忠興は江戸の水の不味さに閉口して、こんな所には住めないと嘆いたそうで、
江戸の町は水に苦労したことがうかがえます。

関口の少し上手、新江戸川公園あたりの神田川です。

目白台神田川


神田川沿いの新江戸川公園から目白台にかけて、幕末にはその細川藩の
下屋敷があり、新江戸川公園は屋敷の庭だったということです。

新江戸川公園3


あまり大きくはありませんが、小石川の後楽園や駒込の六義園と同じく
回遊式の大名庭園で、目白台の斜面と湧き水を利用して流れや池を作っています。

新江戸川公園2


文京区のHPによれば、雪国の雪吊りは縄を直接枝に結び付けますが、
こちらでは輪の形にして枝を支えているとのことです。
柱の上の飾りは、わらぽっちというそうです。

新江戸川公園5


公園の横から目白台に上がる胸突き坂の下に水神社(すいじんじゃ)という
小さな神社があります。

目白台水神社

名前の通り水神様を祀ってあります。
神社といえば銀杏ですが、こちらの銀杏の木も見事です。

胸突き坂は文字通り胸を突くような急な坂です。
上から見下ろしたところです。

目白台胸突き坂3


坂を上りきった所にある永青文庫です。

目白台永青文庫

細川家に伝わる文化財を管理しており、一般公開もしています。
都心とは思えない静けさです。
菱田春草の代表作、「落葉」「黒き猫」を所有しています。
永青文庫のHPです。

永青文庫を過ぎると、和敬塾の東門があります。
ここも細川藩下屋敷だった所だそうです。

目白台和敬塾

大きな学生寮である和敬塾は村上春樹が一時入寮していたことで有名で、
「ノルウェイの森」にも登場します。
「ノルウェイの森」では一匹の蛍を放す場面が強い印象を残していますが、
隣の椿山荘で放していたのが迷い込んで来たもののようです。

目白通りに出て右に曲がり、目白坂下に向かうと、右側に椿山荘、左側に
東京カテドラル聖マリア大聖堂があります。

椿山荘の入口です。

目白台椿山荘

椿山荘の日本庭園では昔から夏になると蛍を放していましたが、最近は
産卵の段階から飼育しているとのことです。
蛍の成育にはきれいな水が必要ですから、水の管理は大変だと思います。

東京カテドラル聖マリア大聖堂の奥の敷地にはフランスのルルドの洞窟の
レプリカもあります。

目白台ルルド

ルルドの洞窟はルルドの泉として有名です。

今回は水に縁のある散歩でした。


【2008/12/02 23:00】 街歩き | トラックバック(0) | コメント(0) |
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