「北川健次展 Stresaの組鐘―偏角31度の見えない螺旋に沿って」 日本橋髙島屋
日本橋
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日本橋髙島屋美術画廊Xでは「北川健次展 Stresaの組鐘
―偏角31度の見えない螺旋に沿って」が開かれています。
会期は11月10日(月)までです。

北001


北川健次さん(1952~)は福井県出身で、駒井哲郎に銅版画を学び、
棟方志功や池田満寿夫に推されて作家活動を始めています。
現在は銅版画やオブジェ、写真、美術評論などさまざまな分野を手掛けています。

展覧会ではコラージュや小さなオブジェが展示されています。

「Stresaの組鐘」 2014年
北002

イタリアで撮影した写真を素材にしています。

「書簡―Veneziaの夢の綴り」 2014年
北004


「分光器―カンピドーリオの記憶(部分)」 2014年
北005

オブジェの一部です。

「Rome―サンピエトロの浮遊する幻視」  2014年
北003

北川さんの詩が添えられています。

会場におられた北川さんによれば、コラージュの額縁はフィレンツェから
木材を取り寄せ、古びた感じに金泥を塗って自作したとのことです。
ファンの方も多く、気に入った作品を買って行かれるそうです。

北川さんの作品は日本と文化基盤の違うヨーロッパを素材にしているのに、
なぜかノスタルジーを感じます。
私は日本生まれなのに、観ていて何か心を騒がすものがあります。
そのとりとめの無さは夢にも似ています。

アングルの作品の一部を使ったコラージュもありましたが、北川さんも、アングルの作品
そのものを観てもノスタルジーは湧かないのに、欠片となって再構成されたときに
それを感じるのは不思議だと言われていました。

それは記憶というものの不確かさから来るのかもしれません。
ノスタルジーは不確かな記憶から生まれるので、ヨーロッパの過去の事物であっても、
欠片となったものを不確かな記憶として認識すると、そこにノスタルジーを感じるのでしょうか。

一体、ノスタルジーとは何なのかも考えさせてくれる展覧会です。

2013年の「北川健次展」の記事です。

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【2014/11/08 22:19】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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