「高松次郎ミステリーズ」展 東京国立近代美術館
竹橋
chariot

竹橋の東京国立近代美術館では 、「高松次郎ミステリーズ」展が開かれています。
会期は2015年3月1日(日)までです。

高松001


高松次郎(1936-1998)は東京都出身で、東京藝術大学絵画科油画専攻に入学しています。
卒業後は読売アンデパンダン展に出品するなど、前衛芸術の作品を制作しています。

展覧会では、約50点のオブジェや絵画、約150点のドローイングによって高松次郎の世界を
紹介しています。

高松次郎の作品の特徴は、1次元、2次元、3次元といった空間の在り方そのものを意識し、
それが何であるか問いかけていることです。

回転する立体に光を当て、平面に影を映したり、自分に4方向から光を当て、床に4方向の
影を映すコーナーもあります。
このコーナーは撮影可能です。

髙IMG_0220


「点」 1961年 広島市現代美術館
高松002

位置しか示さない「点」というものを、針金を固めて表しています。

「遠近法の椅子とテーブル」 1966-67年 東京国立近代美術館
高松006

立体を線遠近法で平面に移し、その図を元に立体を作ると、元の立体とは違った形に
なってしまうことを表した作品です。
テーブルも椅子も消失点に向かって縮んでいます。

「複合体(椅子とレンガ)」 1972年 The Estate of Jiro Takamatsu
高松005

傾いているため、人を座らせることの出来ない椅子、1個だけ置かれているため、
壁にも床にも成れないレンガの組合わせということです。

「No.273(影)」 1969年 東京国立近代美術館
高松003

2つの光源によって子どもの影が映っているように見えますが、ラッカーを塗って
描いたものです。
影という平面を見ると、自然と元の立体を想像してしまいます。

「No.1202」 1987年 国立国際美術館
高松004

高松は1970年代後半からは絵画に取組みます。
横291㎝の大きな作品で、初期の紐や針金を使った作品を思い出すような画面です。


高松次郎が一貫して空間というものを意識し、追及する作品を制作していることが
分かる展覧会でした。

展覧会のHPです。

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【2015/02/26 19:27】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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