「タイルが伝える物語 図像の謎解き」展 京橋 LIXILギャラリー
京橋
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京橋のLIXIL:GINZA2階のLIXILギャラリーでは2月21日(土)まで、
「タイルが伝える物語 図像の謎解き」展が開かれています。
場所は中央区京橋 3-6-18 です。
水曜日は休館日です。

タイル001


愛知県常滑市の「世界のタイル博物館」の所蔵するタイルのうち、物語や教訓、
信仰、文化といった内容を伝えるタイル、約70点が展示されています。

会場は撮影可能です。

白磁藍彩色タイル 「子供の遊び」 17~18世紀 オランダ
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オランダは庶民の暮らしの中でタイルを取り入れた最初の国です。
子供の遊びという題材は16世紀のブリューゲルの絵で有名ですが、17世紀になると
遊びも寓意的な意味を持つようになります。
家庭教育を重視する、プロテスタントのカルヴァン派の影響とのことです。

マンガン彩組絵タイル 「ハガルの追放」 19世紀 オランダ
IMG_0608_20150201213922265.jpg

旧約聖書創世記の、アブラハムがハガルとイシュマエルを追放する場面です。
オランダでは18世紀からマンガン鉱による紫色の絵具が作られ、マンガン紫として
人気を呼んでいます。

多彩レリーフ動植物像タイル 「王書」の場面 19世紀 イラン 
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叙事詩人フィルドウスィーの詠った「王書(シャー・ナーメ)」は1010年に完成した
イラン最大の民族叙事詩です。

 「カユ―マルス」
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カユ―マルスは王書に書かれたペルシャ神話初代の王で、創造神による
原初の人間とも云われ、豹の皮を着ています。

多彩群像文レリーフタイル 「ユースフとズライハ」 19世紀 イラン
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1483年、ペルシャの詩人ジャーミーの詠んだ神秘主義的叙事詩の一場面です。
預言者ユースフ(旧約聖書のヨセフ)を奴隷として所有していたエジプトの女主人
ズライハがユースフの美貌を見せびらかすため、宴席に呼び出します。
客の女性たちはユースフの美しさに見とれて、オレンジと間違えて指を切って倒れたり、
失神したりしています。
ユースフは光背を付けて描かれています。

画像塼(せん) 「二十四孝」 10~13世紀(宋代)
IMG_0650.jpg

塼は中国のタイルです。
「二十四孝」は元時代の郭居敬が編集した説話集で、儒教の徳、「孝」を実践した
24人の孝子のことを書いてあります。


東西世界の絵画としてのタイルの色々を観ることが出来て、小粒ながら面白い展覧会です。

展覧会のHPです。

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【2015/02/13 20:57】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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