「第70回 春の院展」 日本橋三越本店
日本橋
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日本橋三越本店では、「第70回 春の院展」が開かれています。
会期は4月6日(月)まで、入場料は一般・大学生800円です。

院001


同人出展作34点を含め、340点が展示され、特別企画として
第35回からの作品集表紙絵35点も展示されています。
特選画廊では4月7日(火)まで、日本美術院同人小品展も開かれています。

チラシは今年の作品集の表紙絵の、高橋天山、「羽衣」です。

院002

能の「羽衣」は三保の松原で天女が舞を漁師に見せるので、
この絵の天女は魚の泳ぐように舞っています。

高橋天山 「遊魂・和泉式部」
院004

院005

和泉式部の歌に拠っています。

もの思へば沢の螢もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る 後拾遺集

あくがれ出でたおのれの魂を見やっています。

梅原幸雄 「眩暈」
院007
 
椿の柄の着物姿の女性が、曾我蕭白の「久米仙人図屏風」から
抜け出したかのように草履に片足を入れています。
久米仙人は若い女性に幻惑されましたが、この女性は髪を掴み、
ただよう風を見せています。

那波多目功一「桜に観る日光連山」 
院009

栃木県のさくら市ミュージアムからの景色とのことで、
鬼怒川を挟んで日光連山が望めます。

小田野尚之 「道」
院006
 
田と木の緑に挟まれて、人の通るのを待つかのような道が続いています。

松尾敏男 「森の人」
院003

南の果物といっしょにオランウータンが座っています。
どこか人懐かしげな風情で、話しかけたくなります。

手塚雄二 「秋麗」 
院008

さまざまのグラデーションの蔦の葉と小鳥です。

福王寺一彦 「月華の青い鳥」 
院010

群青の夜空と小鳥、金色の星々と月です。

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【2015/03/29 19:35】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • こんばんは。
  • 高橋さんの描く女性はとても優美です。
    衣装の模様も細密に描かれています。
    秋麗も月華もそうですが、日本画は装飾性に魅力がありますね。

    【2015/03/30 19:32】 url[chariot #/8nqih4Y] [ 編集]
  • 大和撫子
  •  和泉式部ええですな。平安美人と言うとしもぶくれの見た目残念が多いのですが(笑、かなり現代向けになってますね。とても優しい雰囲気で美しいです。
     秋麗もいいです。蔦の紅葉は実物も美しいですが、絵にするとまた違った美しさがありますね。
     月を背にした鳥のシルエットもええなぁ。

    【2015/03/30 08:02】 url[miss.key #eRuZ.D2c] [ 編集]
    please comment















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