「大関ヶ原展」 江戸東京博物館
両国
chariot

両国の江戸東京博物館では徳川家康没後400年記念特別展、「大関ヶ原展」が
開かれています。
会期は5月17日(日)までです。
4月19日までの前期と、4月21日からの後期でかなりの展示替えがあります。

関001


6月2日(火)から7月26日(日)までは京都で、8月7日(金)から10月4日(日)までは
福岡で開かれ、京都展、福岡展のみの展示もあります。

天下分け目の戦いと呼ばれた関ヶ原の戦い(1600年)についての展覧会で、
合戦図屏風や関わった武将たちの甲冑、書状、などが展示されています。

「関ヶ原合戦図屏風」 江戸時代初期 大阪歴史博物館蔵 重要文化財
関007

津軽家伝来の屏風で、家康の養女、満天姫が津軽信枚に嫁いだ際の
嫁入り道具とされています。

合戦の終盤、島津の陣地に火が放たれ、東軍が押し寄せています。

関003

「薙刀直し刀 骨喰藤四郎」 鎌倉時代 豊国神社蔵 重要文化財
骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)は鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の作です。
相手を斬る真似をしただけで骨を砕いたと言われ、この名が付きました。
刀身に倶利伽羅が彫られており、元が薙刀だったので、切先が細長くなっています。
豊臣家の所蔵でしたが、大坂夏の陣では堀の中から無傷で発見されていますが、
明暦の大火で焼けたため、修復されています。

「刀 無銘 正宗 名物 石田正宗」 鎌倉時代 東京国立博物館蔵 重要文化財
鎌倉時代の刀工、正宗の作で、数か所に刃物で打たれた痕があることから、
石田切込正宗とも呼ばれています。
宇喜多秀家から石田三成に贈られ、秀吉の死後、三成が加藤清正らに襲撃された際、
家康の命で三成を護衛した結城秀康に礼として三成から贈られています。

「槍 銘 藤原正真作 号 蜻蛉切」 室町時代 個人蔵
徳川四天王の一人、本多平八郎忠勝の愛用した槍で、槍先に当ったトンボが
二つに切れたという逸話があります。
笹穂と呼ばれる、笹の葉のような形で、剣の形の彫り物がされています。

「金扇馬標」 安土桃山時代 静岡・久能山東照宮
関006

家康が戦陣に立てた馬印で、数本あったそうです。
大坂夏の陣で家康の本陣が真田幸村勢の突撃に遭って総崩れになった時、
馬印も倒されています。
家康の馬印が倒されたのは三方ケ原の戦いと大坂夏の陣の2回だけです。


多数の書状などの資料によって秀吉の死から合戦へ向けての動き、当日の模様、
戦後の始末などの流れを確認出来る、歴史好きにとってとても興味深い展覧会です。

私は日曜日の朝、10時半頃に行ったのですが、すでにチケット売り場には大軍が押し寄せ、
長蛇の列を成しており、関ヶ原に遅参してしまった徳川秀忠の心境になりました。
3階の搦め手にある売り場はまだ列が短いというので、そちらに回り、辛うじてチケットを
手にして会場に入りましたが、
狭いこともあって、場所によっては展示品に近づくのも難しく、今度は敵中を中央突破した
島津義弘になったつもりで、何とか全部見て回ることが出来ました。
オンラインチケットを事前に購入されておくことをお勧めしますが、その場合は特別展・
常設展共通券の取り扱いはありませんので、ご注意ください。

展覧会のHPです。

関連記事

【2015/04/08 20:13】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/2605-e3f8eabc

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |