「東洋の美―中国・朝鮮・東南アジアの名品」展 出光美術館
日比谷・有楽町
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日比谷の出光美術館では、「東洋の美―中国・朝鮮・東南アジアの名品」展が開かれています。
会期は6月14日(日)までです。
会期中、一部展示替えがあります。

東005


出光美術館の所蔵品のうち、中国古代の土器や朝鮮・ベトナム・タイなどの陶磁器を中心に、
アジアの国々の工芸品を紹介する展覧会です。

「青磁神亭壺」 中国 西晋時代 3~4世紀
東001

中国南部の墓の副葬品で、上方を向いた鳥から霊魂昇天時の仮の宿りではないかと
考えられています。
壷の周りには亀、鯰、蟹、猿、鶏、猪などさまざまな生き物が貼り付いていて、
いかにも水の多い南部らしい習俗を感じます。

「粉青沙器線刻双魚文扁壷」 朝鮮 朝鮮王朝時代 15世紀
東002

粉青沙器は素地に白化粧を施し、灰青色の透明釉薬を掛けるもので、
李氏朝鮮前期の15~6世紀を中心に作られています。
線刻された魚がのどかです。

「青花透彫獅子虎文筆筒」 朝鮮 朝鮮王朝時代 16世紀
東003

染付の筆立てで、円筒に白い虎と青い獅子が透かし彫りされています。
毛並みも彫られていて、虎は猫のような愛嬌のある顔をしています。

「褐彩草花文瓢形瓶」 タイ 15世紀
東004

花柄が褐彩と鉄絵で描かれ、胴の鉄絵の中で一つだけ天女が描き込まれています。
天保15年(1844)には日本に伝来した品です。
スコータイ近郊のシーサチャナライ窯の製品で、川港のスワンカロークから積み出されたので、
スワンカローク焼きと呼ばれ、日本では宋胡録(スンコロク)と呼ばれています。

他に漢時代の青銅器、唐・明・清時代の工芸品なども展示されていて、普段は目にする機会の
少ない作品を数多く観ることの出来る、興味深い展覧会です。


次回の展覧会は「没後180年 田能村竹田」展です。
会期は6月20日(土)~8月2日(日)です。

田001

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【2015/04/22 19:40】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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