「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」 六本木 森美術館
六本木
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六本木の森美術館では、リニューアル・オープン記念、「シンプルなかたち展:
美はどこからくるのか」が開かれています。
会期は7月5日(日)までで、会期中は無休です。

シンプル001


ポンピドゥー・センター・メス、エルメス財団との共同企画で、先史時代の石器から
現代アートまで、シンプルな造形、約130点を集めて展示しています。


「ソリュートレ文化・月桂樹の葉」 ヴォルグ、ソーヌ=エ=ロワール、フランス 
 紀元前22000~17000年 フランス考古学博物館


最初に展示されているのは木の葉の形をした旧石器時代の打製石器で、
長さは28㎝ありますが、厚さは0.9㎝しかありません。
槍の穂先として使われたようです。

長次郎 「太夫黒」 安土桃山時代・16世紀 北村美術館
黒楽茶碗です。

仙厓 「円相図」 江戸時代後期・19世紀 福岡市美術館
シンプル004

6月2日までの展示です。

 これ食ふてお茶まいれ

円は饅頭であり、禅の境地でもあります。

コンスタンティン・ブランクーシ 「空間の鳥」 
 1926年(1982年鋳造) 横浜美術館

  シンプル005

飛行機のプロペラにインスピレーションを受けた作品です。
1912年に開かれた第4回パリ航空ショーにはブランクーシやマルセル・デュシャン、
フェルナン・レジェなどが訪れ、航空機に表された工業デザインの近代性に
感銘を受けています。

パブロ・ピカソ 「雄牛」 1945年 国立ピカソ美術館
11点シリーズの石版画のうちの6点です。
写実的に描かれた雄牛が1枚ごとに抽象化され、最後は簡単な線だけになります。
スティーヴ・ジョブズはデザインの神髄を語るために、この造形を用いていたそうです。

アンリ・マティス 『「ジャズ」9 形態』 1947年 神奈川県立近代美術館
シンプル006

晩年に手が不自由になったマティスが手掛けた、切り絵の「ジャズ」シリーズです。

アルブレヒト・デューラー 「メランコリア I」 1514年 オオタファインアーツ
シンプル003

有名な銅版画で、天使が憂鬱な表情をしていて、変わった形の立体が描かれています。

カールステン・ニコライ 「アンチ」 2004年
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ポリプロピレン製で、高さ3mあり、デューラーの「メランコリア I」に描かれている立体と
同じ形をしています。
手を近づけると音を発するようになっていて、スタンリー・キューブリック監督の
「2001年宇宙の旅」に登場する、黑い板状のモノリスを思わせる仕掛けに
なっています。


光を使った映像作品もあって、「かたち」というものについて色々考えることの出来る、
面白い展覧会です。

展覧会のHPです。

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【2015/06/12 19:44】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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