「―精霊・神仏奇譚―金子富之展」 日本橋髙島屋
日本橋
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日本橋髙島屋美術画廊Xで開かれている「―精霊・神仏奇譚―金子富之展」に
行ってきました。
会期は8月10日(月)までです。

金子001


金子富之さん(1978~)は埼玉県出身の日本画家で、現在は山形で世界各地の
神仏精霊や妖怪を描き続けています。

今まで髙島屋美術画廊Xで開かれていた金子さんの個展では、妖怪を題材にした作品が
多かったのですが、今回は神仏を描いた大作を中心にした展示です。

「天手力男神(あまのたぢからおのかみ)」 200×300㎝ 2014年
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日本神話で、天岩戸にこもった天照大神を引きずり出した、怪力の神様です。
相撲の横綱のような姿をして岩戸をこじ開けているところで、岩の隙間から
光があふれています。
1959年の映画、「日本誕生」では長身の横綱、三代朝潮太郎が天手力男神を
演じています。
天照大神は原節子、アメノウズメは乙羽信子です。

「蔵王大黒天」 230×680㎝ 2013年
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蔵王大黒天は蔵王三大神の一柱で、大黒天は元はヒンドゥー教の神です。
マハーカーラ(大いなる暗黒)と呼ばれる恐ろしい神で、シヴァ神の一化身とも
されています。
作品には俵屋宗達の風神雷神図や白象図の風味も入っています。
金の色は実際にはもっと鈍く、古寂びた趣きがあります。

「怖畏金剛」 227×640㎝ 2014年
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密教の尊格で、水牛の頭と多数の腕、脚を持ち、死の神をも殺す力があると
されています。
日本では大威徳明王と呼ばれ、文殊菩薩の化身ともされています。
チベット密教の仏画の持つ、おどろおどろしい迫力があります。


金子富之さんは文化庁の新進芸術家海外研修制度の一員として、カンボジアに
7か月行かれるそうです。
帰国後の作品が楽しみです。

2013年に同じ高島屋で開かれた、「-妖怪奇譚II-金子富之展」の記事です。

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【2015/07/23 19:17】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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