「西洋古典絵画精選展」 上野 国立西洋美術館
上野
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上野の国立西洋美術館の版画素描展示室では、「西洋古典絵画精選展」が開かれています。
会期は2016年1月11日(月・祝)までです。

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ヨハネス・フェルメールに帰属 「聖プラクセディス」 1655年
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2015年に国立西洋美術館に寄託された作品です。
イタリアの画家、フェリーチェ・フィケレッリの作品の模写ですが、空の色には
高価なラピスラズリが使われ、原作には無い十字架が描かれています。
フェルメールの真作かどうかは議論があるそうですが、真作であれば、
フェルメールの最初期の作品になります。

アンドレア・デル・サルト 「聖母子」 1516年頃
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新収蔵作品です。
アンドレア・デル・サルト(1486-1531)はミケランジェロやラファエロがローマに移った後に、
フィレンツェで活動した画家です。
幼子イエスの足が筋肉質に描かれているのが目を惹きます。
聖母マリアのモデルはおそらく、後にデル・サルトの妻になった女性とのことです。
ヴァザーリの「芸術家列伝」によれば、デル・サルトの描く女性は誰も妻の顔になるそうです。

ドメニコ・プリーゴ 「アレクサンドリアの聖カタリナを装う婦人の肖像」 1520年代
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新収蔵作品です。
16世紀初頭にフィレンツェのアンドレア・デル・サルトの工房で描いていた画家とのことです。
ラファエロの作品に従った構図で、落着いた色調でまとめています。
刃の付いた車輪と棕櫚の葉を持っていることから、女性は聖カタリナにちなんだ、
カタリナ(イタリア語でカテリーナ)という名であったと思われます。


国立西洋美術館では、「黄金伝説展 古代地中海の秘宝」が開かれているところです。
会期は2016年1月11日(月・祝)までです。

「黄金伝説展」の記事です。

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【2015/12/26 19:42】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • こんにちは
  • 本当にフランス人形のような子どもを見かけることがあります。
    ピントリッキオやムリリョの描く幼子イエスや天使は何とも可愛い顔をしています。

    【2015/12/28 06:26】 url[chariot #/8nqih4Y] [ 編集]
  • 母子像
  •  近所に金髪の外人さんが住んでいます。たまに赤ん坊を連れて歩いていますが、これが何とも美しいのですわ。ああ、こういうのを見て画家は絵心を擽られるんだろうなと思った次第。

    【2015/12/27 22:09】 url[miss.key #eRuZ.D2c] [ 編集]
    please comment















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