「一遍聖絵(一遍上人伝絵巻)」公開 東京国立博物館
上野
chariot

現在、時宗の祖、一遍(1239~1289)の生涯を描いた、国宝「一遍聖絵(一遍上人伝絵巻)」
全12巻が遊行寺をはじめ、神奈川県の4つの施設で公開されています。

一遍001


東京国立博物館本館でも特別1室・特別2室で特集展示として、「一遍と歩く 
一遍聖絵にみる聖地と信仰 」が開かれ、同館の所蔵する「一遍聖絵」巻第7と、
江戸時代に狩野派の絵師たちによって写された各巻の模本などが展示されています。
会期は12月13日(日)までです。

「一遍聖絵」は一遍の死の10年後の正安元年(1299)に制作され、弟子の聖戒が
詞書を書き、円伊が描いています。

平常展の一部なので、撮影可能です。

巻頭の詞書
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近江の国、大津、逢坂の関にあった関寺に参り、園城寺衆徒の許しを得て7日間、
さらに希望があり14日間の行法を行なった。
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舞台をしつらえて踊念仏を興行しています。
どの興行の場面でも、鉦を叩きながら時計回りに回っています。
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空也(903~72)の遺跡・市屋に道場を設け、長く滞在する。
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舞台の床下では子どもが遊んでいます。
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同じ年の5月22日、市屋道場を離れ、桂に移るが、ここで一遍は体調を崩す。
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絵巻は描写が巧みで、どの場面も活き活きと細密に描き込まれ、鎌倉時代の
生活と信仰の様が目の前に繰り広げられています。

一遍の広めた踊念仏は現在、長野県佐久市の西方寺などに伝わっています。
東本願寺の報恩講で行なわれる坂東曲(ばんどうぶし)は僧侶が座ったままで
上体を大きく揺らして念仏などを唱えますが、これは踊念仏に由来するのでは
ないかと云われています。
これらの行法はYOUTUBEでも見ることが出来ます。

東京国立博物館の展示のページです。


国宝室にはこの季節にふさわしい、狩野秀頼の「観楓図屏風」が展示されています。

「観楓図屏風」 狩野秀頼 室町~安土桃山時代・16世紀 国宝
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12月13日(日)までの展示です。
紅葉の名所、高尾の紅葉狩の情景を描いています。

2013年に展示されたときの記事です。


博物館前の広場の噴水にはチューリップが並んでいました。

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【2015/12/08 19:15】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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