「三井家のおひなさま」展 日本橋 三井記念美術館 2016/2
三越前
chariot

日本橋の三井記念美術館では「三井家のおひなさま」展が開かれています。
会期は4月3日(日)までです。
昨年はお雛様の展示が無かったので、今年の展示は2年振りです。

三井001


「立雛」 文化12年(1815年)
三井苞子(北三井家十代・高棟夫人)旧蔵
三002

災厄を託して海や川に流す人形(ひとがた)から発展した形です。
松は男、藤は女、撫子は子どもを表しています。
金地に緑と赤の華やかで上品な色彩です。

「雛人形・雛道具段飾り」 五世大木平藏 昭和9年(1934年)
展示室4の正面には赤い毛氈に人形、諸道具の段飾りがずらりと飾られています。
浅野久子氏(北三井家十一代・高公長女)の寄贈品です。

三人官女ならぬ五人官女という豪華さです。
三006

「紫宸殿雛人形」 五世大木平藏 昭和9年(1934年)
三005

久子氏の初節句に祖父の三井高棟より贈られた品です。

「内裏雛」 三世大木平藏 明治28 年(1895)
三井苞子(北三井家十代・高棟夫人)旧蔵
三005

内裏雛は江戸の人形師、原舟月の考案した写実的なお雛様で、
瞳にガラスや水晶が入っています。
現代のお雛様はこの内裏雛の系統です。

「市松人形 銘つぼみ」 五世大木平藏製・二代平田郷陽作 昭和7年(1932) 
三008

市松人形は着せ替え人形で、東人形、京人形とも呼ばれていました。
振袖の模様は御所車に牡丹、桜、菊など、帯は鳳凰や桜です。
二代平田郷陽は人形を芸術として認めてもらうため努力を重ね、
人間国宝にも指定されています。
振り返っているしぐさが自然で可愛く、平田郷陽の工夫が表れています。

緋毛氈に並んだお雛様を眺めていると、また春がめぐって来たなとしみじみ思います。

特集展示は、三井家の薩摩焼です。

「薩摩焼 色絵藤文象耳花瓶」 近代
三井002

口の大きな白薩摩の花瓶で、彩色が鮮やかです。

他に沈壽官作の食器も展示されています。
13代でしょうか、菊をかたどり、金線の入った、品の良い白薩摩です。

展覧会のHPです。

次回の展覧会は、特別展 ユネスコ無形文化遺産登録記念「北大路魯山人の美 
和食の天才」展です。
会期は4月12日(火)から6月26日(日)までです。

北大路001

関連記事

【2016/02/23 20:05】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/2921-fa729463

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |