「素心 バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~」展 東京藝術大学大学美術館
上野
chariot

上野の東京藝術大学大学美術館陳列館では東京藝術大学大学アフガニスタン特別企画展、
「素心 バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~」が開かれています。
会期は6月19日(日)までで、入館は無料です。

バ5-28-2016_001


上野の東京国立博物館で6月19日(日)まで開かれている特別展、「黄金のアフガニスタン
-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」展に合わせての企画です。

内戦などの混乱の中で略奪され、国外に流出した文物の一部は日本にも流入しています。
そこで、「流出文化財保護日本委員会」を設立し、寄贈を受けた文化財102点を
アフガニスタンに返還するということです。
東京藝術大学大学美術館ではそのうちの87件、東京国立博物館では15件が出展されています。

展覧会名の「素心」とは、「人が生まれながら持っている濁りなき心」という意味とのことで、
これは大乗仏教の「仏性」の思想を表しています。

ガラス器 1世紀
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仏陀像頭部 3~4世紀
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壁画断片 7~8世紀
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バーミヤンの東大仏の天井部分に描かれていた壁画、「太陽神と飛天」は2001年に
タリバンによって東大仏とともに爆破されています。
その壁画を、写真資料を基に原寸大で和紙に印刷し、岩絵具による彩色も加えて
復元したものも展示されています。
実物と同じ形に再現された天井に貼られていて、往時の姿を知ることが出来ます。

バ5-28-2016_002


更に60%縮小サイズで、剥落個所で図像が想定できる部分は図像を補った、
想定復元図も制作されています。

バ5-28-2016_003

槍を持ち、光背を負った人物を中心に、風神、翼を持つ飛天、4頭の馬の牽く馬車などが描かれ、
アフガニスタン特産のラピスラズリの青が空間を埋めています。
人物像はギリシャの太陽神ヘリオス、イランのミスラなどの影響を受けているそうです。

縮小サイズの想定復元画は伊勢志摩サミットに集まった各国首脳に観てもらうことが決まり、
急遽サミット会場に送られています。

「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」展の記事です。

展覧会のHPです。

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【2016/05/29 19:25】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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