「駒競べ-馬の晴れ姿」展 宮内庁三の丸尚蔵館
大手町
chariot

宮内庁三の丸尚蔵館では、「駒競べ-馬の晴れ姿」展が開かれています。
会期は前期が7月31日(日)まで、後期が8月6日(土)から9月4日(日)までです。
休館日は月曜・金曜で、入館は無料です。

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「蒙古襲来絵詞」 前巻第17紙・第18紙 鎌倉時代(13世紀)
前期の展示です。
文永の役の鳥飼潟の戦いで竹崎季長の後方から駆け付ける、肥前の御家人、
白石六郎通泰の軍勢が描かれています。
騎馬武者9騎が旗を掲げた武者を先頭に一団となって駆け、4騎は騎射の
態勢を取っています。
詞書には百余騎とあり、激戦だったことを示しています。
鎌倉節武士は一騎打ちを基本にしていたので、当初は元軍の集団戦法に戸惑った
ということですが、絵詞を見ると、自分たちも集団戦法も取り入れていたようです。
 
「蒙古襲来絵詞」は2009年の東京国立博物館での「皇室の名宝-日本美の華」展や
2012年の同じ三の丸尚蔵館での「珍品ものがたり」展にも展示されていました。 

「皇室の名宝-日本美の華」展の記事です。

「珍品ものがたり」展の記事です。

「厩図屏風」(左隻) 室町時代
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前期の展示です。
6曲1双の屏風で、たくましく足掻きする馬が並んでいます。
馬をつないだ厩を描いた屏風は武家に好まれました。

「小栗判官絵巻」 巻第15 岩佐又兵衛 江戸時代
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前期の展示です。
人を秣(まぐさ)として喰う鬼鹿毛という荒馬を乗りこなした小栗判官が、
鬼鹿毛との約束通り、死後にその体を漆で固め、馬頭観音として
祀っている場面です。
岩佐又兵衛らしい、濃い色彩と、躍動的な人物たちにあふれた絵巻です。

「御料馬 白雪号置物」 三井高義 昭和8年(1933)
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白雪号は昭和天皇の御料馬で、白馬です。
陸軍の観兵式で白雪号に乗って閲兵する昭和天皇の姿が戦前の映像に残っています。
三井高義(1903-87)は馬など動物の彫刻を得意としています。


次回の展覧会は、「書の美、文字の巧」展(仮称)です。
会期は9月17日(土)から12月4日(日)までです。

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【2016/07/26 19:39】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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