「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」展 江戸東京博物館
両国
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江戸東京博物館では、「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」展が開かれています。
会期は11月6日(日)までです。

シーボルト0 シーボルト10-7-2016_001


江戸時代にオランダ商館医として長崎の出島に来航し、日本に西洋医学などを伝え、
日本の自然や文化を研究してヨーロッパにおける日本学の祖となった、
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796-1866)を紹介する展覧会です。
今年はシーボルト没後150年に当たります。

シーボルトは1823年に来日し、1828年に帰国した後、日本の開国後の1859年に
再来日して、1862年に帰国しています。
この2度の来日で膨大な資料を収集し、オランダに送っていて、今回はその一部が
展示されています。

「人物画帳(川越人足)」 河原慶賀筆 
 1823-1830(文政6-天保元)年 ミュンヘン五大陸博物館蔵

シーボルト1

オランダ商館の依頼で、職人や、僧、神主、遊女など109人の姿を描いていて、
当時の風俗が手に取るように分かります。
タッチパネルの画像で全部の絵を観ることが出来ます。

「鳴滝の家屋模型」 江戸時代後期 ミュンヘン五大陸博物館蔵
長崎郊外の鳴滝でシーボルトが診療を行ない、医学を教えた塾の模型です。
指物師に作らせたのでしょうか、木造2階建て、瓦葺の町家で、当時の民家の様子が
よく分かります。

鳴滝塾では伊東玄朴、伊藤圭介、大槻俊斎、高野長英、戸塚静海、二宮敬作などが
学んでいます。

「伊能特別小図写(西日本)」 1826-1828(文政9-11)年頃 
 フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン家蔵

伊能忠敬の制作した日本地図の写しです。
桜島はまだ大隅半島とつながっていません。
地図は国外持ち出し禁制のため、事実を知った幕府はシーボルトを国外追放処分とし、
地図を渡した幕府天文方の高橋景保は獄死しています。
開国後、追放処分が解けてシーボルトは再び来日し、幕府の顧問も務めています。

14代将軍徳川家茂より拝領の太刀や、鳴滝塾で学んだ伊藤玄朴の贈った
手箪笥の目録もあります。


現在、上野の国立科学博物館では、12月4日(日)まで企画展、「日本の自然を
世界に開いたシーボルト」が開かれています。

シーボルト関係の資料は2014年に東京国立博物館で開かれた、「医は仁術」展にも
展示されていました。

「医は仁術」展の記事です。

展覧会のHPです。


次回の特別展は、「戦国時代展」です。
会期は11月23日(水・祝)から2017年1月29日(日)までです。

戦国10-6-2016_004

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【2016/10/27 19:28】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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