「世界遺産 ラスコー展~クロマニヨン人が残した洞窟壁画~」 国立科学博物館
上野
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上野の国立科学博物館では特別展、「世界遺産 ラスコー展~クロマニヨン人が残した
洞窟壁画~」が開かれています。
会期は2月19日(日)までです。

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ラスコー壁画は、フランス南西部ドルドーニュ県のヴェゼール渓谷のラスコー洞窟で
1940年に発見された、2万年ほど前のクロマニヨン人が描いたとされる壁画です。
展覧会では、保存のため現在は閉鎖されている洞窟内部が再現され、描かれた壁画の
細部まで観ることが出来ます。

展示品は一部を除き、撮影可能です。

復元されたクロマニヨン人の母子

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クロマニヨン人は数万年前の後期旧石器時代にヨーロパに住んでいた人類で、
現在のヨーロッパ人の祖先と思われます。

母はフランスで発見された化石人骨、子はイタリアで発見された化石人骨から
復元されています。
裁縫の技術を持ち、貝殻などの装飾品を身に着け、ボディペインティングの
習慣もあったようです。
この時代はかなり寒く、海面も下がっていてイギリスは陸続きで、北ヨーロッパは
氷でおおわれていたということです。
そのため毛皮で寒さをしのいでいたようです。
ヨーロッパ人と同じく、日光の少ない気候に合わせて、髪も目も色素は少なく作られています。
顔付は現代人と変わりません。

男女ともフランスで発見された化石人骨を基にしています。

ラIMG_0115

まだ農耕の始まらない狩猟採集時代で、石や骨を槍先に使っています。

当時、棲息していた大型動物です。

ラIMG_0066


複雑に入り組んだラスコー洞窟を立体的に表した模型です。

ラIMG_0072

ラIMG_0070


壁画は洞窟のずっと奥の方に描かれていました。
普通、生活空間は洞窟の入口近くなので、奥に描いたということには
特別な意味があるようです。

実物大の壁画です。

ラIMG_0076


ウマ

ラIMG_0080


牝牛とバイソン

ラIMG_0088


背中合わせになった向う側のバイソンは重なる部分の色を薄くして、遠近感を出しています。

ラIMG_0093


クチバシのような口をした、有名な鳥人間とバイソンが描かれています。

ラIMG_0096


時々、室内が暗くなって、線描部分が青く光ります。

ラIMG_0078

壁画を解説したビデオを観ると、さまざまの絵具を使い、動物の輪郭の描き方にも
工夫を凝らすなど、かなりの技術を持っていたことが分かります。

第2会場には日本の旧石器時代についての展示もあります。

日本各地で産出される黒曜石です。

ラIMG_0122

旧石器時代の日本列島では黒曜石の石器が使われていました。
特に神津島や長野県和田峠、北海道白滝の黒曜石は有名です。
すでに3万8000年には神津島まで海を渡って採りに行っていたそうです。

展覧会のHPです。

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【2016/12/04 16:11】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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  • こんばんは。
  • 壁画を近くで観ると、その表現力に驚いてしまいます。
    再現したクロマニヨン人は現代人とほとんど同じに見えました。

    【2016/12/06 20:09】 url[chariot #/8nqih4Y] [ 編集]
  • お邪魔します
    見どころいっぱいのところですねえ。
    発見が楽しそう♪

    【2016/12/06 09:43】 url[ジャム #-] [ 編集]
    please comment















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