「寿ぎの品々を読み解く」展 宮内庁三の丸尚蔵館
大手町
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宮内庁三の丸尚蔵館では、「寿ぎの品々を読み解く」展が開かれています。

寿ぎ1


会期は3月12日(日)までで、2月5日(日)までの前期と2月11日(土)からの後期で、
一部展示替えがあります。

明治以降、皇室の慶事に際して献納された美術品が展示されています。

「天壌無窮 内宮・外宮・二見浦旭日図」 3幅対 中村左洲 大正14年(1925)
寿ぎ2

前期の展示です。
中は伊勢の二見浦の朝日、右は春の伊勢神宮内宮(ないくう)
、左は秋の外宮(げくう)です。
中村左洲(1873-1953)は生涯伊勢に住み、四条派に学んで、
鯛や伊勢神宮の風景をよく描いています。

「瓦片鳩」 山田宗美 明治38年(1905)
寿ぎ3

古瓦に止まっている鳩です。
山田宗美(1871-1916)は石川県加賀市出身で、1枚の鉄板から打ち出す
鍛金の技法により制作しています。

「寿老人置物」 三輪休雪(10代) 昭和3年(1928)
寿ぎ4

寿老人は長寿の神で、牡鹿を従えた姿で表されます。
10代三輪休雪(1895-1981)は山口県萩市出身で、萩焼の三輪窯の
当主を襲名しています。

「青年画帖」 明治27年(1894) (19図のうち)庄司竹真 「徳若五万歳」
寿ぎ0

前期の展示です。
明治天皇と昭憲皇太后の銀婚式を祝って日本青年絵画協会の献上した、
19人の画家の絵で構成された画帖です。
これは「徳若に御万歳」という祝いの言葉を絵にしたもので
、5匹の亀を縛っている紐を蟹が解いています。
考え出したのは柴田是真(1807-1891)で、解くは蟹(徳若に)、
万年生きる亀が5匹(御万歳)となります。
絵柄も目出度い趣向です。
庄司竹真(1854-1936)は江戸浅草の生まれで、柴田是真に弟子入りして、
絵画や漆絵を学んでいます。 

展覧会のHPです。


次回の展覧会は、「名所絵から風景画へ-情景との対話(仮称)」です。
会期は3月25日(土)から6月25日(日)までです。

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【2017/02/02 19:30】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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