『ルドゥーテの「バラ図譜」展』 横浜 そごう美術館
横浜
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横浜のそごう美術館では、『ルドゥーテの「バラ図譜」展』が開かれています。
会期は5月28日(日)まで、会期中は無休です。

ルドゥーテ0


ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840)はベルギー出身の画家、植物学者で、
バラなどの博物画を数多く描いています。

フランス革命の起きた1789年にルイ16世王妃マリー・アントワネットの
博物蒐集室付素描画家に任命されています。

後にナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌのマルメゾン城のバラ園のバラを描いています。
マルメゾン城はジョゼフィーヌが購入し、亡くなるまで過ごした邸宅で、収集した
さまざまな動植物を庭園に置き、特に250種を栽培したというバラ園は有名です。

展覧会ではルドゥーテの最高傑作とされる、169点の彩色銅版画による「バラ図譜」
(1817-1824)を中心に展示されています。
銅版画はスティップル・エングレーヴィング(点刻彫版法)という、銅板に微細な点を
刻んでいくという技法に拠っていて、虫メガネで拡大するとその作業の細密さに感心します。
ルドゥーテの正確な原画と彫師、摺師のすぐれた技を駆使した共同作業による作品集です。

作品は品種のグループごとに展示され、バラといってもこんなに多くの種類があるのかと
驚いてしまいます。

以下はすべてコノサーズ・コレクション(東京)です。

「扉絵」 銅版画
ルドゥーテ2

「ロサ・ムスコーサ・ムルティプレックス」 銅版画
ルドゥーテ1

ムスは苔のことで、茎に苔のような毛が生えています。

「ロサ・ガリカ・アウレリアネンシス」 銅版画
ルドゥーテ3

ガリカ種は古代種の一つで、フランス南部から西アジアが原産です。

「ロサ・ゲミナータ」 銅版画
ルドゥーテ4

「バラのブーケ」 水彩画
ルドゥーテ5

会場にはルドゥーテの描いた花をモチーフにして装飾されたチェンバロも置いてあり、
5月14日(日)と28日(日)には会場でチェンバロ演奏も行なわれます。

展覧会のHPです。

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【2017/05/11 21:48】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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