「名刀礼賛 もののふ達の美学」展 六本木 泉屋博古館分館
六本木1丁目
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六本木の泉屋博古館分館では特別展、「名刀礼賛 もののふ達の美学」展が開かれています。

名刀2-25-2017_003

兵庫県西宮市にある黒川古文化研究所は大坂で証券業を営んでいた、2代黒川幸七の収集した
美術工芸品を研究・展示する機関で、特に日本刀のコレクションは有名です。
展覧会は同研究所の所蔵する名刀約30口を中心に、刀装具も併せて展示するものです。


太刀 銘 国光 鎌倉時代・13世紀 重要文化財
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刀身を短くする磨上げ(すりあげ)が15㎝ほどされているということで、
目釘穴の位置からもそれが分かります。
それでも刃長は80.3㎝あり、かなり長い太刀です。
国光は京都、粟田口派の刀工です。

太刀 無銘(菊御作) 鎌倉時代・12~13世紀 重要文化財
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菊御作(きくごさく)は幕府打倒を目指していた後鳥羽上皇が承久の乱を起こす前に
自ら鍛えたとされる太刀で、茎(なかご)に菊の紋が彫られていることからこの名があります。
相槌を勤める刀工によって作風が異なり、この太刀は備前と思われるそうです。

太刀 銘 備前国長船住景光 鎌倉時代・14世紀 重要文化財
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長船(おさふね)派は備前国長船を拠点に活動した一派で、景光はその代表的な刀工です。
展覧会では備前の刀剣、23口が展示されています。

他に、来国俊の短刀(国宝)、伝貞宗の短刀(国宝)、郷義弘の脇指、井上新改の刀なども
展示されています。


浦上玉堂や渡辺崋山、椿椿山など、武士の描いた絵画作品の展示もあります。

徳川斉脩 「牡丹小禽図」 文化11年(1814) 泉屋博古館蔵
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7月2日までの展示です。
徳川斉脩(とくがわなりのぶ 1797~1829)は水戸徳川藩第7代藩主で、
学問芸術に秀でていましたが、病弱で若くに亡くなっています。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は特別展、「浅井忠の京都遺産」です。
会期は9月9日(土)から10月13日(金)までです。

浅井6-17-2017_005

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