「徳川将軍家へようこそ」展 江戸東京博物館
両国
chariot

江戸東京博物館では企画展、「徳川将軍家へようこそ」展が開かれています。
会期は9月24日(日)までです。
9月3日までの前期と9月5日からの後期で一部展示替えがあります。
通常展の料金で入館出来ます。

徳川img152


「東照大権現霊夢像」 狩野探幽 慶安元年(1648)12月16日 徳川記念財団蔵
徳川img153 (1)

後期の展示です。
徳川家康が巻き上げた御簾の奥で繧繝縁(うんげんべり)の畳に座し、
神として描かれています。

他に2代将軍秀忠、3代家光、8代吉宗、11代家斉、12代家慶、13代家定の肖像も
展示されています。
家慶は乗馬姿という、珍しい肖像です。

徳川綱吉御手持本 版本「四書」 明―清時代・17世紀 徳川記念財団蔵
儒学の基本書で、学問を好み、文治政策を進めた5代将軍綱吉の蔵書です。
分厚い新書本といった感じで、袋も一緒にあり、いつも手許に置いていたようです。

「訴状箱鍵」 江戸時代・18世紀 徳川記念財団蔵
8代将軍吉宗の始めた、後に目安箱と呼ばれる訴状受付箱の鍵です。
箱の鍵は将軍自らが開け、中の文書を読む習わしでした。

「訴状留」 江戸時代・19世紀 徳川記念財団蔵
訴状の内容をまとめた帳面です。

「徳川家茂像」 川村清雄 明治17年(1884) 徳川記念財団蔵
川014

若くに亡くなった14代将軍家茂(1846-66)の束帯姿です。
背景は金地で日本画のようですが、床板の描き方は洋画風で奥行きを
感じさせ、袍(ほう)も立体的に描かれ、模様まで描き込まれています。
参考になる写真も無く、制作に1年かかったそうですが、色彩も重厚で
将軍像にふさわしい気品のある作品です。
川村清雄(1852-1934)は幕臣の子で、少年時代は徳川慶喜の後の徳川宗家の当主、
家達(いえさと:1863-1940)の遊び相手役の近習として仕え、幕府崩壊後の
明治4年(1871)に徳川家派遣留学生として、法律や政治を学ぶためアメリカに
留学しますが、幼い頃から好きだった絵の才能を認められ、パリやヴェネツィアで
洋画を学んでいます。

「徳川慶喜像」 川村清雄 明治時代・19世紀 徳川記念財団蔵
徳川img153 (2)

最後の将軍となった15代慶喜(1837-1913)の像です。
写真を基に描かれています。

慶喜の後、徳川宗家を継いだ、徳川家達について、徳川家名存続沙汰書、
静岡潘知事任命書、幼少期の裃などの資料も展示されています。

小規模ですが、珍しい資料の揃った企画です。

展覧会のHPです。


平常展会場に実物大で復元されている江戸時代の日本橋の北詰側です。
越後屋(現在の三越)はこの奥になります。
えIMG_0373 - コピー

江戸時代初期の日本橋北詰の模型です。
魚市場のあった所です。
えIMG_0377

江戸時代後期の両国橋西詰の模型です。
両国の花火などで賑わった、江戸の盛り場です。
現在の国技館や江戸東京博物館は東詰になります。
えIMG_0385

幕末の江戸城本丸・二の丸御殿の模型です。
天守閣は明暦3年(1657)の明暦の大火で焼失した後は再建されていません。
えIMG_0382

江戸城大手門の前にあった、福井藩主松平忠昌(1597-1645)の上屋敷の模型です。
明暦の大火で焼失しており、以後はこのような桃山風の豪華な大名屋敷は
建てられていません。
えIMG_0379


江戸東京博物館は今年10月1日から2018年3月31日まで、ホール等改修工事のため
全館休館を予定しています。

常設展示室(5階・6階)及び図書室(7階)は、2018年4月から開室する予定です。
特別展示室(1階)及び貸出施設(1階:ホール、楽屋、会議室、学習室)の再開は
2019年4月以降の予定です。

関連記事

【2017/09/14 19:17】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
comment
 
コメントを書く
コメントは承認後に公開されます。ご了承ください。
please comment















管理者にだけ表示を許可する

trackback
trackback url ↓
http://nekoarena.blog31.fc2.com/tb.php/3354-d92a62bb

プロフィール

chariot

Author:chariot
東京のビルの多い街で暮らしています。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

ブログ内検索

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード


| ホーム |