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『木島櫻谷 Part II 木島櫻谷の「四季連作屏風」+近代花鳥図屏風尽し』展 泉屋博古館分館
六本木1丁目
chariot

六本木の泉屋博古館分館では生誕140年記念特別展、『木島櫻谷 Part II
木島櫻谷の「四季連作屏風」+近代花鳥図屏風尽し』が開かれています。
会期は5月6日(日)までです。、

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4月8日まで開かれていた「木島櫻谷展」のPart IIで、住友吉左衞門友純(春翠)の
依頼で制作した、大阪茶臼山本邸の大広間に飾る「四季連作屏風」がすべて
展示されています。
動物画を得意とする木島櫻谷ですが、装飾的な作品も多く手掛けています。

また、同時代の花鳥画の画家による屏風絵も展示されています。

「柳桜図」 六曲一双 大正6年(1917)
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京002

京003

輝く金地の左隻には覆い被さるような桜、右隻には湧き上がるような柳を配しています。
花弁も厚塗りです。
琳派風の装飾的な画面に、近代的な写実も加わり、とても明るい空間となっています。

「燕子花図」 六曲一双 大正6年(1917)
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尾形光琳の「燕子花図屏風」に倣っていますが、花は山型に連なり、花弁は写実的に
描かれています。

尾形光琳の国宝、「燕子花図屏風」は青山の根津美術館で4月14日から5月13日まで
展示されています。

「菊花図」 六曲一双 大正6年(1917)
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菊の花は正面から描かれ、葉は濃淡の2色に分けられています。
花弁は厚塗りで、筆の跡が長く引かれ、本物の花弁を貼り付けたように見えます。
白菊に混じった赤菊がアクセントになっています。

これらの屏風の注文された大正時代は琳派の流行期ということで、作品にも琳派の
装飾性が表れていますが、画面はすっきりとして、清雅とも言える雰囲気です。
動物画の木島櫻谷とは別の魅力を楽しむことが出来ました。

他に高島北海、富田范渓、望月玉渓、山口玲熙の屏風絵も展示されています。

同じ泉屋博古館分館で4月8日まで開かれていた、「木島櫻谷 Part I
近代動物画の冒険」の記事
です。

2014年に泉屋博古館分館で開かれた、「木島櫻谷展」の記事です。

展覧会のHPです。

分館横の緑も濃くなりました。

せIMG_0226


次回の展覧会は「うるしの彩り」展です。
会期は6月2日(土)から7月16日(月)までです。

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【2018/04/21 18:55】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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