「沖縄の旧石器時代が熱い!」展 国立科学博物館
上野
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上野の国立科学博物館の日本館では企画展、「沖縄の旧石器時代が熱い!」が開かれています。
日本館1階企画展示室での展示で、会期は6月17日(日)までです。

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沖縄の旧石器時代についての展示で、日本の旧石器時代の人骨のほとんどは
沖縄で発見されています。
展覧会では、沖縄の旧石器時代の最新の研究について紹介しています。

展示室の入口は発掘調査している洞窟を模しています。
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琉球列島は約258万年前から約1万年前までの更新世の間に大陸と海で
隔てられたことで、多くの固有種の動物が見られます。
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沖縄北部に生息するヤンバルクイナ
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西表島のイリオモテヤマネコ
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リクガメやシカもいましたが、絶滅しています。
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約37,000年前に旧石器人が島にやってきたようです。

那覇市の山下第一洞穴遺跡で発見された36,500年前の層から発見された、
日本最古の人骨と、同じ層にあった砂岩の石器です。
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港川人の人骨による復元模型
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沖縄本島南部の八重瀬町の港川遺跡で、約20,000年前の約7体分の人骨が
発見されています。
小柄で、下半身に比べ上半身が細いようです。
最近の研究では、縄文人よりオーストラリア先住民に近い特徴があるそうです。

約23,000年前の貝製釣り針
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沖縄本島南城市のサキタリ洞で発見された、世界最古と思われる釣り針で、
ギンタカハマを削って作っています。
沖縄の旧石器人は貝を利用した道具や装飾品を作っていたようで、当時の生活の
一端を知ることが出来ます。

サキタリ洞で発見された貝器や貝製ビーズ
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サキタリ洞の旧石器人は貝の道具ばかりを作っていて、世界各地の旧石器文化とは
異なる特徴です。

白保竿根田原洞穴遺跡で発見された人骨
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石垣島の約27000年前の遺跡で、約1000点の人骨が発見されています。
風葬により葬られていたようで、日本で最古の墓所だったと思われます
水の刺激で出来る外耳道骨腫も見られ、海に潜って漁をしていたようです。
魏志倭人伝にも倭の水人は沈没して魚貝を獲る、と書かれています。

復元された白保人の顔
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眉根が高く、彫りの深い顔立ちです。

本土ではほとんど発見されていない旧石器時代の人骨が沖縄で多く発見されているのは、
本土が酸性の火山灰に覆われ、骨が腐食しやすいのに対し、沖縄にはアルカリ性の
石灰岩の地質が多いことによるものです。

旧石器人がどうやって沖縄に辿り着いたのか(航海術を知っていたのか)、現代人との
関係はどうなのかなど、まだまだ謎は多いようです。

日本館の常設展では沖縄に関連した展示もいろいろあります。

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日本館のホールからドームを見上げたところです。

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展覧会のHPです。


上野公園の噴水前公園では、さつきフェスティバルが開かれ、満開のさつきが
展示されていました。

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【2018/06/09 18:56】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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