日本橋
日本橋髙島屋美術画廊Xでは「山田純嗣展 絵画をめぐって―2・3・2―」が
開かれています。
会期は6月25日(月)までです。

山田純嗣さん(1974-)は長野県飯田市出身で、名画を立体化し、それを撮影した
写真の上にエッチングやペインティングを重ねる、「インタリオ・オン・フォト」と
名付けた技法によって制作しています。
葛飾北斎の「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」を高さ70㎝の立体にした物です。

粘土などで出来ていて、瀧の部分には箔を貼ってあります。
2次元の浮世絵が3次元化されて、面白い造形です。
インタリオ・オン・フォトによる平面作品です。

また2次元に戻っていて、モノクロ写真のネガに彩色したような、ちょっと不思議な景色です。
酒井抱一の「夏秋草図屏風」の夏の部分を立体化しています。

揺れる夏草が手前に浮き出ています。
インタリオ・オン・フォトによる平面作品です。

夏草が浮彫のような感じになります。
仙厓の「〇△□」のインタリオ・オン・フォトもあります。

後から描いた線が上になっています。
地の部分には仙厓の絵などがぎっしり詰まっています。
平面から立体、立体から平面と移す過程で加工が入って、原作とは違った世界が
見えてくる、なかなか面白い造形です。
日本橋髙島屋では中原淳一の原画を人形にした、スーパードルフィーが
展示されていました。






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日本橋髙島屋美術画廊Xでは「山田純嗣展 絵画をめぐって―2・3・2―」が
開かれています。
会期は6月25日(月)までです。

山田純嗣さん(1974-)は長野県飯田市出身で、名画を立体化し、それを撮影した
写真の上にエッチングやペインティングを重ねる、「インタリオ・オン・フォト」と
名付けた技法によって制作しています。
葛飾北斎の「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」を高さ70㎝の立体にした物です。

粘土などで出来ていて、瀧の部分には箔を貼ってあります。
2次元の浮世絵が3次元化されて、面白い造形です。
インタリオ・オン・フォトによる平面作品です。

また2次元に戻っていて、モノクロ写真のネガに彩色したような、ちょっと不思議な景色です。
酒井抱一の「夏秋草図屏風」の夏の部分を立体化しています。

揺れる夏草が手前に浮き出ています。
インタリオ・オン・フォトによる平面作品です。

夏草が浮彫のような感じになります。
仙厓の「〇△□」のインタリオ・オン・フォトもあります。

後から描いた線が上になっています。
地の部分には仙厓の絵などがぎっしり詰まっています。
平面から立体、立体から平面と移す過程で加工が入って、原作とは違った世界が
見えてくる、なかなか面白い造形です。
日本橋髙島屋では中原淳一の原画を人形にした、スーパードルフィーが
展示されていました。






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