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「慶びの花々」展 大手町 宮内庁三の丸尚蔵館
大手町
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大手町の宮内庁三の丸尚蔵館では「慶びの花々」展が開かれています。
会期は6月30日(日)まで、休館日は毎週月曜日・金曜日、入館は無料です。
5月26日までの前期と6月1日からの後期でかなりの展示替えがありますので、
展覧会のHPでご確認下さい。

花々img846 (2)


皇室の慶事に献上されたり、宮殿の装飾のため制作された、花を意匠とした
作品の展示です。

「七宝藍地花鳥図花瓶」 七宝会社 明治22年(1889)
花々img846 (5)

高さ79㎝あり、色の境目に金属の線を使わない無線七宝の技法に拠っています。
描かれているのは、芙蓉、牡丹、百合、藤、水仙、桜、山吹、野茨、石楠花、蒲公英
、躑躅、梔子、都忘れということで、植物図鑑のような賑やかさです。

「国之華」 池上秀畝 大正13年(1924) 紙本金地着色
右隻
花々img846 (3)

左隻
花々img846 (4)

前期の展示です。
六曲一双の屏風で、右隻に渓流と山桜、左隻に菊と垣根を描いています。
渓流は山地、垣根は人里を表し、垣根は網代垣、柴垣、四つ目垣と変化を付けています。
輝く金箔地に濃密に描かれた、装飾性にあふれた力作です。
池上秀畝(1874-1944)は長野県伊那市出身で、荒木寛畝に師事しています。
皇太子(昭和天皇)のご成婚を祝って、藤田財閥2代目の藤田平太郎が献上しています。

「罌粟」 土田麦僊 昭和4年(1929) 絹本着色
花々img846 (1) 花々img846 (6)

前期の展示です。
縦161㎝の大きな対幅で、帝展に出展され、宮内省買上げとなっています。
綿密な写生により、すっと上に伸びたケシの花の静かな妖しさを描き出しています。

展覧会のHPです。


次回の展覧会は「正倉院宝物―保存と復元の歴史」(仮称)です。
会期は7月13日(土)から9月1日(日)までです。

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【2019/05/21 21:02】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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