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「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」展 国立新美術館
乃木坂
chariot

六本木の国立新美術館では「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」展が
開かれています。
会期は9月2日(月)まで、毎週火曜日は休館日です。

ボルタンスキーbimg896 (3)

ボルタンスキーbimg896 (2)


会場の一部は撮影可能です。

クリスチャン・ボルタンスキー(1944~)はフランスの現代アーティストです。
過去の作品を集めて再構成した展示です。

「モニュメント」 1986年
子どもたちの写真が電球に照らされ、教会の祭壇のようです。

「保存室(カナダ)」 1988年
パンフレットに載っている作品で、最初にカナダで制作されています
古着がびっしりと壁一面に吊り下げられています。

「発言する」 2005年
ボIMG_0331

黒いコートに近づくと話声が聞こえます。

「黄昏」 2015年
ボルタンスキーbimg896 (1)

パンフレットの画像です。
サンパウロで発表された作品で、この展覧会の会期中、電球は毎日3個ずつ
消えていき、最終日にはすべての電球が消えるそうです。

「ぼた山」 2015年
ボIMG_0321

ベルギーの炭鉱で展示されるために製作された作品で、天井まで届く円錐形の
全面を黒い衣服が覆っています。

「アニミタス(白)」 2017年
ボIMG_0325

たくさんの棒の先に風鈴が下げられ、風に揺れて音を立てているビデオで、
墓標や卒塔婆のようです。

「ミステリオス」 2017年
ボIMG_0338

ボIMG_0336

ボIMG_0337

南米のパタゴニアで撮影されたビデオが3つの画面で放映されています。


作品は常に記憶や人の存在・不存在をテーマとしているそうですが、どれも死、
そしてホロコーストのイメージが重なって見えます。
ボルタンスキーさんの父はユダヤ人で、パリがナチスドイツに占領されている間、
家の床下に隠れて住んでいたそうです。
パリ解放の年に生まれたボルタンスキーさんは、伝え聞くホロコーストの悲劇には
強烈な印象を受けたことでしょう。
それぞれの人生を歩むはずだった多くの人たちの命と記憶が一斉に根こそぎ
失われてしまったということを受け止めて、この形の表現になったのでしょうか。

展覧会のHPです。

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【2019/06/25 16:52】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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