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「今森光彦展 写真と切り絵の里山物語」夜間特別内覧会 松屋銀座
銀座
chariot

松屋銀座では「今森光彦展 写真と切り絵の里山物語」が開かれています。
会期は9月4日(水)までです。

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8月27日に夜間特別内覧会が開かれたので、行ってきました。

今森光彦さん(1954~)は滋賀県大津市出身の写真家で、現在も琵琶湖近くに住んで
里山の自然をテーマにした作品を発表しています。
また、世界中に取材して、動物や昆虫などさまざまな生き物に接しています。
今森さんは切り絵作家としても知られていて、展覧会では里山の写真と切り絵作品の
二つが展示されています。

今森さん自身のトークを伺いました。
写真は特別の許可を得て、撮影しています。

アトリエの写真を前にした今森さん
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今森さんのトーク
「写真展と切り絵展を一緒にやるのは今回が初めて。
写真は屋外、切り絵は屋内の作品であり、別人がやっているようなので、
どうつなげるか戸惑った。

里山というと山を思うかもしれないが、山には限らない。
外の仕事をする「野良」という意味であり、人と自然が共存している環境。
自然と共存し、自然に溶け込むのは日本人の習性であり、すべての芸術は
それを基に生まれている。
現在はその環境が日々、壊れている。

海外への取材ではアマゾンから砂漠まで48か国に行った。
おかげで、ものの見方、考えも変わり、日本というものをエキゾチックな感覚で
捉えるようになった。
棚田もインドネシアで見たのが初めて。
いわゆる日本回帰の流行とは違う感覚。

壊れている里山を復元できないかと考え、まず庭を蝶の住める環境になるよう整えた。
70種類を超える蝶が棲むようになったが、蝶の幼虫は種類によって食べる植物が違うので、
1000坪の庭にそれだけの植物を植えたのはかなりの成果。
感性の栄養を獲得する場所としての里山をつくりたい。

切り絵の紙は色違いのラシャ紙を使っており、色は塗っていない。
切るのは一丁のハサミを使い、ハサミを持つと勝手に動き出す感じで、自由に切れる。」

今森さんは話し始めると興が乗ってなかなか止まらず、とても興味深いトークでした。

里山の景色の写真
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菜の花が咲き、遠くに比良山地が見えます。


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ルドベキアが咲き誇っています。


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棚田も稔っています。

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エノキの黄葉です。


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薪を割って暖を取ります。

昆虫採集の道具など
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日常使いの品
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切り絵のコーナー
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右:アカタテハとオールドローズ
左:クジャクヤママユとヨウナシ
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右:キョウチクトウスズメとドリアン
左:イスカとカラマツ
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色も多彩で、厚みのある切り絵です。

グッズもいろいろ販売されています。
いIMG_0423

いIMG_0426


2012年にノエビア銀座本社ギャラリーで開かれた、『今森光彦の世界 II 
切り絵展「蝶」』の記事
です。

展覧会のHPです。


夜の銀座和光のショーウインドーは明るく輝いていました。
いIMG_0511

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【2019/08/28 19:34】 美術館・博物館 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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